JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1974年11月号

JTB時刻表1974.11

ちまめ様寄贈

通巻第585号
表紙の写真
伊東線 伊豆多賀~来宮間を走る特急「あまぎ」
スピードグラフィック、フジナー180mm、F11、絞りf11、1/125秒、エクタクロームE3使用(金子一巳)

頁数:560
価格:350円 
参考:国鉄初乗区間30円
   号より新幹線運賃・料金値上げ
    東京~新大阪:5,010(新幹線ひかり普通車)、4,610円(新幹線こだま普通車)
    東京~岡山:6,210円(ひかり号普通車)
          5,810円(こだま号普通車)※東京~名古屋間をこだま号利用の場合

    東京~伊丹:9,800円(ジェット運賃) ※前号より運賃大幅値上げ、7,300円→9,800円

    東京~岡山:13,400円(YS11使用便)※1日1往復 ※前号より10,200円→13,400円
            ※使用機種   B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          D:ダグラスDC8(定員130名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名

     ※B-747SR:ジャンボ(定員490名)※東京~沖縄・札幌・福岡線で使用 
     ※TR:トライスター(定員306名)※東京~沖縄・福岡・札幌線で使用 

当時の出来事(昭和49年11月):気象庁、アメダス運用開始
 

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ(みどりのページ) ※四角や丸内の数字は参照頁

①秋の臨時列車のご案内

②総武本線・成田線・鹿島線が電化されます
総武本線の佐倉~銚子間(65.2キロ)、成田線の成田~松岸間(62.3キロ)と鹿島線(香取~鹿島神宮間(14.2キロ)の電化工事が完成し、10月27日から一部の列車が電車になります。なお、この電化に伴い、従来「千葉~成田間」は電車、「成田~銚子間」は客車または、気動車で運転しておりましたが、これからは千葉~成田間電車がそのまま直通運転することになります。

③「みどりの窓口」の新設
新たに、飯田線の飯田駅に「みどりの窓口」が開設されました。


■目次・線名索引2⃣~4⃣

■のりかえ案内地図凡例4⃣

■特急列車索引5⃣

■晩秋のエックご案内6⃣

■記念きっぷ発売のお知らせ7⃣

■主要駅の国電標準時刻表8⃣

 

航空関連

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(NKA)、南西航空(SWAL)の国内路線を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前(沖縄発便は30分前)迄。
③運航機種:B727、B737、B747-SR、DC-8、DC-8-61、DC-9、L-1011(トライスター機)、YS-11が幹線の主力。
④TDAではYS11で夜行便を運航。愛称がとてもロマンチック。
  オーロラ号:運休中(前号より時刻表上に掲載なし)
  ムーンライト号:運休中(今号より時刻表上に掲載なし)
⑤山陽新幹線開業前で、大阪~宇部間にも航空路線があったことが面白い。
  また、東京~(福井経由)~小松間の路線もあった。
 

会社線(私鉄・バス・船舶・その他)

①バスの駅(停留所)の難読名称に読み仮名を付けてある。
 

巻頭特集(グラビア)

晩秋の伊豆
伊豆半島ほど、いろいろな要素をもった観光地は他に少ないだろう。なだらかな高原、林間に白い糸となっておちる滝、明るい海岸と緑の山なみ、風景の変化は特にすぐれている。そのうえ「いず」の語は「出湯」(いずゆ)から起こったといわれるほど、半島のそこそこに温泉が湧いていて、京浜から一、二泊の旅行にちょうどよいいこいの場を提供している。電車、バス、船と何れの便もよく、伊豆探勝は年ごとにふえている。
写真:①大滝、②奥石廊崎、③熱海、④熱川、⑤長岡、⑥修善寺、⑦湯ヶ島

新幹線(岡山~博多)新駅紹介
50年3月開業を予定しております。新幹線(岡山~博多)の新駅<新倉敷(仮称)、福山、三原、広島、新岩国(仮称)、徳山、小郡(仮称)、新下関(仮称)、小倉、博多>を今月号は小郡と新下関をご紹介いたします。
写真:①小郡、②新下関

読者ページ(476頁)

◆クイズコーナー
◆食堂車のはなし
 

編集兼発行人

松田清