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最新更新コラム2016年5月 4日更新

時刻表神社創建への鉄路-通巻第654号:3KP(キロポスト)

中学1年夏の旅(夜行列車6連泊)

時刻表神社創建への鉄路-通巻第654号:3KP(キロポスト)イメージ01昭和55年(1980)8月5日から夜行列車6連泊の旅に出た。
目的地は母の実家がある兵庫県宝塚市。
当時、新幹線ひかり号を使えば、乗り換えを含め4時間余りで行けた土地。

私は観光や列車など幾つもの好奇心に駆られ、その距離を6泊7日をかけて旅をした。そのルートは下記のとおり。

8/5:新宿23:45発(急行アルプス17号)
8/6:辰野4:19着→(飯田線)→豊橋→名古屋(名古屋城)
名古屋23:50発(急行のりくら9号)
8/7:富山4:36着→岩瀬浜→富山→金沢(市内観光バス)
金沢23:40発(急行立山6号)
8/8:京都4:36着→木津→伊賀上野(忍者屋敷・上野城)→亀山17:46発(普通921)→(紀勢本線経由、新宮から寝台車乗車)
8/9:天王寺5:00着→新大阪→(新幹線)→広島(原爆ドーム・平和資料館、プロ野球観戦)
広島23:55発(急行ちどり6号)
8/10:宍道5:00着→大社(出雲大社)→松江(松江城)→松江21:56発(急行だいせん6号)
8/11:宝塚6:04着

後半3泊は疲労軽減の為、寝台車とグリーン車を利用。

当時の夜行列車は、「座る」ことが死活問題であった。
夏休み等の繁忙期に自由席利用であれば尚更(なおさら)。
入線時刻の2~3時間前からホームで並ばなければ、その晩の座席にはありつけなかった。
旅の前半は体力も元気も有り余っており、それは全く苦にならないが、後半ともなると連日の夜行泊とホームでの待ち時間は苦痛を伴うもの…

そこで、今回は4~6泊目の列車は、寝台車とグリーン車を大奮発した。

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