JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1985年8月号

JTB時刻表1985.8

通巻第714

表紙の写真
特急「ライラック」 島松~北広島間(千歳線・北海道)
撮影データなし、撮影者:服部健一

頁数:766 
価格:690円 

参考:国鉄幹線初乗区間 140円 
    国鉄地方交通線初乗区間 140円
    ※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
      幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。

    東京~新大阪:12,600円(普通車) 
    東京~岡  山:15,100円(普通車)
    東京~博  多:20,000円(普通車) 
     上野~仙  台:  9,400円(普通車)
    上野~盛  岡:12,600円(普通車)
    上野~ 新  潟:  9,200円(普通車)

参考:新幹線競合区間の航空運賃
    東京~伊丹:15,600円(ジェット特別料金適用)  
    東京~岡山:21,700円(YS11使用便)※1日2往復  (ANA)
    東京~福岡:27,100円(ジェット特別料金適用)
    東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※前々号より記載なし(廃止)
    東京~花巻:18,000円(ジェット便)1日2往復、※今号より掲載なし(廃止)
    東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人900円・小人450円)適用

当時の出来事(昭和60年8月):8/12、JAL123便が御巣鷹山尾根に墜落。520名死亡、4名生存。
 

読みどころ

今月のトピックス 

夏の臨時列車大増発

房総各線8月18日まで夏ダイヤで運転

科学万博臨時列車「エキスポライナー号」の運転
科学万博-つくば’85)の開催期間の9月16日まで、上野・我孫子・取手(一部大宮、武蔵野線経由)~万博中央・土浦駅間に、臨時列車「エキスポライナー号」がたくさん運転されています。「エキスポライナー号」には、普通乗車券だけで自由にご乗車できます。なお、我孫子駅または取手駅が始発・終着となっている「エキスポライナー号」には、上野発着の快速電車が連絡しております。これらの列車は全て本文(352~363ページ)に掲載してあります。また、万博中央駅~科学万博会場間には連節バス(スーパーシャトル)が運転されています。
また、列車ホテル「エキスポドリーム号」が、9月15日(日)まで運連されます。
科学万博については付録⑩・⑫ページに掲載してありますので、本文とあわせてご覧ください。

キャプテン・システムで座席予約がOK
キャプテン・システム、プッシュホンで列車の座席予約ができます。予約ができる列車は、キャプテンでは、新幹線と在来線の全特急、プッシュホンでは、新幹線の全列車と東京地区のターミナル駅に発着する特急列車です。詳しいことは、付録のページと、ピンクの「国鉄営業案内」(457~458ページ)をご覧ください。

JNRカードできっぷが買えます。

8月23日(金)から、国鉄のクレジットカード「JNRカード」できっぷが買えるようになります。
取扱いは、全国240ヶ所の主な駅のみどりの窓口と、駅の旅行センターです。詳しくは、付録のページと、ピンクの「国鉄営業案内」(482ページ)をご覧ください。

エキゾチックジャパン トクトクニュース
今月は、国鉄のきっぷが買えるクレジットカード「JNRカード」のご紹介、夏休みに走る楽しい「イベント列車」のお知らせ、「キャンセル待ちコーナー」のご案内、自分でデザインできる「オレンジカード」について、先月に引き続き好評な「ジパング倶楽部」の話題など盛りだくさんの情報をお届けします。
 

巻頭集(カラー・グラビア)1~4頁 

北陸へいらっしゃい
日本海に面した富山、石川、福井の三県には、山岳国立公園や海岸国定公園などが五つもあり、山に海にと多くの観光ポイントがある。夏の北陸路は自然美の魅力がいっぱいだ。さあ、北陸へいらっしゃい。
写真:
①巨大な奇岩が壁を連ねたようにそそり立つ東尋坊。
②越中八尾の風の盆。9月1~3日、おわら節を歌いながら踊り歩く。
③山頂から谷底までが1500~2000mあるという黒部峡谷を走る黒部峡谷鉄道。夏でも涼味満点。
④魚津まつり。柱に70~80個の提燈を吊るした”たてもん”を引き回す。
⑤七尾湾の中心に浮かぶ能登島にあるのとじま臨海公園では、イルカショーが楽しい。
⑥手取渓谷は、日本三名山の一つ白山を源に日本海に流れ出る手取川の峡谷。
⑦奇怪な面をつける御陣乗太鼓は、能登郷土芸能の白眉とされる。
⑧ギヤマンがエキゾチックな金沢の尾山神社。
⑨能登金剛の代表的な景勝地、巌門。
⑩富山駅の代表的な駅弁、ますのすし。
ほか
 

駅シリーズ 34

直江津駅

写真⓵:3代駅舎。昭和15年築。三角屋根と白壁が可愛い。来年は開業して100年を迎える。新潟県内の最古参駅。
写真②:ホームに立つ信号燈。新幹線長岡駅までは約1時間。
写真③:駅前旅館。駅を降りると明治の洋館が…
写真④:安寿と厨子王の供養塔。荒川の河口に向かって並んで立つ。
写真⑤:廻船問屋。浜近くの煉瓦壁、洋館が昔日の面影を。
写真⑥:佐渡への玄関口・直江津港。小木港まで2時間40分の船旅だ。
駅解説

黄色のページ(付録頁)

■エキゾチックジャパン トクトクニュース1⃣~9⃣
◎「JNRカード」で安心旅行
◎夏休みお楽しみイベント情報
◎キャンセル待ちコーナーが増えました
◎指定券予約に新兵器
◎小さな冒険旅行 新幹線ちびっ子一人旅
◎あなたのデザインでオレンジカード
◎ジパング旅行出発進行!

■科学万博-つくば’85交通案内⑩・⑪

■科学万博往復割引きっぷご案内⑫

■海・山への往復割引きっぷご案内⑬~⑮

■プッシュホン・キャプテンシステムの列車予約コード一覧表⑯~㉑

■房総夏ダイヤ㉒~㉟

■8月9日(金)までの飯山線時刻㊱

■バス転換路線と下北交通時刻表㊲

■記念きっぷ発売のお知らせ㊳~㊴

■中央線・青梅線臨時列車の時刻㊵

 

緑色のページ

■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 55~61
・東北・上越新幹線 61~65
・昼間の特急 66~77
・寝台特急 78~80
・連絡早見表 81~94

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 61

 

国鉄営業案内 

【ピンクページ】 
運賃・料金・営業制度のご案内
きっぷ入門 432~435
だれでもできる運賃計算…436~443
きっぷのルール…444~450
きっぷ、万が一…451~454
トクトクきっぷ…459~481
新幹線もりだくさん…482~485
バスの旅・船の旅…486~488  
荷物のご案内…489~492
指定席・寝台の席番ご案内…493
列車の編成ご案内…494~504
線名索引…505・506
運賃・料金早見表…507~526
 

国鉄バス・会社線(バス・鉄道・航路・航空)時刻表 

◇国鉄ハイウェイバス
東名高速線…528
名神高速線…530
中国高速線…530

◇会社線
北海道地方…532~537
東北地方…537~546
関東地方…547~564
中部地方…564~580
近畿地方…580~590
中国地方…590~599
四国地方…599~603
九州地方…603~612
奄美・沖縄地方…613・614
長距離フェリー…615
定期観光バス616~628
航空…529~635
市内・空港間の交通案内…636~638

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(WJ)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)、長崎航空(NAW)、日本エアコミューター(JAC)、公共航空(PAK)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】
  D10:DC-10-40(定員321~370名)
  SR:B-747SR(定員530~550名)
【ANA】
 B2:B-727-200(定員178名)
 B3:B-737(定員126名)
 B6:B-767(定員235名) 
 SR:B-747SR(定員500名)
 TR:L-1011(定員326名)
 YS:YS-11(定員64名)
【TDA】東亜国内航空
  A:A-300(定員281名)
D9:DC-9-80(定員163名) 
   DC-9-41(定員128名)
YS:YS-11(定員60名)
【NKA】日本近距離航空
YS:YS-11(定員60名)
DH:DHC-6(定員19名)
【SWAL】南西航空
B3:B-737(定員130名)
YS:YS-11(定員64名)
DH:DHC-6(定員19名)
【NCA】新中央航空
BN:BN-2(定員9名)
【NAW】長崎航空
BN:BN-2A(定員9名)
GA:GAF2(定員16名)
【JAC】日本エアコミューター
DO:ドルニエDO228(定員19名)
【PAK】公共航空
BN:BN-2A(定員9名)

会社線(私鉄・バス・船舶・その他

 

たいむ・たいむ・てぇぶる №76 (700~702頁)

◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー
◆壇上完爾のぼやき節(59)

■スタッフあとがき
(敬称略)
西野康司、志田智彦、大里しじみ、村井富雄、吉田信行、関川由都子
 
◆編集長から(渋谷邦彦)
 

発行人

木下幸雄 

編集人

渋谷邦彦