JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1975年6月号

JTB時刻表1975.6

通巻第592号
表紙の写真
釧網本線 原生花園付近を走る急行「大雪3号」
ホーマンプレス6×9、90mm、絞りf8、1/250秒、エクタクロームX使用(簔口正男)

頁数:616
価格:400円

参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:5,010円(普通車)
    東京~岡山:6,210円(普通車)
    東京~博多:8,710円(普通車)

    東京~伊丹:9,800円(ジェット運賃) 
    東京~岡山:13,400円(YS11使用便)※1日1往復 
    東京~福岡:19,500円(ジェット運賃)
            ※使用機種   B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          D:ダグラスDC8(定員130名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名
          B-747SR:ジャンボ(定員490名)
          TR:L-1011トライスター(定員306名)

当時の出来事(昭和50年6月):日本コカ・コーラ、缶コーヒー「ジョージア」を発売
 

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ 

初夏の臨時列車ご案内

工事に伴う列車の運休・時刻変更などのお知らせ

◆山陽線関係
5月25日(日曜日)9時から26日6時にかけて、岡山駅構内で保安設備の切替工事が行われます。(以下略)

◆東北線関係
6月18日(水曜日)には、東北本線東大宮~黒磯間で、レール更換などの工事が行われます。(以下略)

◆常磐線関係
6月6日(金曜日)・25日(水曜日)線路切替工事のため、平~原ノ町間を中心に、午後の一部列車は時刻変更などがありますから、本文記事にご注意ください。

「みどりの窓口・「駅レンタカー」」の新設
新たに、石北本線の美幌駅と内房線の五井両駅に「みどりの窓口」が開設されました。また、参宮線の鳥羽、山陰本線の福知山、日豊本線の延岡の各駅には「駅レンタカー」が開業しました。

国鉄営業案内

【青色ページ】
指定席・寝台の席番ご案内…473
列車の編成ご案内…474~482
主要駅の構内図…483~487
記念きっぷのご案内…488

【赤色ページ】
運賃・料金・営業制度のご案内(営業案内の詳細目次は489ページをご覧ください)
プッシュホンによる指定券の電話予約…509
新幹線と宿泊…510
周遊券のご案内…511~517
旅行センターのある駅…517
特急列車索引…518
線名索引…519・520

航空関連

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(NKA)、南西航空(SWAL)の国内路線を方面別に掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前(沖縄発便は30分前)迄。
③運航機種:B727、B737、B747-SR、DC-8、DC-8-61、DC-9、L-1011(トライスター機)、YS-11が幹線の主力。

会社線(私鉄・バス・船舶・その他)


 

巻頭特集(グラビア)37~40頁

新緑の上州
写真:①小清水原生花園、②トムラウシ山、③札幌大通り公園、④摩周湖、⑤野付半島

花の北海道へ つゆのない北海道、花の北海道
こみあう7・8月を避けて、今の時期に旅するのが、本当の北海道を知る絶好の機会です。
◎北海道にはそれぞれの目的に応じた便利な周遊券が用意されています。
北海道ワイド周遊券、道南ワイド周遊券、北海道立体周遊券、函館・大沼ミニ周遊券。詳しいことはピンクのページ(512ページ)をご覧ください。

 

読者ページ(616頁)

◆クイズコーナー
◆運転停車のはなし(石野哲:今号より)
・機関車のつけかえ、運転士の交替(本文略)
・単線区間のすれ違い(本文略)
・複線区間の追い抜き(本文略)
・新聞の積みおろし
 前の方ででてきた下り特急「あけぼの1号」は、山形~湯沢間の新庄で4分間止まっています。これは上野で前日積み込んだ朝刊をおろすための停車です。これは正確には"運転停車"ではりませんが、時刻表得上では同じくレで表されます。この他たとえば、東京駅発着の寝台特急の内、編成表(474ページ参照)でを連結している列車が、すべてこの重責をになっています。一例を挙げるならば、下り「はやぶさ」は時刻表上の停車駅以外岡山に、上り「はやぶさ」は同じく岡山、大阪、京都にも止まり、それぞれ東京、九州の新聞を届けています。
 
◆スタッフあとがき
※敬称略
今井玲子、木村正夫、小野利也、斎藤徹
 

編集兼発行人

松田清