通巻第713号
表紙の写真
特急「あさま」 御代田~平原間
ニコンF3、85mm、1/1000、絞り4、TKR (小川金治)
頁数:766
価格:690円
参考:国鉄幹線初乗区間 140円 ※前々号より改定 130円→140円
国鉄地方交通線初乗区間 140円 ※前々号より改定 130円→140円
※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。
東京~新大阪:12,600円(普通車)※前々号より改定 12,200円→12,600円
東京~岡 山:15,100円(普通車)※前々号より改定 13,800円→15,100円
東京~博 多:20,000円(普通車)※前々号より改定 19,400円→20,000円
上野~仙 台: 9,400円(普通車)※前々号より改定 8,900円→ 9,400円
上野~盛 岡:12,600円(普通車)※前々号より改定 11,700円→12,600円
上野~ 新 潟: 9,200円(普通車)※前々号より改定 8,700円→ 9,200円
参考:新幹線競合区間の航空運賃
東京~伊丹:15,600円(ジェット特別料金適用)
東京~岡山:21,700円(YS11使用便)※1日2往復 (ANA)
東京~福岡:27,100円(ジェット特別料金適用)
東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※前号より記載なし(廃止)
東京~花巻:18,000円(ジェット便)1日2往復、※今号より休航中
東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)
※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人900円・小人450円)適用
当時の出来事(昭和60年7月):京都市、古都保存協力税実施。同税反対の拝観停止寺院相次ぐ。(金閣・銀閣・清水寺など)
夏の臨時列車が大増発
房総各線7月20日から夏ダイヤで運転
科学万博臨時列車「エキスポライナー号」の運転
科学万博-つくば’85)の開催期間の9月16日まで、上野・我孫子・取手(一部大宮、武蔵野線経由)~万博中央・土浦駅間に、臨時列車「エキスポライナー号」がたくさん運転されています。「エキスポライナー号」には、普通乗車券だけで自由にご乗車できます。なお、我孫子駅または取手駅が始発・終着となっている「エキスポライナー号」には、上野発着の快速電車が連絡しております。これらの列車は全て本文(352~363ページ)に掲載してあります。また、万博中央駅~科学万博会場間には連節バス(スーパーシャトル)が運転されています。
また、列車ホテル「エキスポドリーム号」が、6月1日(土)から9月15日(日)まで運連されます。
科学万博については付録㉜・㉝ページに掲載してありますので、本文とあわせてご覧ください。
キャプテン・システムで座席予約がOK
今まで、プッシュホンによる座席予約ができる列車は、東京駅と上野駅に発着する新幹線だけでしたが、7月1日(月)から、在来線の特急列車もできるようになりました。また、同時に、キャプテン・システムでも、列車予約ができるようになりました。詳しいことは、付録のページと、ピンクの「国鉄営業案内」をご覧ください。
修学旅行シーズンの新幹線の自由席について
民営となる地方交通線
7月1日(月)から、大畑線が下北交通の鉄道線に、興浜北線が宗谷バス、岩内線がニセコバスに、また7月15日(月)からは、興浜南線が北紋バスにそれぞれ移管されます。
エキゾチックジャパン トクトクニュース
今夏は夏の臨時列車のお知らせ、キャプテン・プッシュホン予約の開始、ジパング倶楽部のご案内など、盛りだくさんにお届けします。
さわやか信州
夏の信州は、山岳・高原・湖・渓谷と、どこへ足を向けても、さわやかさがいっぱいだ。北は黒姫・戸隠から南は木曽・伊那谷まで、夏旅の良さを満喫できる自然のふところは広く大きい。その中に点々とちりばめられた歴史の遺産を訪ねるのも、またいい。信州ワイド周遊券をフルに使って、ゆっくりと歩きたいものだ。
写真:
①不思議な微笑をたたえて安曇野の立つ道祖神。大糸線の穂高・有明付近の野に多い。
②かつて登山者たちの秘境だった上高地の自然も、今では誰もが楽しめる。大正池から河童橋を経てこの明神池へはベストハイキングコース。
③青々とした芝生の絨毯の上に寝ころんで牛と一緒に雲とお話ししてみたい(美ケ原)
④若いギャルでいっぱいの軽井沢も鹿島の森あたりまで入ると、すっぽりと高原に包まれた気分が味わえる。
⑤信越線で碓氷峠を越えて浅間山の白煙に迎えられ、ああ信州実感。
⑥平地に築かれた松本城は烏城の異名を持つ。天守閣は現存するものでは最古のもの。
⑦木曽谷、妻籠宿の夕景には、提燈を下げた姿が似合う。しっとりと街道を歩いてみたい。
⑧梓川支流の湯川に湧く白骨温泉は、石灰分が多く白く濁っている。小説”大菩薩峠”でも有名。
⑨そばの香りもひときわ高い信州そば(戸隠)
⑩”ただ今、サル入浴中”湯田中からバス、一軒宿の地獄谷温泉にて。野生のサルたちの入浴風景はなんともユーモラスで楽しい
ほか
写真⓵:2代駅舎。七尾線の終点。海の街輪島に駅が出来て今年で50年。昭和52年に生まれ変わった駅舎は日本海の青空によく映える。
写真②:駅額。黒漆に蒔絵の金文字が豪華。
写真③:輪島塗。千年の伝統を誇る技術は今日も。1作の工程は約120回余。
写真④:昼下がりの踏切。魚売りの母娘がのんびりと横切る。
写真⑤:朝市通り。午前7時頃から露店が並ぶ
写真⑥:市街眺望。大地の緑、豊かな海の街、そして働きものの女性の姿が至る所にある。
駅解説
■新しい国鉄運賃・料金のお知らせ1⃣~9⃣
◎夏の国鉄大増発
「サロンエクスプレス踊り子号」
ふだんは団体で申込まないと乗れないサロンエクスプレス。まるでヨーロッパの高級客車を思わせる豪華な設備の特急です。この夏は一般の方も乗車OK。お子様方に喜ばれることうけ合いの臨時特急です。ほか
◎これは便利だ 通勤新幹線
◎国鉄のクレジットカード「JNRカード」がお目見えします。
◎キャプテン・プッシュホンで予約OK「今月号」第2弾「銀河鉄道の夜号」でプレゼント
◎「ジパング倶楽部」に申込み殺到!
◎夏休み新幹線ちびっ子一人旅
◎ジパング倶楽部入会申込書
■記念きっぷ発売のお知らせ⑩~⑪
■海・山への往復割引きっぷご案内⑫~⑭
■7月12日(金)からの筑肥線時刻⑮
■房総夏ダイヤ⑯~㉙
■8月10日(土)からの飯山線時刻㉚
■バス転換路線と下北交通時刻表㉛
■科学万博-つくば’85交通案内㉜・㉝
■科学万博往復割引きっぷご案内㉞
■主な駅のご案内㉟~㊵
■予土線・仙石線・気仙沼線・津軽臨時列車時刻㊶
■プッシュホン・キャプテンシステムの列車予約コード一覧表㊷~㊼
■中央線・青梅線臨時列車の時刻㊽
■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 55~61
・東北・上越新幹線 61~65
・昼間の特急 66~77
・寝台特急 78~80
・連絡早見表 81~94
■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 61
【ピンクページ】
運賃・料金・営業制度のご案内
きっぷ入門 432~435
だれでもできる運賃計算…436~443
きっぷのルール…444~450
きっぷ、万が一…451~454
トクトクきっぷ…459~481
新幹線もりだくさん…482~485
バスの旅・船の旅…486~488
荷物のご案内…489~492
指定席・寝台の席番ご案内…493
列車の編成ご案内…494~504
線名索引…505・506
運賃・料金早見表…507~526
◇国鉄ハイウェイバス
東名高速線…528
名神高速線…530
中国高速線…530
◇会社線
北海道地方…532~537
東北地方…537~546
関東地方…547~564
中部地方…564~580
近畿地方…580~590
中国地方…590~599
四国地方…599~603
九州地方…603~612
奄美・沖縄地方…613・614
長距離フェリー…615
定期観光バス616~628
航空…529~635
市内・空港間の交通案内…636~638
①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(WJ)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)、長崎航空(NAW)、日本エアコミューター(JAC)、公共航空(PAK)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】
D10:DC-10-40(定員321~370名)
SR:B-747SR(定員530~550名)
【ANA】
B2:B-727-200(定員178名)
B3:B-737(定員126名)
B6:B-767(定員235名)
SR:B-747SR(定員500名)
TR:L-1011(定員326名)
YS:YS-11(定員64名)
【TDA】東亜国内航空
A:A-300(定員281名)
D9:DC-9-80(定員163名)
DC-9-41(定員128名)
YS:YS-11(定員60名)
【NKA】日本近距離航空
YS:YS-11(定員60名)
DH:DHC-6(定員19名)
【SWAL】南西航空
B3:B-737(定員130名)
YS:YS-11(定員64名)
DH:DHC-6(定員19名)
【NCA】新中央航空
BN:BN-2(定員9名)
【NAW】長崎航空
BN:BN-2A(定員9名)
GA:GAF2(定員16名)
【JAC】日本エアコミューター
DO:ドルニエDO228(定員19名)
【PAK】公共航空
BN:BN-2A(定員9名)
◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー
◆壇上完爾のぼやき節(58)
■スタッフあとがき
(敬称略)
大辺鳴海、木村昭夫、内山弘美、木村嘉男、赤沢良久、かわいももこ
◆編集長から(渋谷邦彦)
木下幸雄
渋谷邦彦