JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1974年7月号

JTB時刻表1974.7

ちまめ様寄贈

通巻第581号
表紙の写真
7月20日開業する湖西線風景 志賀~蓬莱間
ゼンザブロニカ 6×6 、ニッコール135mm、絞り8、1/250秒、エクタクロームEX使用(山本明)

頁数:560
価格:350円 ※今号より価格変更
参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:4,130円(新幹線ひかり普通車)、3,730円(新幹線こだま普通車)
    東京~岡山:4,860円(ひかり号普通車)
          4,460円(こだま号普通車)※東京~名古屋間をこだま号利用の場合

    東京~伊丹:7,300円(ジェット運賃)
          4,900円(深夜便:YS11使用)
    東京~岡山:10,200円(YS11使用便)※1日1往復
            ※使用機種   B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          D:ダグラスDC8(定員130名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名

     ※B-747SR:ジャンボ(定員490名)※東京~沖縄・札幌・福岡線で使用 ※今号より札幌・福岡線へのSR使用記載あり。
     ※TR:トライスター(定員306名)※東京~沖縄・福岡・札幌線で使用 ※今号より札幌・福岡線へのTR使用記載あり。
      
    当時の出来事(昭和49年7月):北の湖、史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進
 

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ(みどりのページ) ※四角や丸内の数字は参照頁

①夏の臨時列車ご案内

②房総地区の各線では夏ダイヤ実施

③国鉄"湖西線"が開業
7月20日から、東海道本線山科駅から分かれ、琵琶湖の西岸を通り、北陸本線の近江今津を結ぶ、"湖西線"が開業します。延長74.1キロ(米原経由より19.5キロ短縮)、18の新駅が誕生します。大阪・京都方面からは新快速電車を乗入れます。時刻は本文112~114ページにあります。なお、この開業に伴い、新快速電車は京都~草津間で一部運転区間の変更がありますのでご注意ください。

④関西・紀勢・阪和線など時刻改正

⑤新しい"ルート周遊券"発売

⑥「みどりの窓口」の新設
新たに、高崎線上尾、外房線の勝浦、山陰本線の綾部・和田山の各駅にも「みどりの窓口」が開設されました。


■目次・線名索引2⃣~4⃣

■のりかえ案内地図凡例4⃣

■特急列車索引5⃣

■関西・紀勢線など7月20日改正時刻⑥~⑮

■房総各線の夏ダイヤ⑮~㉑

■夏の臨時列車ご案内㉒」

■指定券前売りのお知らせ㉓

■乗車整理券を発売する列車㉔~㉕

■指定席車の変更㉖~㉗

■海や山の往復割引きっぷを発売㉘~㉙

■夏のエックごあんない・記念きっぷ発売のお知らせ㉚~㉛

■主要駅の国電標準時刻表㉜
 

巻頭特集

7月20日湖西線開業

琵琶湖は、歴史や伝説、観光資源を湖岸にもち、自然の美しさを今もなお、残す日本一の湖です。国鉄では、この湖の西岸に湖西線を建設、7月20日に開業いたします。湖西線は、東海道線山科~北陸線近江今津間74.1キロ、全線が高架になっていて、車窓に移り変る眺めはすばらしく、北陸への旅の思い出をまた一つふやしてくれるでしょう。
写真:①海津大崎、②大浦、③雄松崎

東北の夏まつり

写真:①青森ねぶた、②秋田竿灯、③山形花笠、④仙台七夕、⑤郡山の采女

新らしいルート周遊券が発売されます

ルート周遊券は、周遊指定地の中から人気のあるところを選んで、モデルコースを組んだもので、ただ今、大変ご好評をいただいております。国鉄では、7月から新らしく佐渡・弥彦ルート周遊券のほか、6コースを次のとおり選定いたしました。これからの夏の旅に、ぜひご利用ください。
写真:①新潟~佐渡を結ぶ連絡船

読者ページ(476頁)

◆クイズコーナー
◆湖西線

編集兼発行人

松田清