JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1987年1月号

JTB時刻表1987.1

通巻第731

表紙の写真
瀬戸大橋
アサヒペンタックス6×7、55mm、1/60、F11、EPR (小川金治)

頁数:870  ※前々号よりページ数増(790→870ページ)
価格:740 ※前々号より価格改定(690円→740円)

参考:国鉄幹線初乗区間 140円 
    国鉄地方交通線初乗区間 140円
    ※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
      幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。

    東京~新大阪:13,100円(普通車) 
    東京~岡  山:15,600円(普通車)
    東京~博  多:20,700円(普通車) 
     上野~仙  台:  9,900円(普通車) 
    上野~盛  岡:13,000円(普通車)
    上野~ 新  潟:  9,600円(普通車)

参考:新幹線競合区間の航空運賃
    東京~伊丹:15,600円(ジェット特別料金適用)  
    東京~岡山:21,700円(YS11使用便)※1日2往復  (ANA)
    東京~福岡:27,100円(ジェット特別料金適用)
    東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※1985年6月号より記載なし(廃止)
    東京~花巻:18,000円(ジェット特別料金適用)※1985年8月号より記載なし(廃止)
    東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人900円・小人450円)適用
※1985年11月号より「特別席料金」設定。全日空B-747SR機2階席に「スーパーシート」として初登場。
※1985年4月号より、日本航空B-747SR機にも登場。
 1985年6月号より、日本航空DC-10機設置。
 1986年12月号より、日本航空B-767機設置。
 航空運賃とは別に搭乗区間ごとに特別席料金(大人・小人同額)が必要
 (特別席料金)
 普通大人片道運賃 10,000~20,000円未満 → 6,000円
              20,000~30,000円未満 → 7,000円(東京~札幌など)
              30,000~40,000円未満 → 8,000円(東京~沖縄など)
                40,000~50,000円未満 → 9,000円(福岡~札幌)
                50,000円以上           → 10,000円(沖縄~札幌)

当時の出来事(昭和62年1月):日本初の女性エイズ患者を神戸市内で確認。東京都のAIDS対策テレホンサービスに電話が殺到。
 

読みどころ

今月のトピックス 

帰省から観梅まで冬の臨時列車オール掲載

初詣に便利な臨時列車の運転

マイカー同行「カートレイン」の旅
マイカー同行の旅として人気の高い「カートレイン」に、今冬から、熱田(名古屋)発の「カートレイン」が加わり、12月から1月にかけて運転されます。運転区間は、「カートレイン」が恵比寿(東京)~東小倉間、「カートレイン名古屋」が熱田(名古屋)~東小倉間です。運転期日・時刻・ねだんなど詳しいことは、付録のページをご覧ください。

予約は早目に「シュプール号」

”新幹線初旅フリーきっぷ”でビッグなお正月

魅力いっぱい京の冬の旅

宮之城線のバス転換について
国鉄宮之城線(川内~薩摩大口間66.1キロ)は、1月10日(土)にバス路線に転換される予定です。


エキゾチックジャパン トクトクニュース
”新幹線新春初旅フリーきっぷ”の紹介をはじめ、お得な話題が満載。

巻頭集(カラー・グラビア)1~4頁 

あじわいの岡山路から青い国・四国
写真:
①完成間近な瀬戸大橋、岡山方面を望む
②総社・鬼城山の備中温羅太鼓(1月1日)
③しっとりした日本情緒の漂う倉敷
④ダムを背に河原に湧く野趣溢れる湯原温泉
⑤讃岐富士とよばれる飯ノ山
⑥琴平・金刀比羅宮
⑦四国霊場第23番札所薬王寺・日和佐
⑧日本最古の温泉といわれる松山・道後温泉
⑨急斜面に造られた宇和島の段々畑
⑩真紅のツバキが咲き乱れる早春の足摺岬
ほか

100系ニュー新幹線はグルメ感覚
ニュー新幹線の2階建て食堂車は大きな窓ガラス。ワイドな風景を楽しみながら、リッチな気分を満喫。
写真①:屋根まで続くガラス窓
写真②:テーブルクロスはシックなブラウン
写真③:食堂車1階は清潔な厨房
写真④:御注文は?メニューも新しくなりました
~チーフおすすめメニュー
写真⑤:ひかりAセット 2,000円(日本食堂)
写真⑥:ハンバーグC 2,000円(帝国ホテル)
写真⑦:帆立・海老クリーム煮 2,500円(都ホテル)
写真⑧:筑前定食 2,000円(ビュッフェとうきょう)
ほか
 

駅シリーズ 51

琴平駅

写真⓵:正月、初詣客で一杯になる琴平駅。モダンな3代目駅舎の前には狛犬と大小の石灯篭が並んでいる
写真②:流し樽。お参りできない者は奉納と書いた樽を海に流す風習があった
写真③:駅前には、四国の山野を駆けめぐったC58型蒸気機関車(シゴハチ)の動輪を展示している
写真④:本宮左奥にある絵馬堂には、絵馬のほかに、航海安全を祈願して船の写真や大漁旗なども奉納されている
写真⑤:こんぴらさん名物の石段カゴ。カゴ屋に聞くと1日5~6回の往復が精一杯だという
写真⑥:参道入口から785段。さらに奥社まで583段。こんぴら参りは、つえが必需品である
ほか
駅解説
 

黄色のページ(付録頁)

■エキゾチックジャパン トクトクニュース1⃣~4⃣
◎SKI EXPRESS ’87 ニュース
◎あなたがデザイナー”オレンジカード”500円券
◎年末の上り、年始の下りがネライ目”カートレイン”
◎国鉄からのお年玉?「新幹線新春初旅フリーきっぷ

■スキー・スケート往復割引きっぷご案内5⃣~7⃣

■キャンセル待ちコーナーのご案内8⃣~9⃣

■初詣列車のご案内⑩~⑰

■記念きっぷ発売のお知らせ⑱~⑲

■オレンジカード発売のお知らせ⑲~㉑

■バス転換路線㉒

■東北・上越新幹線発着番線変更表㉓~㉔

 

緑色のページ

■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 55~63
・東北新幹線 64~67
・上越新幹線 68~69
・昼間の特急 70~96
・寝台特急  97~100
・連絡早見表 101~114
・主な駅のご案内 115~118

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 63

 

国鉄営業案内 

【ピンクページ】 
運賃・料金・営業制度のご案内
きっぷ入門 536~539
だれでもできる運賃計算…540~547
きっぷのルール…548~554
きっぷ、万が一…555~558
トクトクきっぷ…563~586
新幹線もりだくさん…590~592
船の旅・バスの旅…593~595  
荷物のご案内…596~597
指定席・寝台の席番ご案内…598~599
列車の編成ご案内…599~609
運賃・料金早見表…610~630
 

国鉄バス・会社線(バス・鉄道・航路・航空)時刻表 

◇国鉄ハイウェイバス
東名高速線…632
名神高速線…634
中国高速線…634

◇会社線
北海道地方…636~641
東北地方…641~650
関東地方…651~668
中部地方…668~684
近畿地方…684~694
中国地方…694~703
四国地方…703~707
九州地方…707~716
奄美・沖縄地方…717・718
長距離フェリー…719
定期観光バス720~732
航空…733~739
市内・空港間の交通案内…740~742

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、日本近距離航空(WJ)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)、長崎航空(NAW)、日本エアコミューター(JAC)、公共航空(PAK)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】
  D10:DC-10-40(定員348名)
 B6:B-767 (定員235名)
  SR:B-747SR(定員528~563名)
【ANA】
 B2:B-727-200(定員178名)
 B3:B-737(定員126名)
 B6:B-767(定員235名) 
 SR:B-747SR(定員528名)
 TR:L-1011(定員326名)
 YS:YS-11(定員64名)
【TDA】東亜国内航空
  A:A-300(定員281名)
D9:DC-9-80(定員163名) 
   DC-9-41(定員128名)
YS:YS-11(定員60名)
【NKA】日本近距離航空
YS:YS-11(定員60名)
DH:DHC-6(定員19名)
【SWAL】南西航空
B3:B-737(定員130名)
YS:YS-11(定員64名)
DH:DHC-6(定員19名)
【NCA】新中央航空
BN:BN-2(定員9名)
【NAW】長崎航空
BN:BN-2A(定員9名)
GA:GAF2(定員16名)
【JAC】日本エアコミューター
DO:ドルニエDO228(定員19名)
【AAC】朝日航空
BN:BN-2A(定員9名)

会社線(私鉄・バス・船舶・その他)

 

たいむ・たいむ・てぇぶる №93 (804~806頁)※前々号より掲載頁変更

◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー
◆壇上完爾のおか目はち目旅の空(16)

■編集部一同の年賀状
 
~編集長から(渋谷邦彦)~
 さて、今年の「時刻表」にかかわるビッグニュースは、何といっても国鉄の分割・民営化です。本誌の創刊は大正14年の4月号ですが、そもそもその当時、鉄道省運輸局が編纂していた国鉄の業務用「汽車時間表」を翻刻発売したものです。また、昭和26年4月号からは、「日本国有鉄道編集」から「日本国有鉄道監修」となり、今日に至っております。
このように、国鉄のご指導とご協力のもとに、「時刻表」が刊行されてきたわけです。勿論、分割・民営化以降も、各旅客鉄道会社との密接な関係をベースに、皆様がたにとって”便利で、使いやすい”新時代の「時刻表」を続刊して行きます。皆様がたの変らぬご厚情を、衷心よりお願い申し上げます。

発行人

木下幸雄 

編集人

渋谷邦彦