通巻第600号 創刊600号記念
表紙の写真
東北本線 黒磯~高久間を走る特急「はつかり」
ゼンザブロニカ、ニッコール135mm、絞りf8、1/125秒、コダクロームEX使用(波多野健一)
頁数:632
価格:400円
参考:国鉄初乗区間30円
東京~新大阪:5,510円(普通車)※前々号より料金改定
東京~岡山:6,710円(普通車) ※前々号より料金改定
東京~博多:9,010円(普通車) ※前々号より料金改定
※航空路線:前号よりジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人600円・小人300円)適用
東京~伊丹:10,400円(ジェット特別料金適用)
東京~岡山:13,400円(YS11使用便)※1日1往復
東京~福岡:20,100円(ジェット特別料金適用)
※使用機種 B1/B2:JETボーイング727(定員129・178名)
B3:JETボーイング737(定員115名)
D:ダグラスDC8(定員130名)
DC:JETダグラス8-61(定員234名)
O :オリンピア(YS-11)定員60名
B-747SR:ジャンボ(定員490名)
TR:L-1011トライスター(定員306名)
当時の出来事(昭和51年2月):黒柳徹子トーク番組、「徹子の部屋」放送開始。
スキー・スケート列車のご案内
新幹線、工事のため運休
常磐線、工事のため一部運休・時刻変更
「みどりの窓口」の新設
新たに、総武本線亀戸、中央本線の岡谷と春日井の各駅にも、「みどりの窓口」が開設されました。
今月号は創刊600号
「交通公社の時刻表」は、大正14年4月創刊以来、旅行の必携書として広く親しまれ、本号で通刊600号となりました。その変遷の一端を巻頭の<黄色の4~8ページ>に紹介しました。一見、数字の羅列に過ぎない時刻表の中にも、半世紀にわたる交通機関の進展の跡や世情の推移がうかがえるかと思います。
【青色ページ】
指定席・寝台の席番ご案内…473
列車の編成ご案内…474~482
主要駅の構内図…483~487
記念きっぷのご案内…488
【赤色ページ】
運賃・料金・営業制度のご案内(営業案内の詳細目次は489ページをご覧ください)
プッシュホンによる指定券の電話予約…509
宿泊と予約(新幹線ビジネスエック)…510
周遊券のご案内…511~517
旅行センターのある駅…517
線名索引…519・520
特急列車索引…520
①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(NKA)、南西航空(SWAL)の国内路線を方面別に掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前(沖縄発便は30分前)迄。
③運航機種:B727、B737、B747-SR、DC-8、DC-8-61、DC-9、L-1011(トライスター機)、YS-11が幹線の主力。
【国鉄のページ】生まれ変わった東北本線-大宮~黒磯間レール取替え終わる-
東北本線は北日本への大動脈。1日230本、平均5分に1本の割合で列車が走っています。このため、レール・架線等の保守・改良には非常な困難が伴います。特に、列車本数が多く、保守間合が少ない大宮~黒磯間については、予想以上にレールのいたみが早く、従来のような、列車の間合を利用する方法では、完全な保守ができなくなりました。
そこで、昨年6月18日は下り、9月26日には上りの列車を約4時間完全い止めて、約110キロメートルのレールの取替えを中心とする工事を行いました。
この工事により、安全性や乗心地が向上したことは言うまでもありませんが、列車遅延の減少、保安度の向上などあらゆる面で大きな成果をあげました。
写真:①東北本線60㎏ロングレール、②鬼怒川橋梁上のレール山越器使用ロングレール交換
日光・鬼怒川・川治・那須
写真:①陽明門、②那須高原、③日光明智平、④鬼怒川温泉、⑤川治温泉、⑥龍王峡
■新幹線の工事に伴う運休などのお知らせ1⃣~2⃣
■スキー・スケートコーナーのご案内3⃣
■創刊600号記念 時刻表今昔4⃣~8⃣
■新幹線 41~46
■国鉄ハイウェイバス「ドリーム号」 46
■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 46
■エル特急 47~49
■寝台特急 50~52
■連絡早見表 53~71
■新幹線各駅間の運賃・特急料金・グリーン料金早見表 72
◆クイズコーナー
◆スタッフあとがき
(敬称略)
藤田正二、市川英史、沖田文明、赤沢良久
松田清