ちまめ様寄贈
通巻第507号
表紙:御殿場線に初の電車急行(足柄~御殿場間にて)
頁数:494
価格:180円
参考:国鉄初乗区間2等20円、1等40円。
東京~新大阪:3330円(新幹線超特急ひかり2等)、3030円(新幹線特急こだま2等)
東京~伊丹(航空機):6800円
当時の出来事(昭和43年5月):厚生省が富山県神通川のイタイイタイ病の原因を公害病に認定
①春の季節列車増発
②急行"ごてんば号"運転
御殿場線の国府津~御殿場間の電化が完成し、4月27日から東京~御殿場間に直通急行ごてんば号が、下り4本、上り3本運転。
③十和田線が全線開通
長い間雪に閉ざされていた国鉄バス十和田線の全線が開通。雪の壁づたいに八甲田の山麓を走り、新緑の奥入瀬渓谷、湖畔への旅が便利になる。
④国鉄バス私鉄線ダイヤ改正
前号では国鉄線に春のダイヤ改正が行われたが、これに伴って今月号ではバス・私鉄線が全国にわたって大幅に変わった。
富士、箱根、丹沢の連山にかこまれた高原を走る御殿場線は、このほど、御殿場まで電化が完成し、4月27日から東京直通の急行電車「ごてんば号」が運転を開始。富士山や山中湖がぐっと近くなることを紹介し、「ごてんば号」が登山、キャンプ、ハイキングに絶好の電車であることを宣伝。
吾妻渓谷を車窓から楽しめる長野原線(現:吾妻線)は、春の行楽シーズンを迎えて、上野からの直通季節急行電車を増発。
沿線の四万、川原湯、長野原からの草津、新鹿沢、鹿沢などの温泉や、殺生河原から白根山を通って志賀高原への高原ルートと、また鬼押し出し、浅間高原を通っての火山ルートなど、新緑の野山へ誘うコピーと国鉄バスの写真を掲載。
”国鉄の指定席券がお茶の間でわかります"
朝7時40分、10チャンネルに合わせると、国鉄「みどりの窓口」があなたの御旅行の指定券をご案内。
放送される指定券は、新幹線超特急をはじめ、東海道・山陽方面、東北・上信越方面、中央線の特急の1及び2等席、寝台指定券。
広告ではテレビで放送される一例とマークの意味を、テレビ画面のイラストで説明。
なお、この広告が出始めたのは1968年3月号から。
駅のスタンプめぐり:東室蘭駅