JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1978年4月号

JTB時刻表1978.4

通巻第626
表紙の写真
山陽本線 舞子駅付近を走る特急「明星」
マミヤ6×4.5、セコール80mm、絞りf8、1/125秒、エクタクロームER(山本明)

頁数:640 
価格:450円 

参考:国鉄初乗区間60円 
    東京~新大阪:  8,300円(普通車)
    東京~岡 山:10,300円(普通車)
    東京~博 多:14,000円(普通車)

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人600円・小人300円)適用
    東京~伊丹:10,400円(ジェット特別料金適用) 
    東京~岡山:13,400円(YS11使用便)※1日1往復 
    東京~福岡:20,100円(ジェット特別料金適用)            

当時の出来事(昭和53年4月):池袋(東京都)に、60階建て超高層ビル「サンシャイン60」開館。

読みどころ

国鉄関連 今月のお知らせ

春の臨時列車ご案内

伊豆下田方面への列車について

新東京国際空港へのご案内
3月30日(木)から、新東京国際空港が開港される予定です。都心と空港を結ぶ主要交通機関として、国鉄と京成電鉄及び東京空港交通バスの各ルートについて、大要を<黄色の6~8ページ>に一括収録してありますので、どうぞご利用ください。

地下鉄千代田線と小田急線の相互乗入れ
地下鉄千代田線の代々木公園~代々木上原間の延長工事が完成し、3月31日(金)から、小田急線との相互直通運転が始められる予定です。これに伴い、常磐線各駅停車の電車運転区間は我孫子~代々木上原間となり、休日を除き、朝夕のラッシュ時を中心に、千代田線電車は我孫子~本厚木間、小田急線電車は本厚木~綾瀬間をそれぞれ直通運転することになります。

新幹線 工事のため運休

「駅の旅行センター」と「みどりの窓口」の新設
新たに、函館駅に「駅の旅行センター」が、また、阪和線の和泉府中と北陸本線の鯖江の両駅に「みどりの窓口」がそれぞれ開設されました。
 

国鉄営業案内

【樺色ページ】
指定席・寝台の席番ご案内…473
列車の編成ご案内…474~482
主要駅の構内図…483~486
スタンプ設置駅一覧…487
記念きっぷのご案内…488

【赤色ページ】
運賃・料金・営業制度のご案内(営業案内の詳細目次は489ページをご覧ください)
新幹線のご案内(ひかり&プッシュホン)…504 
新幹線のご案内(ひかり&ホテル)…505    
周遊券のご案内…510~516
旅行センターのある駅…509
線名索引…519・520

航空関連

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(NKA)、南西航空(SWAL)の国内路線を方面別に掲載。
 ※札幌・東京・大阪・福岡・沖縄の各区間を結ぶ幹線は冒頭に掲載
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③運航機種
【JAL】日本航空   D:DC-8-50(定員132名)
                                 D8:DC-8-61(定員213~234名)
            D10:DC-10-40(定員310名)
            B:B-727-100(定員128名)
                                 SR:B-747SR(定員498名)
          LR:B-747LR(定員361~383名)

【ANA】全日空   B2:B-727-200(定員178名)
                               B3:B-737(定員119名)
            TR:トライスターL-1011(定員306名)
           O :オリンピア(YS-11)定員60名

【TDA】東亜国内航空 D9:DC9-41(定員128名)、YS:YS-11(定員60名)

【WJ】日本近距離航空 DH:DHC-6(定員19名)、YS:YS-11(定員64名)

【NU】南西航空 YS:YS-11A(定員64名)、DH:DHC-6(定員19名)


※名古屋・大阪・福岡~札幌の路線欄、1977年7月号から下記便の愛称が消える。
「ユーカラ」:大阪~福岡
「レインボー」:福岡~札幌

会社線(私鉄・バス・船舶・その他)

 

巻頭特集(グラビア)25~27頁

【国鉄のページ】※今号は掲載なし


ミナト神戸とその周辺
話題のテレビドラマ「風見鶏」の舞台神戸が、港として歴史に顔をのぞかせるのは、はるかに遠い三世紀の昔。六甲山を背にした環境が、港として格好の条件を備えていたからだろう。平清盛の対宋貿易、足利時代の対明貿易と時代は移り、慶応三年(1867)には対外貿易港として世界に向かって名乗りを上げた。
以来、それを切っかけに商人とか外交官といった外国人が来訪。ミナト神戸に移り住むことになる。港を望む山手地区の高台に、異人館が次つぎと出現したのもその頃からだ。今に残るハッサム住宅も、そうした建物の一つである。エキゾチック神戸の真骨頂が味わえるのも、この界わいだろう。
新しい神戸も見落とせない。三宮を中心としたショッピングセンター、地下に広がる「さんちかタウン」と若くてシックな神戸も続々と誕生してゆく。この神戸をとりまく周辺には須磨海岸、六甲山、有馬温泉などなど、バラエティに富んだ観光ポイントがぎっしり。

写真:①神戸港、②風見鶏、③海釣公園(須磨海岸)、④有馬温泉、⑤諏訪山公園、⑥異人館旧ハッサム住宅、⑦さんちかタウン、⑧湊川神社、⑨布引の滝、⑩灘五郷(酒どころ)、ほか

黄色のページ (今号掲載あり)

■新幹線(東京~新大阪間)の工事に伴う運転休止などのお知らせ1⃣~5⃣

■新東京国際空港へのご案内6⃣~8⃣
 

緑色のページ

■新幹線 41~46

■国鉄ハイウェイバス「ドリーム号」 46

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 46

■エル特急 47~49

■寝台特急 50~52

■連絡早見表 53~72

■新幹線各駅間の運賃・特急料金早見表 73

■新幹線と各線連絡運賃・特急料金早見表 74

■エル特急 運賃・特急料金早見表 75

■寝台特急 運賃・特急料金・寝台料金早見表 76
 

読者ページ(576頁) 

◆クイズコーナー
◆駅長さんこんにちわ(30)
 青梅線・青梅駅(東京都)
 藤野博さん(51歳)
◆スタッフあとがき
(敬称略)
赤沢良久、桑子登、新井貞吉、西野康司

発行人

柳井乃武夫 

編集人

藤田正二