JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1975年7月号

JTB時刻表1975.7

通巻第593号
表紙の写真
信越本線 信濃追分~御代田間を走る特急「あさま」
スピードグラフィック コムラー300mm、絞りf11、1/125秒、エクタクロームEP使用(金子一巳)

頁数:616
価格:400円

参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:5,010円(普通車)
    東京~岡山:6,210円(普通車)
    東京~博多:8,710円(普通車)

    東京~伊丹:9,800円(ジェット運賃) 
    東京~岡山:13,400円(YS11使用便)※1日1往復 
    東京~福岡:19,500円(ジェット運賃)
            ※使用機種   B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          D:ダグラスDC8(定員130名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名
          B-747SR:ジャンボ(定員490名)
          TR:L-1011トライスター(定員306名)

当時の出来事(昭和50年7月):7/20、沖縄国際海洋博覧会開幕
 

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ 

夏の臨時列車ご案内

房総地区各線の夏ダイヤ

北海道内各線でダイヤ改正
7月1日から、函館本線を中心に、北海道内各線のダイヤが改正されます。
この改正で、札幌~旭川間に電車によるエル特急「いしかり」7往復が誕生するほか、通勤・通学輸送などの改善が行われます。

駅名の改称
6月19日から、佐世保線の「武雄」は、「武雄温泉」に改称されましたのでご注意ください。

"沖縄海洋博"始まる
いよいよ7月20日から、沖縄海洋博が始まります。
"海-その望ましい未来"をテーマに、沖縄本島本部半島の青く美しい海を舞台に、1月18日まで183日間にわたり、世界の海洋文化、科学、技術の粋を示すページェントが繰り広げられます。見学にお出かけの方々のため、沖縄への交通、島内の乗物などのご案内を、巻頭の<黄色の14・15ページ>に収録しました。

横須賀線電車の運休のお知らせ

国鉄営業案内

【青色ページ】
指定席・寝台の席番ご案内…473
列車の編成ご案内…474~482
主要駅の構内図…483~487
記念きっぷのご案内…488

【赤色ページ】
運賃・料金・営業制度のご案内(営業案内の詳細目次は489ページをご覧ください)
プッシュホンによる指定券の電話予約…509
新幹線と宿泊…510
周遊券のご案内…511~517
旅行センターのある駅…517
特急列車索引…黄色16(今号より)
線名索引…519・520

航空関連

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(NKA)、南西航空(SWAL)の国内路線を方面別に掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前(沖縄発便は30分前)迄。
③運航機種:B727、B737、B747-SR、DC-8、DC-8-61、DC-9、L-1011(トライスター機)、YS-11が幹線の主力。

会社線(私鉄・バス・船舶・その他)


 

巻頭特集(グラビア)37~40頁

涼を求めて
写真:①日本平、②御前崎、③寸又峡、④懐古園、⑤布引観音、⑥八角三重塔

信越線の輸送力が増えます
信越本線の横川~軽井沢間には、中山道の険-碓氷峠がはだかり、1区間11.2㎞の間で553mも高低差がつくという急勾配。このため開通以来レールの間に歯軌条を敷き、機関車の下部に付けた歯車とかみ合わせながらソロソロ走るアプト式という運転方式をとって来ましたが、昭和38年、強力な機関車が出現し、線路も1本増やして複線化、輸送力をグッと増やしました。しかし、従来型の車両を使った特急「あさま」は、坂では補助機関車に押されて登るだけ、従って連結車両も8両以下という短編成で、長い間ご迷惑をかけていました。ところが、今度、補助機関車と力を合わせ、自走も可能な189系という新性能車を開発、夏山シーズンを前に7月1日から使用を開始することになりました。これで輸送力は1列車あたり25%アップします。
写真:①信越線特急「あさま」、②同「あさま」

黄色のページ (今号より)

■夏の臨時列車と特別措置1⃣

■指定席車の変更2⃣~3⃣

■夏休みコーナー3⃣

■乗車整理券の発売・軽井沢ウィークリー特急乗車券発売4⃣

■海・山への往復割引きっぷ5⃣

■夏のエックごあんない6⃣

■房総各線の夏ダイヤ⑦~⑬

■開幕迫る沖縄海洋博⑭~⑮

■特急列車索引⑯

読者ページ(616頁)

◆クイズコーナー
◆7月1日北海道ダイヤ改正 エル特急「いしかり」誕生
◆スタッフあとがき
※敬称略
西野康司、谷地久美子、赤沢良久、市川英史
 

編集兼発行人

松田清