卵かけご飯の日
カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2017年10月30日 05:19
今日は「卵かけご飯の日」だそうだ。
島根県雲南市が制定した記念日で、2005年10月30日、たまごかけごはん専用醤油「おたまはん」のふるさとである同市でシンポジウムを開催したことに因むという。
雲南市というと、車掌長は中国の雲南省を連想してしまう。
やはり時刻表好きな者としては、三段式スイッチバックのあるJR木次線(きすきせん)沿線の旧町名、木次町や大東町と言われた方が、ピンとくる。
それはさておき、車掌長も卵かけご飯は好物。
とくに、学生時代は学生食堂で大変お世話になった。
大学が夜間だったため、昼間は17時まで働き、夜間1限目は18時15分からの講義であった。
仕事を終え車で10分の下宿に戻って着替え、更に車で20分ほどかけ大学へ。
すると、大学に着くのは18時近くになった。
そこで、今でいう「ファーストフード」のごとく、白飯(大)・味噌汁・生卵の3品を素早くトレ―に載せ、レジで180円を払った。
当時はまだ消費税がなかったので、200円以内、5分以内で食べられるこのメニューは、車掌長の夕飯の定番であった。
現在も、卵かけご飯は急に食べたくなる時があり、休日の家での昼食時は専務車掌や車掌見習が別のものを食べているのに、わざわざ「卵かけご飯」を独り食べることがある。
上述の卵かけご飯専用醤油のような、そんな洒落たものは我が家にないが、ちょっと醤油を多めに垂らしてアツアツご飯と食べるのが至福だったりする。
そんな記念日があったのか…と懐かしくなり、珍しく乗務してみた。
今日は台風一過で好天のようだ。
仕事先のどこかで卵かけご飯を食べてみようかと思う。
いつか本選を夢見て
カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2017年10月25日 20:16
先日、某クイズ番組の予選に参加した。
子どもの頃から好きなクイズ番組の1つだが、現存する視聴者が出場可能な番組としては、唯一となってしまった貴重な人気長寿番組、「パネルクイズアタック25」だ。
ふと或る日曜の番組放送終了間際、テロップで流れた"出場者募集"にインスピレーションを感じ、ネット経由で応募。
すると、10日後くらいに葉書で予選の案内が届いた。
あれ?わりと応募者が少ないのかな…と思いきや、某サイトで調べたら、予選参加の倍率はおよそ150倍とのこと。
ちょうど、仕事も休みの土曜日だったので、勇んで参加した。
会場には約80名ほどいた。
さきほどの予選参加倍率を当てはめると、約12,000人が応募し抽選を射止めた人達となる。
最初に担当者からのガイダンスを受けながら、エントリーシートを30分かけて作成。
その後、筆記試験(記述式)が行われた。
出題は30問、制限時間は8分。
1問あたり15秒前後で解答してゆかなければならない。
出題はかなり広範かつ難題であった。
具体的な問題は、まだ予選が行われているので公言できないが、車掌長には苦手な芸能関係や話題も多かった。
手応えのないまま、予選落ち…
予選を通過できたのは10名ほどで、その御方たちは面接へと駒を進めた。
そういえば、予選担当者も筆記試験冒頭に気休めを言ってくれていたのを思い出した。
「皆さん予選に何度も参加して、本選への切符を手にしています。お手元の予選参加記念のボールペンは4色あり、本選のパネルの色に合わせてあります。4色揃えると本選に出れるかもしれません」と…
何はともあれ、50歳目前に憧れのクイズ番組予選に参加でき、とっても良い経験となった。
今度は還暦を迎えるまでに、リベンジして本選出場を果たす夢を見てみよう。
年明けのアニバーサリー・イヤーに向け、色々思い付いたことをチャレンジしているが、ギネスブックへの申請審査は、英国事務局から却下の連絡があった。
現在、あまりにも様々なジャンルからの申請が多く、新たなジャンルでの世界記録申請は受け付けていないとのこと。
つまり、「時刻表収集」というジャンルはなかったようだ。
たった一度きりの人生、何でも「アタックチャンス!」で、ゆこうと思う。
10月2日の想い出
カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2017年10月 2日 05:26
小学5年生の10月2日は想い出深い日だった。
当時、「ごお・さん・とお」と呼ばれた国鉄のダイヤ改正が実施された日。
それは昭和53年10月に因んだ、関係者や鉄道ファンらによる通称だった。
車掌長はその9月末、書店に並んだ日本交通公社10月号の時刻表がわからなかった。
それは、毎月楽しみにしていた表紙の意匠が、180℃変わったからだ。
「哲×鉄」の時刻表アーカイブをご覧いただければ一目瞭然だが、9月号までは国鉄の優等列車が日本の四季を感じる風景と織り交ぜて表紙を飾っていた。
しかしながら、10月号は真っ黒の表紙の中心に、女の子がアメを舐める姿を列車から撮影した構図になっており、主役が列車から人へと代わっていたのだ。
ジャンルは違うが、航空旅行パッケージツアー商品の「ジャルパック」が、「アイル」へと変わった際も、同様の驚きを抱いたものだった。
この10月ダイヤ改正以降、同一名称の特急・急行の列車が日に複数本運転される際に使われる○号という数字が、下りは奇数、上りは偶数となった。
そして、車掌長が好きな「あずさ2号」も、8時ちょうどの新宿発ではなくなった。
また、特急のヘッドマークも新設され、それぞれの列車愛称名にちなんだイラストが、その特急の顔として子ども達の人気を集めたものだった。
一方、急行列車が減り特急列車が増えたことは、当時の単に鉄道好き少年だった車掌長には嬉しいニュースだったが、その陰で国鉄衰退の歯止め策として取られた幾つもの合理化の影響など、幼い自身には未だ知る由もなかった。
昭和53年10月号の時刻表表紙の想い出から、平成3年に「ジャルパック」から「アイル」へと変わったパンフレットデザインの激変も思い出した。
どちらも共通するのは「黒の変化」だった。
降って沸いた衆院選も、緑色が急遽現れた。
しかしながら、その旗印も色合いも、なにやら斑模様になりつつある印象は否めない。
いっそ、裁判官が着衣する法服のように「何色にも染まらない」、黒色を旗印にした政党が出てくるかもしれない。
それは、時代の変わり目を暗示するような…
10月2日の時刻表の想い出から、そんな連想がふと浮かんだ。