JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1971年1月号

JTB時刻表1971.1

ちまめ様寄贈

通巻第539号
表紙:旭日を背にして走る「ひかり号」
表紙のことば
東京~新横浜間で撮影
ニコンF、ニッコール500mm、テレプラス、エクタクローム使用、(山本明、波多野健一)

頁数:512
価格:200円
参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:4130円(新幹線超特急ひかり普通車)、3730円(新幹線特急こだま普通車)
    東京~伊丹:6,800円(ジェット運賃)※YS11使用便は6,200円
            ※使用機種 B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名
    ※機種の表示していない便はボーイング727かJETコンベアー880(定員124名)      
    
当時の出来事(昭和46年1月):運輸省が東北・上越・成田新幹線の基本計画を告示。

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ(みどりのページ)

①駅レンタカーのご案内を加えました
「ピンク」の413ページに「駅レンタカーのご案内」を加えました。索引地図の駅レンタカーのある駅の表示と共にご利用ください。

②電報のご案内
電報料金           市外   市内
・普通電報   10字まで    60円   30円
          5字増すごと 10円     7円
・翌日配達電報 10字まで    30円
          5字増すごと   7円
・至急電報
 普通電報料金の2倍
・照合電報
 普通電報料金の5割増
・無線電報   10字まで  120円
        3字増すごと 20円
・至急電報無線
 無線電報料の5割増
青函連絡船から発信する場合は無線電報となります。

◎列車中の人へあてる電報のあて先は次のようにお書きください
例 トウキヨウ20:05ジヨウシヤ…乗車駅名および発車時刻
   37レツシヤ…列車番号
   ナゴヤゲシヤ…下車駅名
   ニホンコウツウコウシヤイン…肩書名
   サワダミキオ…受取人名
なお、号車番号・寝台番号がおわかりの方はお書き願います。
◎21時以降受付け、または22時以降到着となる列車内あての普通電報は、翌朝7時から配達となりますから、お急ぎの方は「至急電報」をご利用ください。
◎列車中から電報をお出しになるときは、電報取扱駅(時刻表の記号)でお出しください。また、車掌に委託することもできます。

③車内公衆電話のご案内
超特急「ひかり」及び特急「こだま」の車内と、東京、横浜、名古屋、京都および大阪と通話ができます。
但し「こだま」の東京~新大阪直通以外の区間運転列車の中には電話の取扱を休止している列車があります。
◎車内からのかけかた
ビュッフェにある電話室で、車内の電話係に通話先の電話番号をお申し込みください。
◎車内へのかけかた
次の番号へ申し込んでください
東京都区内から    248-9311
横浜市内から  (03)248-9311
名古屋市内から    971-7584
京都市内から  (06)451-9001
大阪市内から     451-9001

◎通話できる地域と通話料金(3分ごと)
列車の位置         通話先局名  東京・横浜  名古屋  京都・大阪
東京~新丹那トンネル            100円   300円    400円
新丹那トンネル~弁天島付近         200円   200円    300円
弁天島付近~彦根付近            300円   100円    200円
彦根付近~新大阪              400円   200円    100円

 

特集:年末・年始 便利な増発列車のご案内

国鉄では、年末・年始の帰省をはじめとして、越年のスキー、正月を暖かく過ごされる温泉客の皆様に対して、新幹線をはじめとして、全国の主要線区に便利な臨時列車を大増発いたします。
特に本年は全車指定席の臨時列車を多数運転しますので、指定席が大幅に増えました。

◆発駅着席券を発売する列車
◆特別措置のお知らせ
◆始発駅や終着駅が変更になる列車
◆年末・年始の臨時列車 全車指定急行列車一覧表
◆ふるさとコーナーオープン
◆スキー・スケートに便利な列車

巻頭特集

DISCOVER JAPAN

写真:①DISCOVER JAPANポスター

スキーエック

写真:①戸狩スキー場、②八ヶ岳スケート場、③大山スキー場

冬は静かな南紀の温泉で

数おおくの温泉とみどころ多い南紀
川湯は十津川の支流、大塔川左岸の川底に湧く砂湯もある温泉。湯の峰温泉は大日山の西麓、湯峰川渓谷にあって、共に静かな環境に恵まれた野趣豊かなところ。
写真:静かなたたずまいの川湯温泉

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汽車ポッポの行くところ<第9回>小海線

編集兼発行人

松田清