JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1985年6月号

JTB時刻表1985.6

通巻第712

表紙の写真
上越新幹線 上毛高原駅付近
撮影データなし (小川金治)

頁数:766 
価格:690円 

参考:国鉄幹線初乗区間 140円 ※前号より改定 130円→140円
    国鉄地方交通線初乗区間 140円 ※前号より改定 130円→140円 
    ※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
      幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。

    東京~新大阪:12,600円(普通車)※前号より改定 12,200円→12,600円 
    東京~岡  山:15,100円(普通車)※前号より改定 13,800円→15,100円 
    東京~博  多:20,000円(普通車)※前号より改定 19,400円→20,000円 
     上野~仙  台:  9,400円(普通車)※前号より改定   8,900円→  9,400円
    上野~盛  岡:12,600円(普通車)※前号より改定 11,700円→12,600円
    上野~ 新  潟:  9,200円(普通車)※前号より改定   8,700円→ 9,200円

参考:新幹線競合区間の航空運賃
    東京~伊丹:15,600円(ジェット特別料金適用)  
    東京~岡山:21,700円(YS11使用便)※1日2往復  (ANA)
    東京~福岡:27,100円(ジェット特別料金適用)
    東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※今号より記載なし(廃止)
    東京~花巻:18,000円(ジェット便)1日2往復、(TDA)
    東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人900円・小人450円)適用

当時の出来事(昭和60年6月):大相撲、初の「ニューヨーク場所」開催。
 

読みどころ

今月のトピックス 

夏の臨時列車運転

房総各線7月20日から夏ダイヤで運転

科学万博臨時列車「エキスポライナー号」の運転
科学万博-つくば’85)の開催期間の9月16日まで、上野・我孫子・取手(一部大宮、武蔵野線経由)~万博中央・土浦駅間に、臨時列車「エキスポライナー号」がたくさん運転されています。「エキスポライナー号」には、普通乗車券だけで自由にご乗車できます。なお、我孫子駅または取手駅が始発・終着となっている「エキスポライナー号」には、上野発着の快速電車が連絡しております。これらの列車は全て本文(352~363ページ)に掲載してあります。また、万博中央駅~科学万博会場間には連節バス(スーパーシャトル)が運転されています。
また、列車ホテル「エキスポドリーム号」が、6月1日(土)から9月15日(日)まで運連されます。
科学万博については付録8⃣~9⃣ページに掲載してありますので、本文とあわせてご覧ください。

修学旅行シーズンの新幹線の自由席について

エキゾチックジャパン トクトクニュース
今月は、新たに誕生するお年寄りのための旅行クラブ「ジパング倶楽部」のご紹介と、展開中の「まるごと自然-東北」キャンペーンの楽しいイベントや、今夏も開設される子供の天国「北海道自然の村」のニュースなどを盛り込みました。
 

巻頭集(カラー・グラビア)1~4頁 

ぐっと群馬・新潟
上越新幹線の上野乗入れで、またひとつ東京へ身近さを増した群馬・新潟。8月25日まで続く、”ぐっと群馬・新潟”キャンペーンのイベントもいよいよ佳境に入る。210キロのスピードを足に出発!
写真:
①群馬・新潟・福島の県境にまたがる尾瀬。群馬川は沼田、新潟側は小出から入山が便利。
②新潟は佐渡・小木のたらい舟。「ぐっと群馬・新潟」のイベントのひとつ”たらい舟操縦士免状獲得”に挑戦してみよう。
③郷土玩具福だるまは高崎周辺で作られる。駅弁のモデルにも。
④朝の光に燃えるような谷川岳一ノ倉沢。土合からロープウェイを使えば頂上まで4時間。
⑤伊香保を愛した竹久夢二の記念館。
⑥高さ50~100mの柱状節理の断崖が続く清津峡は新潟の秘境のひとつ。近くに温泉があり、手軽なハイキングが楽しめる。
⑦相川の旧佐渡金山宗太夫抗。江戸時代の採金の模様を人形で再現。
ほか

楽しさいっぱい北海道自然の村
大自然の中での子供達だけの集団生活は出来事のひとつひとつが新しい体験であり大冒険の気分。いつまでも、いつまでも美しい記憶となって残ることでしょう。
「北海道自然の村」は今夏も8カ所が開設されます。このスナップは昨年リーダーの方々が撮影したもの。みんなの生き生きした表情をご覧ください。
写真
⓵サロベツ原野の果てを目指してハイキング、見えたゾ!利尻富士!
②のびのび大地で朝もさわやか(サロベツ)
③アポイでカーボーイ気取り、馬の背中って暖かいよ
④テントで寝るのも楽しいネ(サロベツ)
⑤浜辺で食べる焼きたての貝の味は最高(熊石)
⑥熊石の山で昆虫採集、何が採れた?
ほか

 

駅シリーズ 32

上毛高原駅

写真⓵:現駅舎。利根川と赤谷川の間、緩やかな起伏に直線が映える。
写真②:温泉地の拠点駅。上野から67分、新潟から78分。遠景は谷川岳
写真③:法師温泉。湯治場の面影を残す一軒宿。あのフルムーンポスターの舞台はこのお風呂。
写真④:月夜野焼。新幹線工事の現場の土から誕生。青銅と辰砂が色美しい。
写真⑤:赤谷川橋梁。直径116mの巨大なアーチが国道17号と渓谷をまたぐ。高さ70mから見下ろす”黒岩八景”の景観は雄大だ。
写真⑥:陶壁画”赤い城山”月夜野の陶土で作ったもの。駅は赤城山に向かって眺望が開ける。
駅解説

黄色のページ(付録頁)

■新しい国鉄運賃・料金のお知らせ1⃣~7⃣
◎ステキなお年寄りのための旅行クラブ「ジパング倶楽部」に入会しましょう
◎夏休みの旅行はまるごと自然-東北へ
◎お子さんを大きく育てる”北海道自然の村”
◎国鉄”ひかり宅配便”がスタート!

■科学万博-つくば’85交通案内8⃣~9⃣

■科学万博往復割引きっぷご案内⑩

■渚滑・相生、万字・倉吉・室木・香月・勝田・添田・矢部線代替バス時刻表⑪

■房総夏ダイヤ⑫~㉕

■5月31日(金)までの根室本線・石勝線時刻㉖~㉙

■記念きっぷ発売のお知らせ㉚~㉛

■8月10日(土)からの飯山線時刻㉜

緑色のページ

■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 55~61
・東北・上越新幹線 61~65
・昼間の特急 66~77
・寝台特急 78~80
・連絡早見表 81~94

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 61

 

国鉄営業案内 

【ピンクページ】 
運賃・料金・営業制度のご案内
きっぷ入門 432~435
だれでもできる運賃計算…436~443
きっぷのルール…444~450
きっぷ、万が一…451~454
トクトクきっぷ…459~481
新幹線もりだくさん…482~485
バスの旅・船の旅…486~488  
荷物のご案内…489~492
指定席・寝台の席番ご案内…493
列車の編成ご案内…494~504
線名索引…505・506
運賃・料金早見表…507~526
 

国鉄バス・会社線(バス・鉄道・航路・航空)時刻表 

◇国鉄ハイウェイバス
東名高速線…528
名神高速線…530
中国高速線…530

◇会社線
北海道地方…532~537
東北地方…537~546
関東地方…547~564
中部地方…564~580
近畿地方…580~590
中国地方…590~599
四国地方…599~603
九州地方…603~612
奄美・沖縄地方…613・614
長距離フェリー…615
定期観光バス616~628
航空…529~635
市内・空港間の交通案内…636~638

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(WJ)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)、長崎航空(NAW)、日本エアコミューター(JAC)、公共航空(PAK)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】
  D10:DC-10-40(定員321~370名)
  SR:B-747SR(定員530~550名)
【ANA】
 B2:B-727-200(定員178名)
 B3:B-737(定員126名)
 B6:B-767(定員235名) 
 SR:B-747SR(定員500名)
 TR:L-1011(定員326名)
 YS:YS-11(定員64名)
【TDA】東亜国内航空
  A:A-300(定員281名)
D9:DC-9-80(定員163名) 
   DC-9-41(定員128名)
YS:YS-11(定員60名)
【NKA】日本近距離航空
YS:YS-11(定員60名)
DH:DHC-6(定員19名)
【SWAL】南西航空
B3:B-737(定員130名)
YS:YS-11(定員64名)
DH:DHC-6(定員19名)
【NCA】新中央航空
BN:BN-2(定員9名)
【NAW】長崎航空
BN:BN-2A(定員9名)
GA:GAF2(定員16名)
【JAC】日本エアコミューター
DO:ドルニエDO228(定員19名)
【PAK】公共航空
BN:BN-2A(定員9名)

会社線(私鉄・バス・船舶・その他

 

たいむ・たいむ・てぇぶる №74 (700~702頁)

◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー
◆壇上完爾のぼやき節(57)

■スタッフあとがき
(敬称略)
木村嘉男、うたの裕美おねえさん、落ち込んでいたM君、中島均、縄和博、関川由都子
 
◆編集長から(渋谷邦彦)
 

発行人

木下幸雄 

編集人

渋谷邦彦