JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1975年8月号

JTB時刻表1975.8

通巻第594号
表紙の写真
西明石~姫路間加古川橋梁を走る「ひかり」
スピードグラフィック フジノン150mm、絞りf16、1/125秒、エクタクロームEP使用(金子一巳)

頁数:616
価格:400円

参考:国鉄初乗区間30円
    東京~新大阪:5,010円(普通車)
    東京~岡山:6,210円(普通車)
    東京~博多:8,710円(普通車)

    東京~伊丹:9,800円(ジェット運賃) 
    東京~岡山:13,400円(YS11使用便)※1日1往復 
    東京~福岡:19,500円(ジェット運賃)
            ※使用機種   B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
          B3:JETボーイング737(定員115名)
          D:ダグラスDC8(定員130名)
          DC:JETダグラス8-61(定員234名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名
          B-747SR:ジャンボ(定員490名)
          TR:L-1011トライスター(定員306名)

当時の出来事(昭和50年8月):コクヨ、「Campus」ノート発売。
 

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ 

夏の臨時列車ご案内

房総地区各線の夏ダイヤ

国鉄"久慈線"が開業

7月20日から、八戸線の終点久慈駅から、北部陸中海岸を南下し、普代駅までの新線"久慈線"が開業しました。延長26キロ、陸中宇部・陸中野田・野田玉川・堀内・普代の5駅が誕生しました。
時刻は、本文(326ぺージ)にあります。

"大湊・大畑線"の時刻改正
大湊・大畑線は、水害による徐行のため、長らく暫定ダイヤにより運転されていましたが、8月1日から、正常ダイヤにもどりました。

お詫び
7月号で、7月1日実施として掲載いたしました北海道地区のダイヤ改正が、都合により、7月18日に延期されました。このため、皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

国鉄営業案内

【青色ページ】
指定席・寝台の席番ご案内…473
列車の編成ご案内…474~482
主要駅の構内図…483~487
記念きっぷのご案内…488

【赤色ページ】
運賃・料金・営業制度のご案内(営業案内の詳細目次は489ページをご覧ください)
プッシュホンによる指定券の電話予約…509
新幹線と宿泊…510
周遊券のご案内…511~517
旅行センターのある駅…517
特急列車索引…黄色16(前号より)
線名索引…519・520

航空関連

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(NKA)、南西航空(SWAL)の国内路線を方面別に掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前(沖縄発便は30分前)迄。
③運航機種:B727、B737、B747-SR、DC-8、DC-8-61、DC-9、L-1011(トライスター機)、YS-11が幹線の主力。

会社線(私鉄・バス・船舶・その他)


 

巻頭特集(グラビア)37~40頁

備後路の古刹めぐり
写真:①耕三寺、②仏通寺、③瀬戸の島々を結ぶ水中翼船、④千光寺、⑤浄土寺

公共輸送の半分を受持っています【国鉄のページ】
昭和30年代以降マイカーが急激に増加しましたが、それに比べて鉄道、バスなど、お金を払えば誰でも利用できる公共交通機関の輸送量の伸びは低く、全体の旅客輸送量の中での地位はじりじりと下がってきました。しかし、マイカーの伸びも次第に頭打ちとなり、ようやく45年頃から自家用輸送と公共輸送の割合も安定化の傾向がみえてきました。
公共輸送の中に占める国鉄の割合は、おおむね50%と高い水準です。この比率はここ10年間ほとんど一定で、国鉄の輸送サービスが国民生活の中に深くとけこんでいることを示しています。
図:旅客輸送に占める国鉄の割合

黄色のページ (前号より)

■夏の臨時列車と特別措置1⃣

■指定席車の変更2⃣~3⃣

■乗車整理券の発売4⃣

■海・山への往復割引きっぷ5⃣

■夏のエックごあんない6⃣

■房総各線の夏ダイヤ⑦~⑬

■開幕迫る沖縄海洋博⑭~⑮

■特急列車索引⑯

読者ページ(616頁)

◆クイズコーナー
◆新線ニュース 7月20日久慈線開業
◆スタッフあとがき
※敬称略
山沢百合子、猪俣義和
 

編集兼発行人

松田清