JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1969年12月号

JTB時刻表1969.12

通巻第526号
表紙:山陰本線余部鉄橋をゆく
頁数:504
価格:180円
参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:4130円(新幹線超特急ひかり普通車)、3730円(新幹線特急こだま普通車)
    東京~伊丹(B727:定員129名、B737:定員115名):6800円(ジェット運賃)
当時の出来事(昭和44年12月):住友銀行、日本初の現金自動支払機を新宿、梅田(大阪)に設置

読みどころ

国鉄関連

①年末・年始の帰省列車増発!
年末から年始にかけては、帰省を中心として初もうや温泉旅行などで、大変に人出の多い時期にあたります。今年もこれらの時期に、全国の主な線区に、たくさんの季節列車が運転されるほか、延べ本数でおよそ3,600本にも及ぶ特急・急行の臨時列車が増発されます。季節列車はいずれも本文時刻表中に掲げてありますが、臨時列車は<みどりの15~24頁>に掲載しました。

②「発駅着席券」でお出かけください
安心して座席が得られる「発駅着席券」は、今年も全国で67万枚発売されます。(料金は普通車・グリーン車とも1枚50円です。)詳細は<みどりの7~10頁>をご覧ください。

巻頭特集

16両のひかり号が走ります

新幹線のひかり号は、年末から万国博までの間に、順次16両編成(全長400メートル)になる予定です。(編成はピンクの412ページをご覧ください)
写真:①銀座付近を走る新幹線
 

万国博旅行のデパート 万国博コーナー12月10日オープン

〇万国博旅行のことならなんでもご相談ください。
〇万国博コーナーでは、万国博記念セット、万国博記念回数券など、万国博旅行に便利でお得なキップを発売いたします。(くわしいことはみどりの4・5ページをご覧ください)
写真:①日本交通公社営業所内に設置された万国博コーナー

万国博コーナーは全国に428か所あります
万国博コーナーは、下図の駅(33駅)のほか、日本交通公社・日本旅行・近畿日本ツーリストの全国395か所の営業所に設けました。
写真:①工事中の万国博会場と、万国博コーナーが設置された駅を記載した日本地図を掲載。

年末のご旅行はお早目に

年末には、たくさんの臨時列車が運転されますが、それでも28日以降は、混雑が予想されます。学生、お年寄りやご婦人、小さいお子様づれの方々はお早目にお帰りください。着席券の発売など、くわしいことは、みどりの7ページから10ページをご覧ください。
写真:①乗客がゆったりと着席した車内風景

哲×鉄が選んだ「広告シリーズ㉒」

万国博旅行のごあんない
みんな揃って万国博を見にゆこう…
1970年3月15日-すぐそこまで迫った日本万国博覧会は、人類の進歩と調和をテーマにアジアでははじめて開かれる世紀の祭典です。おそらく史上最大の規模になるでしょう。
会場は大阪の中心から北東へ15㎞、東側を名神高速道路が走る千里丘陵です。

交通公社では、万国博を見物するすばらしい万国旅行をいろいろご用意いたしました。
どなたでもお気軽にご利用いただけるセット旅行、おひとりでもご参加できる団体旅行など…
お申込み、お問い合わせはお近くの交通公社へどうぞ…
万国博記念セット旅行 受付開始、12月1日予定

読者ページ

駅のスタンプめぐり:室蘭本線・由仁駅

編集兼発行人

松田清