通巻第511号
表紙：高山本線、白川口～下油井間の鉄橋上を走る急行「しろがね1号」
頁数：494
価格：180円
参考：国鉄初乗区間2等20円、1等40円。
　　 　東京～新大阪：3330円（新幹線超特急ひかり2等）、3030円（新幹線特急こだま2等）
　　　 東京～伊丹（B727、定員129名）：6800円（ジェット運賃）
当時の出来事（昭和43年9月）：玩具メーカーのタカラ、「人生ゲーム」発売（1,700円）

読みどころ

国鉄関連

①特急「はつかり」「やまばと」が電車になります
東北線ディーゼル特急「はつかり」が、下りは9月9日から、上りは9月10日から、それぞれ電車運転となります。
また、9月18日から特急「やまばと」は、山形・会津若松行の併結・分割をとりやめて、それぞれ上野～山形、上野～会津若松間の単独の列車となり、同時に上野～会津若松間は電車になります。

②東北本線のキロ数が変わります
別線線増やルート変更等のため、9月1日から東北本線の営業キロ数が改正されます。
（例：東京～青森　740.4㎞→739.2㎞）

③函館本線に電車が走ります
小樽～滝川間電化完成のため、8月28日から一部電車運転が行われます。

④10月1日から国鉄ダイヤが全面大改正になります
国鉄では特急・急行列車の大増発やスピードアップを行って、旅を快適にするため、10月1日からダイヤの全面大改正が行われます。
旅行プランの便宜のため、10月大改正号は早めに発行する予定ですが、9月中はお使いになれません。また、ダイヤ改正が行われる10月1日以降は、この9月号は使用できなくなりますので、お間違いのないようご利用ください。

巻頭特集

高山線に特急「ひだ」新設

名古屋15：10発→金沢20：18着、金沢6：45発→名古屋11：57着
急行「のりくら」は6往復、北陸線増発とともに一周旅行が便利

中央西線に特急「しなの」新設

名古屋8：40発→長野12：51着、長野15：10発→名古屋19：24着
急行「きそ」は7往復、信越線、新幹線を利用して一周旅行もできます。

日本海縦貫線に特急「日本海」新設

札幌まで車中2泊かかっていたのが、1泊に短縮されます。
大阪19：30発→青森11：50着、青森16：30発→大阪9：26着

日豊線に特急「にちりん」新設

特急「有明」とで九州一周旅行も便利に
博多7：35発→西鹿児島16：20着、西鹿児島11：45発→博多20：30着

哲×鉄が選んだ「広告シリーズ⑧」

羽田へは行きも帰りもモノレール
国電浜松町駅からタッタ15分…
航空旅客特別割引120円（航空券ご提示の方に限り）
※参考：普通運賃は150円。なお、当時の途中駅は大井競馬場前と羽田整備場の2駅であった。

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駅のスタンプ：東北本線・大河原駅