JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1970年1月号

JTB時刻表1970.1

通巻第527号
表紙:雪の浅間山麓をゆく特急「あさま」(信越本線信濃追分付近)
頁数:504
価格:180円
参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:4130円(新幹線超特急ひかり普通車)、3730円(新幹線特急こだま普通車)
    東京~伊丹(B727:定員129名、B737:定員115名):6800円(ジェット運賃)
当時の出来事(昭和45年1月):早川電機工業が「シャープ」に社名変更

読みどころ

国鉄関連

①スキー・スケート列車が増発されます
いよいよスキー・スケートのシーズンがやって来ました。
今年の冬もお出かけに便利な列車が、各線にたくさん運転されます。スキー・スケート列車の一覧表は<みどりの25~30頁>に掲げました。この表には増発される臨時列車のほか、本文掲載の定期列車でも、スキー・スケート旅行に便利な列車を抜き出して、本文と重複してお知らせしました。

②年末・年始の帰省列車もたくさん出ます
毎年、年末から年始には、帰省や初もうで、温泉旅行などで、人出の多い時期にあたります。
今年も全国の主な線区に、たくさんの季節列車や臨時列車が増発されます。
季節列車はいずれも本文時刻表中に掲げてありますが、臨時列車は<みどりの15~24頁>に掲載しました。

③周遊券のシンボルマーク誕生
さきに本誌でもお知らせしましたように、周遊券誕生15年を迎えて、国鉄では周遊券のシンボルマークを一般から公募しましたところ、2,863通の応募がありました。
審査の結果、次のようなマークが入選しましたが、今後このシンボルマークは周遊券の表紙、リーフレット・ポスターをはじめ、周遊指定地の交通機関の案内などにも、広く使用される予定です。

巻頭特集

万国博旅行のことなら、このマークにおまかせください

万国博コーナーは、主要駅と、日本交通公社・日本旅行・近畿日本ツーリストの営業所にあります。
くわしいことは、みどりの4・5ページをご覧ください。
写真:①完成も間近い万国博会場

スキーエック

写真:①八方尾根、②樹氷の美しい蔵王、③初心者向き・浦佐スキー場

冬は静かな温泉地で

正月すぎから2月末にかけての季節は、列車もすいているし、しかも旅館はゆったりしたよい部屋に泊まれて、宿泊料も大巾に割引している場合が多い。この季節こそ、お年寄り、ご婦人のグループなどには、ほんとうに温泉保養に最適な季節だ。
写真:①兼六園、②玉造温泉の露天風呂

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読者ページ

駅のスタンプめぐり:北陸本線・小松駅

編集兼発行人

松田清