JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1973年8月号

JTB時刻表1973.8

通巻第570号
表紙の写真
宗谷本線 豊富~下沼間サロベツ原野を走る上り急行「宗谷」
ゼンザブロニカS2、ゼンザノン100mm、絞りF6.3、1/125秒、エクタクロームEX使用(松下正夫)

頁数:560
価格:250円
参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:4,130円(新幹線ひかり普通車)、3,730円(新幹線こだま普通車)
    東京~岡山:4,860円(ひかり号普通車)
          4,460円(こだま号普通車)※東京~名古屋間をこだま号利用の場合

    東京~伊丹:7,300円(ジェット運賃)
          4,900円(深夜便:YS11使用)
    東京~岡山:10,200円(YS11使用便)※1日1往復
            ※使用機種   B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名
    ※機種の表示していない便はボーイング727かJETコンベアー880(定員124名)

     ※B-747:ジャンボ(定員384名)※東京~沖縄で使用
     東京10:45発 JAL903便→沖縄13:15着/14:40発 JAL904便→東京17:00着         
    当時の出来事(昭和48年8月):鉄道弘済会の売店、「KIOSK]と呼称。

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ(みどりのページ) ※四角や丸内の数字は参照頁

夏のご旅行には便利な臨時列車を!!
今年も7月から9月にかけて、「海」「山・高原」「ふるさと」へと、たくさんの季節列車や臨時列車が運転されます。なお、お盆には勤労青少年帰省列車「わこうど号」も運転されます。また、混雑緩和のため、指定席券の前売り、乗車整理券(着席券)の発売、指定席の変更などの特別措置が行われます。これらの季節列車と臨時列車は本文に、特別措置については<みどりの6~13ページ>に収録してあります。

②夏の房総各線の時刻について

③8月から「こだま」が全部16両連結になります
新幹線の「こだま号」は現在16両連結のものと12両連結のものとがありますが、8月1日からは全編成が16両連結となります。これで「こだま号」のご利用は大変お楽になります。なお、編成は1号車から11号車までが自由席です。

④「旅行センター」のある駅がふえました
皆様の旅行のご相談を承る「旅行センター」が、東海道線の平塚駅と山陰線に初めて米子・松江の両駅にも開設されました。これで「旅行センター」のある駅は全国で70ヶ所になりました。これらの駅の一覧表は<ピンクの475ページ>にあります。どうぞお気軽にご利用ください。

⑤「みどりの窓口」のある駅が増えました
新たに山手線の目白、中央線の塩尻と木曽福島、大糸線の信濃大町、山陰線の大田市と益田駅の6駅にも「みどりの窓口」が開設されました。

⑥駅名が改称されました
7月10日から、関西本線の「鈴鹿」は「河曲」(かわの)に改称されましたので、ご注意ください。


■目次・線名索引2⃣~4⃣

■のりかえ案内地図凡例4⃣

■特急列車索引5⃣

■海へ 山・高原へ ふるさとへ 夏の臨時列車ご案内6⃣

■指定券の前売りのお知らせ7⃣~8⃣

■乗車整理券(着席券)を発売する列車⑨~⑩

■指定席・寝台車・グリーン車を自由席に変更する列車⑪

■東京近郊の始発・終着駅が変更になる列車⑫

■夏のお出かけに便利な海山への往復割引きっぷご案内⑬

■房総各線の夏ダイヤ⑭~⑳

■夏のエックご案内㉑~㉒

■記念きっぷ発売のお知らせ㉒

■主要駅の国電標準時刻表㉓

■北海道の海水浴臨時列車ご案内㉔
 

巻頭特集

道北の夏

日本最北端の町、稚内公園の丘にたつ「氷雪の門」は、樺太同胞の霊を慰めるため昭和三十八年八月二十日に建立された記念碑
写真:①氷雪の門、②抜海の砂丘、③天売島、④利尻島の昆布拾い

夏の房総海岸へ

海水浴に、釣に、キャンプに変化に富んだ房総の海岸は、夏のメッカです。男性的な外房の海、女性的な内房の海、房総半島は自然に造られた箱庭です。国鉄では、8月19日まで内房、外房線など各線が夏ダイヤに組みかえられ、東京駅から特急、快速電車、新宿・両国駅から急行電車がたくさん運転されています。
写真:①千葉・白浜・野島崎灯台

読者ページ(476頁)

◆クイズコーナー
◆つばめのバス
◆スタッフあとがきから
◆おもいで<修学旅行>

編集兼発行人

松田清