通巻第631号
表紙の写真
北陸本線　新疋田～敦賀間を走る特急「雷鳥」
アサヒペンタックス６×７、絞りf11、1/125秒、エクタクローム（横田渉）

頁数：640　
価格：450円　

参考：国鉄初乗区間80円　※前号より改定60円→80円
　　 　東京～新大阪：  9,300円（普通車）　※前号より改定、8,300円→9,300円
　　　 東京～岡　山：11,500円（普通車）　※前号より改定、10,300円→11,500円
　　　 東京～博　多：15,300円（普通車）　※前号より改定、14,000円→15,300円

※航空路線：ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」（大人600円・小人300円）適用
　　　 東京～伊丹：10,400円（ジェット特別料金適用）　
　　　 東京～岡山：13,400円（YS11使用便）※1日1往復　
　　　 東京～福岡：20,100円（ジェット特別料金適用）　　　　　　　　　　  

当時の出来事(昭和53年9月）：東芝、世界初の日本語ワードプロセッサーW-10発表（翌年2月発売、630万円）

読みどころ

国鉄関連　今月のお知らせ

国鉄　特急・急行・寝台料金の改定
10月1日から、国鉄の特急料金、急行料金、B寝台料金が改定されます。改定料金は＜黄色の1⃣ページ＞をご覧ください。なお、グリーン料金、指定席料金、A寝台料金、連絡船寝台料金、連絡船急行料金はすえ置きとなります。
 
10月2日　全国ダイヤ改正
10月2日（月）から全国的にダイヤが改正されます。この改正は新幹線博多開業以来3年半ぶりのものです。東日本を中心に、全国主要線区に特急の増発、紀勢線和歌山～新宮間電化完成によるスピードアップ、通勤通学輸送の増強、武蔵野線の延長開業など大幅な輸送の改善が行われます。なお、改正ダイヤへの移行のため、10月1日から2日にわたって運転される夜行列車は、列車名が変ったり、運休となる列車がありますからご注意ください。

初秋の臨時列車ご案内

新幹線　工事のため運休

信越線　9月7日から正常ダイヤ

横浜線　工事のため運休・時刻変更

おことわり
＜黄色の②～⑪ページ＞に掲載予定の「10月1日から2日にわたる夜行列車のダイヤ」は、国鉄の準備の都合により掲載が間に合いませんでしたのでご了承願います。
なお、詳細は10月号でお知らせいたします。
 

国鉄営業案内

【樺色ページ】
指定席・寝台の席番ご案内…473
列車の編成ご案内…474～482
主要駅の構内図…483～486
スタンプ設置駅一覧…487
記念きっぷのご案内…488

【赤色ページ】
運賃・料金・営業制度のご案内（営業案内の詳細目次は489ページをご覧ください）
新幹線のご案内（ひかり＆プッシュホン、ひかり＆ホテル、ひかり＆食堂車、ひかり＆テレホンなど）…504　　　
周遊券のご案内…510～516
旅行センターのある駅…509
線名索引…519・520

航空関連

①日本航空（JAL）、全日空（ANA）、東亜国内航空（TDA）、日本近距離航空（NKA）、南西航空（SWAL）の国内路線を方面別に掲載。
　※札幌・東京・大阪・福岡・沖縄の各区間を結ぶ幹線は冒頭に掲載
②集合時刻：出発時刻の20分前迄。
③運航機種
【JAL】日本航空　  D：DC-8-50（定員132名）
                                 D8：DC-8-61（定員213～234名）
　　　　　　　　    D10：DC-10-40（定員310名）
　　　　　　　　    B：B-727-100（定員128名）
　　　　　　　　　B3：B-737（定員119名）
                                 SR：B-747SR（定員498名）
　　　　　　　　    LR：B-747LR（定員361～383名）

【ANA】全日空　　 B2：B-727-200（定員178名）
　                              B3：B-737（定員119名）
　　　　　　　　    TR：トライスターL-1011（定員306名）
　　　　　　　　　  O ：オリンピア（YS-11）定員60名

【TDA】東亜国内航空　D9：DC9-41（定員128名）、YS：YS-11（定員60名）

【WJ】日本近距離航空　DH：DHC-6（定員19名）、YS：YS-11（定員64名）

【NU】南西航空　YS：YS-11A（定員64名）、DH：DHC-6（定員19名）

会社線（私鉄・バス・船舶・その他）

巻頭特集（グラビア）25～27頁

【国鉄のページ】※今号は掲載なし


秋・郷愁の北陸路

北国街道の旅を続けた昔日の人びとが、難儀をしたと伝えられる木ノ芽峠の山越えも、今は北陸トンネルでわずか十分余り…。紅葉に彩られた山峡の宿場町今庄を過ぎれば、次第に越前平野が開けてくる。文字どおり北陸路の始まりであるが、幾多の歴史、伝説に包まれた北陸の旅は、郷愁を呼び起こす秋が最もふさわしい。
広大な人造湖に映える奥越、九頭竜湖の紅葉、岩肌の色とのコントラストが何とも美しい那谷寺の紅葉、そして峡谷鉄道に乗って眺めるスケールの大きい黒部の紅葉と、それぞれバラエティに富んだ北陸の自然美や古から伝わる民謡・踊りが旅情をなぐさめてくれる。あちこちに北陸の風物を楽しんだあとは、温かい北陸の温泉郷が待っていてくれる。やさしい人情、素敵な味覚、そして優れた設備で知られた北陸の温泉郷は、それぞれに特徴を持っており、選択の楽しさも味わうことができる。
写真：①五箇山の麦屋節、②室生犀星文学碑（金沢）、③黒部峡谷、④山中温泉、⑤大牧温泉、⑥おわら節、⑦氷見海岸、⑧那谷寺、⑨東尋坊、⑩九頭竜湖

黄色のページ　（今号掲載あり）

■10月1日改定　特急・急行・寝台新料金表1⃣

■新幹線（東京～新大阪間）の工事に伴う運転休止などのお知らせ2⃣～6⃣

■9月6日までの信越線時刻表・横浜線工事のための時刻変更7⃣
 

緑色のページ

■新幹線　41～46

■国鉄ハイウェイバス「ドリーム号」　46

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分　46

■エル特急　47～49

■寝台特急　50～52

■連絡早見表　53～72

■新幹線各駅間の運賃・特急料金早見表　73

■新幹線と各線連絡運賃・特急料金早見表　74

■エル特急　運賃・特急料金早見表　75

■寝台特急　運賃・特急料金・寝台料金早見表　76
 

読者ページ（576頁）　

◆クイズコーナー
◆駅長さんこんにちわ（35）
　中央本線・石和駅（山梨県石和町松本）
　守屋博文さん（54歳）
◆スタッフあとがき
（敬称略）
西野康司、山沢百合子、上田美恵子、桑子登

発行人

宮越茂夫　※前号より変更

編集人

藤田正二