JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1989年5月号

JTB時刻表1989.5

通巻第759

表紙の写真
鹿児島本線(肥後二見~上田浦)
撮影者:JTBフォト

頁数:1056   ※前々号よりページ数増(966→1056)
価格:800    ※今号より価格改定(780円→800円)

参考:JR幹線初乗区間 140円 
    JR地方交通線初乗区間 140円
    ※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
      幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。

※前号より運賃・料金改定(3%消費税導入)

    東京~新大阪:13,480円(普通車) ※13,100円→13,480円
    東京~岡  山:16,050円(普通車) ※15,600円→16,050円
    東京~博  多:21,300円(普通車)   ※20,700円→21.300円 
     上野~仙  台:  10,190円(普通車)   ※9,900円→10,190円
    上野~盛  岡:13,370円(普通車)  ※13,000円→13,370円
    上野~ 新  潟:  9,880円(普通車)  ※9,600円→9,880円

参考:新幹線競合区間の航空運賃 ※消費税導入に伴い、通行税廃止となり実質値下げとなった。
    東京~伊丹:14,600円(ジェット特別料金適用) ※前号より新運賃・料金(消費税込) 
    東京~岡山:21,150円(ジェット特別料金適用)
    東京~福岡:25,350円(ジェット特別料金適用)
    東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※1985年6月号より記載なし(廃止)
    東京~花巻:18,000円(ジェット特別料金適用)※1985年8月号より記載なし(廃止)
    東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人850円・小人430円)適用
※1985年11月号より「特別席料金」設定。全日空B-747SR機2階席に「スーパーシート」として初登場。
※1985年4月号より、日本航空B-747SR機にも登場。
 1985年6月号より、日本航空DC-10機設置。
 1986年12月号より、日本航空B-767機設置。
 航空運賃とは別に搭乗区間ごとに特別席料金(大人・小人同額)が必要
 (特別席料金)
 普通大人片道運賃 9,350~18,750円未満 → 5.600円
              18,750~28,100円未満 → 6,550円(東京~札幌など)
              28,100~37,450円未満 → 7,500円(東京~沖縄など)
                37,450~46,800円未満 → 8,450円(福岡~札幌)
                46,800円以上           → 9,350円(沖縄~札幌)

※1987年6月号より「日本発着・国際線航空ダイヤ」掲載(青色の615~630頁)
※1987年7月号より「国内線・国際線」をまとめて掲載(青色の663~686頁)
※1988年3月号より「市内・空港間の交通案内」もまとめて掲載頁変更(青色の695~726頁)

当時の出来事(平成元年5月):日産、R32型スカイライン発売。通称「超感覚スカイライン」。
 

読みどころ

※1988年5月号より巻頭掲載の「今月のトピックス」欄がなくなる
 当欄での掲載内容は、付録(黄色ページ)のトラベルニュースへ移行。

巻頭特集(カラー・グラビア)1~8頁 

5月の祭り・行事・イベント
写真:
⓵'89姫路シロトピア博(於:姫路城) 1989年3月18日(土)~6月4日(日)


ステーションウオッチングシリーズ ③名古屋駅  ※前々号より100選シリーズに変り新企画
中部・東海地方、そして尾張の中心駅”なごや”は、明治19(1886)年に開業。
名鉄・近鉄の2つの大手私鉄が乗り入れるマンモス駅であり、もちろん、JR東海のキー・ステーションとして重要な役割を担っている駅でもある。


乗り物風土記シリーズ に代わり、今回は「第2回 JTB時刻表フォトコンテスト」結果発表
 

新シリーズ 駅弁細見 (25) 三陸あわびの釜めし 一ノ関駅

◎三陸あわびの釜めし 720円
◎売切御礼(お目当ての弁当が売り切れてしまったら、こんな弁当もあります)
特製弁当平泉 1030円(税込)
◎調整元:(有)あべちう

私鉄時刻表⑦ 西武鉄道 ※国際線航空ダイヤの後ろに掲載

黄色のページ(付録頁)

■トラベルニュース1⃣~2⃣
・”初夏の臨時列車”運転中
・JR6社トクトクきっぷ情報
・消費税関連 新運賃・料金
 消費税(税率3%)導入に伴い「JR線」をはじめとする鉄道、バス、航路、国内航空など、ほとんどの交通機関の運賃・料金が、4月1日(土)から改定されています。掲載の運賃・料金は、すべて新しいものです。ただし、料金帯によっては据え置きとなったもの、現在申請中などでまだ改定されていない会社、申請前に地方議会の議決が必要な「公営交通」で実施が延期となっているものなど、例外もあります。また、グリーン・A寝台料金、国内線航空は、通行税(10%)の廃止で、差し引き約6.5%値下がりとなっています。
 宿泊料金については、従来の「1泊2食諸税別」の料金に、表示をかえています。なお、一部旅館については、旧料金の箇所もあります。
 駅弁などのねだんについては、一部のみ新料金に直しましたが、大部分は旧料金です。消費税分が別途加算されます(例:600円→620円)ので、ご注意ください。

・国際線航空 運賃改定
 日本発ヨーロッパ・オーストラリア行の普通運賃が、4月1日(土)から改定(値下げ)されています。このほかの路線でも、国際間方向別格差是正のため、申請中または申請予定のものがあります。
 今春の新婚旅行調査によれば、93%が海外ハネムーン。行き先は、ヨーロッパ、オーストラリア、ハワイの順で、米国本土への途中で寄る人も加えれば、ハワイが1位となる。ヨーロッパ内では、スイスとエーゲ海の人気が高く、これらを訪れて自然を満喫した後、革命200年に沸くパリに寄るコースが主流とのこです。

・地方博覧会花ざかり
・JR線営業キロ・駅数
 89年5月1日現在の、JR6社の合計は、20,296.8㎞(新幹線は別建て、航路のキロは除く)、4691駅(臨時駅、北鹿島駅、宮島駅を含む、東小倉駅を除く)となりました。
 これは、時刻表に掲載されている線区の計で、臨時列車のみが走る線区・駅や、営業キロを持たない渡り線(短絡線)は除きます。線区の区間の取り方は、昭和63年度版「民鉄要覧」によりました。6社ごとの内訳は、
 東日本 7,356.6㎞ 1692駅
 東海  1,970.9㎞   394駅
 西日本 5,163.6㎞ 1238駅
 四国     855.8㎞   256駅
 九州  2,180.4㎞   577駅
 北海道 2,769.5㎞   534駅
 


■JR6社トクトクきっぷアラカルト 2⃣~3⃣

■ゴールデンウィークはカートレイン」 4⃣

■バス転換路線 5⃣

■横浜博への交通(ヘリコプター) 5⃣ 羽田~横浜博会場 10分 5,620円、成田 45分 17,790円

■北海道(名寄本線・天北線・標津線) 6⃣~7⃣

■4月29日(土)までの時刻 根室本線・釧網本線 ⑧~⑪

■メルヘン号・藤原まつり臨時列車 ⑫

■記念きっぷ発売のお知らせ ⑬

■オレンジカード発売のお知らせ ⑬~⑮

■訂正表・新幹線名画劇場 ⑯

緑色のページ

■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 65~86(上段)
・東北新幹線  65~76(下段)
・上越新幹線  77~84(下段)
・昼間の特急  87~119
・寝台特急   120~124
・新幹線連絡早見表  124~139
・私鉄特急   140~144 ※前々号よりJR特急に続いて掲載

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 86

 

JR線営業案内 【ピンクのページ】 818~896

運賃早見表 818~837
運賃計算…840~852
変更・払いもどし…853~855
団体乗車券…855
定期券…856
手回り品…857
各地の割引きっぷ…858~877 
レンタカー…878
レール&ホテル…879
プッシュホン予約…880
車内電話…881
からだの不自由な方へのご案内…881
JRバス…882
RAIL GO サービス…883
指定席・寝台の席番ご案内…884
列車の編成ご案内…885~896
 

JRバス・地方別会社線(バス・鉄道・航路・航空)時刻表 

◇ハイウェイバス
東名高速線・名神高速線…662~665
長距離バス…666~676

◇地方別会社線
北海道地方…677~682
東北地方…683~692
関東地方…693~712
中部地方…713~730
近畿地方…731~741
中国地方…742~748
瀬戸海地方…749~751
四国地方…752~755
九州地方…756~764
奄美・沖縄地方…765~767
長距離フェリー…768~769
定期観光バス770~783
サンライズツアー…784

航空(青色のページ) 
市内・空港間の交通案内…785~788
国内線搭乗案内…789~790
国内線航空ダイヤ…791~798
国際線搭乗案内…799~801
国際線航空ダイヤ…802~816

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、エアーニッポン(ANK)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)、長崎航空(NAW)、日本エアコミューター(JAC)、公共航空(PAK)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】
  D10:DC-10(定員318名)
 B6:B-767 (定員270名)
  SR:B-747SR(定員528~563名)
【ANA】
 B2:B-727-200(定員178名)
 B3:B-737(定員126名)
 B6:B-767(定員234~288名) 
 SR:B-747SR(定員528名)
 TR:L-1011(定員341名)
 YS:YS-11(定員64名)
【JAS】日本エアシステム
  A:A-300(定員281名)
D10:DC-10(定員295名)
D81:DC-9-81(定員163名)
D41: DC-9-41(定員128名)
M87:MD-87(定員134名)
YS:YS-11(定員60名)
【ANK】エアーニッポン
B3:B-737(定員126名)
YS:YS-11(定員60名)
DH:DHC-6(定員19名)
【SWAL】南西航空
B3:B-737(定員130名)
YS:YS-11(定員64名)
DH:DHC-6(定員19名)
【NCA】新中央航空
BN:BN-2(定員9名)
【NAW】長崎航空
BN:BN-2A(定員9名)
ND:N24A(定員16名)
【JAC】日本エアコミューター
DO:ドルニエDO228(定員19名)
【AAC】朝日航空
EM:EMB-110(定員19名)
BN:BN-2A(定員9名)
【CAM】シティエアリンク
BH4:Bell-412 ※ヘリコプター

地方別会社線(私鉄・バス・船舶・その他)

 

たいむ・たいむ・てぇぶる №121 (990~992頁) ※前々号より掲載頁変更

◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー

■スタッフあとがき
中村知子、木村嘉男、阿部由紀子、市川英史、内山弘美、長谷川清音
 
~編集長から(石野哲)~
私の旅は、ひたすら鉄道に乗りまくる旅。18年前"日本の鉄道全線走破”達成後、新線=乗りにいかにゃいけんの蟻地獄生活。特に最近は新線ラッシュで、戦線恐恐、西日本が手薄となっておりました。3/25横浜→保津峡→宮福→松井山手→なかもず→ムーンライト号泊→3/26北九州モノレール→福岡市貝塚→岡山泊→3/27本四備讃→樽見→横浜、3/28都営本八幡。〆て7万円也。出掛ける前、業務上必要なんだからさと、ヨメはん説得お大変でした。これで未乗は、札幌市東豊線のみ。しかし4/1には、秋田内陸全通と、新たな困難が。これもあれも、新線に乗る時の、心のときめきが忘れらんので…

発行人

木下幸雄 

編集人

石野哲 ※前号より編集人交代