JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1969年6月号

JTB時刻表1969.6

ちまめ様寄贈

通巻第520号
表紙:浜名湖畔を走る国鉄東名ハイウェイバス
頁数:504
価格:180円
参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:4130円(新幹線超特急ひかり普通車)、3730円(新幹線特急こだま普通車)
    東京~伊丹(B727、定員129名):6800円(ジェット運賃)
当時の出来事(昭和44年6月):国鉄、夜行高速バスドリーム号の運行を開始

読みどころ

国鉄関連

①いよいよ開通!国鉄東名ハイウェイバス
待望の「東名ハイウェイバス」は、いよいよ6月10日から登場します。
特急は<バスの新幹線>にふさわしく、東京~名古屋間を5時間20分で、東京~大阪間を9時間で快走しますが、そのほか急行・快速もたくさん走ります。
くわしい時刻表は、このみどりの4~5頁に掲げてあります。

②指定券の発売時間が変わりました
指定席特急券・自動車急行券・寝台券及び指定席券などのうち、一部の指定券は、いままで21日前(3週間前の同曜日)の11時から発売しておりましたが、6月1日から14から発売に変更されました。

③指定席料金
急行列車・連絡船の指定席料金は300円ですが、6月中は100円となります。

④時刻表の記号も新しく
従来、1・2等の2本建ての旅客運賃・料金が、2等を基準とした1本建てのものに改められたり、グリーン車の新設など、運賃制度の改訂に伴って本文に使っている記号を大幅に替えました。従来の記号と改正記号とを比較した表が、みどりの8頁に掲げてありますからご覧ください。
 

巻頭特集

軽井沢へのおでかけは特急「そよかぜ号」で

みどりさわやかな軽井沢高原で、今年こそ、サイクリング、キャンプ、ゴルフと夏のレジャーをお楽しみください。おでかけには、特急「そよかぜ号」がピッタリです。
写真:①軽井沢高原のサイクリング

能登をたずねて

日本海に長靴を突き出したような能登半島は、美しい海岸線と香り高い歴史を秘めた海の公園ともいえる。西は羽咋から始まって、輪島を経て狼煙に至る外浦の豪壮な海岸美。これと対照的に、東は氷見市二上山を起点に七尾湾、九十九湾の波静かな風光、能登のこれらの海岸美をさらに鮮明に彩るものが七尾城跡、時国家などの史跡だ。また七尾湾にのぞむ和倉温泉も能登探勝の絶好の憩い地となっている。美しい自然と、素朴な人情が、大きな魅力の能登である。

写真:①怒涛乱舞する能登金剛、②時国家、③狼煙海岸、④仁江の千畳敷

海の房総西線電化

房総西線の電化は、昨年の木更津までに引き続き、この7月には更に千倉まで完成します。
この沿線には、鹿野山、鋸山、安房白浜、などの観光地や、富津、佐貫、保田、岩井、富浦、館山、白浜など水のきれいな海水浴場に恵まれています。
都心からは直通電車急行も運転され、館山まで僅か2時間余り、おでかけがぐんと便利になります。
写真:①磯釣りがたのしめる岩井海岸、②電化が進む保田付近

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駅のスタンプめぐり:根室本線・根室駅

編集兼発行人

小田乾三