通巻第528号
表紙:小田原付近を走る”ひかり号”
頁数:504
価格:180円
参考:国鉄初乗区間30円
東京~新大阪:4130円(新幹線超特急ひかり普通車)、3730円(新幹線特急こだま普通車)
東京~伊丹(B727:定員129名、B737:定員115名):6800円(ジェット運賃)
当時の出来事(昭和45年2月):2月12日、ソニーが10万円を切る電卓を発表。
①スキー・スケートに便利な列車大増発
スキー・スケートも、いまが絶好のシーズンです。
お出かけに便利な列車が、各線に運転されていますので、それぞれ本文中に掲載したほか、スキー・スケート列車の一覧表は<みどりの9~14頁>に掲げました。この表は今月号も、増発ろなる臨時列車のほか、定期列車でも、スキー・スケート旅行に便利な列車を抜き出して、本文と重複してお知らせしました。
②新特急がお目見えします
次のように新しい特急「北越」と「明星2号」が登場します。
「北陸」
大阪発14:30→新潟着22:11(大阪発2月28日から)<北陸本線経由>
新潟発07:00→大阪着14:48(新潟発3月1日から)<北陸本線経由>
「明星2号」
新大阪発22:28→熊本着10:13(新大阪発3月1日から)
熊本発22:15→新大阪着09:57(熊本発2月28日から)
③万国博観覧のご案内
万国博のオープンも、いよいよ目前に迫りました。本号では観覧のご案内をグラビア写真をはじめ<みどりの4~8頁>に特集しました。
④駅のスタンプ
ご要望におこたえして、全国の旅行記念スタンプが備え付けてある駅を、それぞれ本文中にご紹介しました。旅先でのお楽しみにご利用ください。
〇新幹線の「ひかり」号は、2月末までに4両増車して、すべて16両編成にします。その長さは世界最大の400mです。
〇座席は400席もふえて、1列車1,400席になります。
〇2月中旬からは、このふえた座席も新鋭の電子計算機で発売されますので、特急券はぐんとお求めやすくなります。
写真:①車両基地にならぶ新幹線車両群
写真:①湯ヶ島温泉<三島駅>、②久能山の石垣苺<静岡駅>、③舘山寺温泉<浜松駅>、④伊良湖の花<豊橋駅>、⑤長島温泉<名古屋駅>、⑥湯の山温泉<名古屋駅>、⑦奈良の鹿よせ<奈良駅>
発地から大阪までの往復運賃で、往復乗車券のほかに大阪周辺の国鉄線区間を自由に何回でも乗り降りできる回数乗車券がサービスについています。
写真:①建設が進む万博会場
万博旅行はこれで安心!
万博観光ガイド180円
交通公社の観光地図は、絵で行楽地を紹介したユニークな編集で好評を博しているが、このたび、新しく「万国博ガイド」を発行した。内容は、万博会場へ行く乗物案内をはじめ、現地会場では平面図と立体図を合わせて記載して、どんなところへ行っても決して迷子にならないよう徹底ガイドに努めている。また京都、大阪、奈良などの周辺観光地も豊富なマークを使って、楽しく見られるように工夫されている。
駅のスタンプめぐり:田沢湖線・小岩井駅
松田清