JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1973年6月号

JTB時刻表1973.6

ちまめ様寄贈

通巻第568号
表紙の写真
釧網本線 北浜~浜小清水間を原生花園を走る急行「大雪」号
マミヤプレス6×9、セコール75mm、絞りF8、1/250秒、エクタクロームEX使用(村本輝夫)

頁数:560
価格:250円
参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:4,130円(新幹線ひかり普通車)、3,730円(新幹線こだま普通車)
    東京~岡山:4,860円(ひかり号普通車)
          4,460円(こだま号普通車)※東京~名古屋間をこだま号利用の場合

    東京~伊丹:7,300円(ジェット運賃)
          4,900円(深夜便:YS11使用)
    東京~岡山:10,200円(YS11使用便)※1日1往復
            ※使用機種   B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名
    ※機種の表示していない便はボーイング727かJETコンベアー880(定員124名)

     ※B-747:ジャンボ(定員384名)※東京~沖縄で使用
     東京10:45発 JAL903便→沖縄13:15着/14:40発 JAL904便→東京17:00着         
    当時の出来事(昭和48年6月):NHKホール落成(東京都渋谷区神南)

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ(みどりのページ) ※四角や丸内の数字は参照頁

①初夏のお出かけには便利な臨時列車を!!

②「旅行センター」のある駅がふえました

皆様の旅行のご相談を承る「旅行センター」が、北陸線の福井・高岡の両駅にも開設されました。これで「旅行センター」のある駅は全国で67ヶ所になりました。これらの駅の一覧表は<ピンクの475ページ>にあります。どうぞお気軽にご利用ください。

③「みどりの窓口」のある駅が増えました
新たに外房線の茂原、中央線の茅野、大阪環状線の新今宮、四国の中村線の中村駅の4駅にも、「みどりの窓口」が開設されました。
 

⑤「駅レンタカー」のある駅もふえました
最近、中央線の茅野と中津川の両駅にも「駅レンタカー」が開業しました。これで「駅レンタカー」のある駅は全国で85ヶ所になりました。これらの駅は索引地図に赤い自動車マークが付いています。また、ご利用のお申込みや料金については<ピンクの459ページ>をご覧ください。


■目次・線名索引2⃣~4⃣

■のりかえ案内地図凡例4⃣

■特急列車索引5⃣

■初夏のエックご案内6⃣~7⃣

■記念きっぷ発売のお知らせ7⃣

■主要駅の国電標準時刻表8⃣
 

巻頭特集

初夏の信濃路

高原、山岳、温泉、湖沼。そして城下町、街道…これほど旅を誘う条件に恵まれた県も他にあるまい。長野県とはそのようなところだが、中でも初夏の南信州の旅はまた格別といえよう。
松本を中心にちょっと四方に足をのばすと、城下町の高遠、中央アルプスをひかえた木曽駒高原、浅間、諏訪温泉などが点在していて、最寄の駅に降りると、心地よい冷気が膚にほどよく伝わってくる。
写真:①松本城、②木曽駒ケ岳、③高遠、④奥蓼科 横谷・明治温泉

中央線電化完成まぢか

中央線中津川~塩尻(95.2㎞)の電化工事は7月完成へ向かって急ピッチの作業がすすめられております。これにより、中央線は全線電化が完了し、ひと足さきに電化された篠ノ井線をあわせて信濃路の旅は速くて快適な旅が楽しめるようになります。中央線はその大部分が美しい自然に囲まれ、車窓に移り変わる景色は、青く澄んだ川の流れ、緑はえる木々、残雪をいただく山々とめまぐるしく変り、その自然の美しさは、すべての旅人の心をなごませてくれます。
写真:①電化完了した上松の寝覚ノ床付近と工事中の贄川付近

読者ページ(476頁)

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編集兼発行人

松田清