通巻第667号
表紙の写真
伊豆急行 片瀬白田付近を走る185系電車
ニコンF3、50~300mmズーム、絞りf8、1/250秒、コダクローム64(牧重人)
頁数:676
価格:600円
参考:国鉄初乗区間 110円
東京~新大阪:10,800円(普通車)
東京~岡 山:13,000円(普通車)
東京~博 多:17,300円(普通車)
※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人900円・小人450円)適用
東京~伊丹:14,100円(ジェット特別料金適用)
東京~岡山:16,700円(YS11使用便)※1日2往復
東京~福岡:24,800円(ジェット特別料金適用)
当時の出来事(昭和56年9月):仏、死刑(ギロチン)廃止。同、高速鉄道TGV運行開始(パリ~リヨン間)
10月1日首都圏・北海道などでダイヤ改正
10月1日(木)に湘南・伊豆・房総・北海道各線のダイヤが改正されます。今回の改正は、湘南・伊豆・横須賀・総武など主として首都圏内の輸送改善と札幌を中心とした北海道内の都市間輸送体系の整備で、伊豆にはエル特急「踊り子」号がデビュー、北海道には千歳空港と新得を結ぶ新ルート「石勝線」が開業します。これらの改正概要は巻頭<黄色の1⃣~4⃣ページ>に掲載してあります。また秋のご旅行用に10月1日改正時刻を<黄色の11~69ページ>に特集しましたので、ご利用ください。
10月1日からの新線開業と新駅のお知らせ
10月1日(木)から北海道に石勝線(132.4キロ)が開業します。このルートは道央と道東を46.4キロも短絡する北海道の新しい幹線ルートで、15年の歳月をついやし完成しました。
ルート図は黄色の3⃣ページに掲載してありますが、一部夕張線を利用して千歳線千歳空港と根室本線新得を結んでおり、札幌~帯広間ではこれまでの滝川経由より65分ほど短縮されます。また、同日、夕張線(追分~紅葉山~夕張)は石勝線に線名が改称されるほか、紅葉山も新夕張に駅名がかわります。新駅は、石勝線新夕張~新得間に楓・占冠・石勝高原の3駅、総武本線船橋~津田沼間に東船橋、津田沼~幕張間に幕張本郷の2駅が、また豊肥本線竜田口~三里木間に武蔵塚がそれぞれ開業します。なお、武蔵塚には普通列車が停車します。時刻は10月号に掲載します。
秋の臨時列車オール掲載
新幹線による荷物輸送のご案内
8月1日から「RAIL GO サービス」という新幹線による荷物輸送が開始されました。当面は、東京~新大阪間の「こだま号」12往復で、文書や貴重品などを新幹線のもつハイ・スピードを生かし、安全かつ確実に輸送します。午前発送と夕刻発送の2パターンがあり、これにつれ料金も2本立てになっています。なお、お取り扱いは東京・新大阪・大阪(受託のみ)の3駅です。詳しくは<ピンクの405ページ>をご覧ください。
駅レンタカー木曽福島駅に開業、9月1日から料金改定
中央本線木曽福島駅に「駅レンタカー」が開業しました。料金その他詳しいことは<ピンクの413ページ>をご覧ください。なお、駅レンタカー、レール&ドライブの料金は、9月1日から改定されました。
くつろぎの加賀能登路
写真:①白米の千枚田、②見附島・通称軍艦島、③松本清張作「ゼロの焦点」の舞台となったヤセの断崖、④山中温泉、⑤冬の浅野川で獲れるゴリは金沢ならではの味、⑥輪島の朝市、⑦那谷寺、⑧金沢の古い街並・老舗のあめ屋、⑨郷土玩具・鯨舟
道東への新ルート 千歳空港駅と石勝線
この秋、北海道はエポックメイキング。石狩地方と十勝地方を隔てる日高山脈を貫通する石勝線が、15年の歳月をかけた難工事を経て完成し、いよいよ10月に開通します。これで千歳空港駅から帯広・釧路へは、特急で約2時間も短縮され、千歳空港・札幌を軸とした道内の鉄道体系はまた一歩、進められることになりました。
写真:①国内初の空港連絡駅である千歳空港駅。、②空港と駅はブリッジで直結。自由に使えるカートが30台用意されており、大きな荷物の持ち運びに好評、③夕張市への新しい玄関口新夕張駅(旧紅葉山駅)。赤茶色のトタン屋根の旧駅舎左手に新駅が完成、④占冠~石勝高原間を行く試運転列車、⑤石勝高原駅は、カラマツ林に囲まれたなだらかな草原の中にあり、付近はスキー場として有望、ほか
写真:信越本線 信濃追分~御代田間の189系電車特急「あさま」
車両見取図:クハ189形、モハ189形、モハ188形、サロ189形
解説
図:189系特急形直流電車の走る区間
■10月ダイヤ改正トピックス1⃣~4⃣
◎ニュータイプの特急電車が登場
◎日高山脈をトンネルで貫通
◎総武線津田沼~千葉間の複々線化完成
■いい日旅立ち いいニュース⑤~⑩
◎くつろぎの加賀能登路キャンペーン 9月1日から
■10月1日からの時刻11~69
■8月31日までの身延線時刻70~71
■10月1日からの時刻 東京近郊区間72
■JNRトピックス ただ今3割ーひかり号の新型座席
■新幹線 45~50
■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 50
■エル特急 51~57
■寝台特急 58~60
■連絡早見表 61~74
【ピンクページ】
運賃・料金・営業制度のご案内(営業案内の詳細目次は381ページをご覧ください)
新幹線のご案内
ひかり&プッシュホン…400
ひかり&ホテル…401
ひかり&食堂車…402
ひかり&テレホン…402
周遊券…406~412
駅の旅行センター…412
指定席・寝台の席番ご案内…414
列車の編成ご案内…415~424
主な駅のご案内…425~429
線名索引…431・432
記念きっぷ発売のお知らせ…433
「わたしの旅」スタンプ設置駅一覧…434・435
国鉄指定券電話予約申込書…436
◇国鉄ハイウェイバス
東名高速線…438
名神高速線…440
中国高速船…440
◇会社線
北海道地方…442~447
東北地方…447~456
関東地方…457~472
中部地方…473~490
近畿地方…490~500
中国地方…500~509
四国地方…509~513
九州地方…513~522
奄美・沖縄地方…522~524
長距離フェリー…525
エースバス紀行・定期観光バス526~538
航空…539~545
①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(WJ)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】
D8:DC-8-61(定員201~233名)
D10:DC-10-40(定員321~370名)
B2:B-727-200(定員178名)
SR:B-747SR(定員498~550名)
LR:B-747LR(定員361~383名)
【ANA】
B2:B-727-200(定員178名)
B3:B-737(定員126名)
SR:B-747SR(定員500名)
TR:L-1011(定員326名)
YS:YS-11(定員64名)
【TDA】東亜国内航空
A:A-300(定員281名)
D9:DC-9-80(定員163名)
DC-9-41(定員128名)
YS:YS-11(定員60名)
【NKA】日本近距離航空
YS:YS-11(定員60名)
DH:DHC-6(定員19名)
【SWAL】南西航空
B3:B-737(定員130名)
YS:YS-11(定員64名)
DH:DHC-6(定員19名)
【NCA】新中央航空
BN:BN-2(定員9名)
【NNA】日本内外航空
BN:BN-2A(定員9名)
BN:BN-2A-MKⅢ(定員16名)
【NAW】長崎航空
BN:BN-2A(定員9名)
C:セスナ402(定員8名)
◆クイズコーナー
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◆Q&Aコーナー
◆壇上完爾のぼやき節(12)
◆編集長から(平井清一)
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(敬称略)
市川英史、小原斎、大辺鳴海、岡本弘江、瀬谷いづみ、高橋昭二
宮越茂夫
平井清一