JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

1997年3月号

JTB時刻表1997.3

通巻第853

表紙の写真
秋田新幹線「こまち」
撮影者:真島満秀写真事務所

頁数:1168    ※今号(1997年3月号)よりページ数増(1152→1168)
価格:950円        ※1994年12月号より価格改定 900→950円(税込)

参考:JR幹線初乗区間 140円 
    JR地方交通線初乗区間 140円
    ※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
      幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。

※1989年4月号より運賃・料金改定(3%消費税導入)

    東京~新大阪:13,480円(普通車) ※13,100円→13,480円
    東京~岡  山:16,050円(普通車) ※15,600円→16,050円
    東京~博  多:21,300円(普通車)   ※20,700円→21.300円 
     上野~仙  台:  10,190円(普通車)   ※9,900円→10,190円
    上野~盛  岡:13,370円(普通車)  ※13,000円→13,370円
    上野~ 新  潟:  9,880円(普通車)  ※9,600円→9,880円
   東京~秋 田:16,480円(普通車) ※1997年3月号より掲載

参考:新幹線競合区間の航空運賃 ※1989年4月消費税導入。通行税廃止され実質値下げとなった。
    東京~伊丹:15,650円(ジェット特別料金適用)※1996年6月号より改定 
    東京~岡山:21,350円(ジェット特別料金適用)※1996年6月号より改定
    東京~福岡:26,600円(ジェット特別料金適用)※1996年6月号より改定
    東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※1985年6月号より記載なし(廃止)
    東京~花巻:18,000円(ジェット特別料金適用)※1985年8月号より記載なし(廃止)
    東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)
    東京~秋田:17,050円(ジェット特別料金適用)

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人850円・小人430円)適用
※1985年11月号より「特別席料金」設定。全日空B-747SR機2階席に「スーパーシート」として初登場。
※1985年4月号より、日本航空B-747SR機にも登場。
 1985年6月号より、日本航空DC-10機設置。
 1986年12月号より、日本航空B-767機設置。
 1991年11月号より、日本航空の全便、全日空の「SR]「744」便に設置との記載。
 1995年6月号より、日本航空と全日空の一部の便に設置と記載。
 航空運賃とは別に搭乗区間ごとに特別席料金(大人・小人同額)が必要
 (特別席料金)
※1990年3月号より、区間ごとに料金を表示するようになった。
 例
 東京~札幌 6,550円
 東京~大阪 5,600円
 東京~福岡 6,550円
 東京~沖縄 7,500円
 札幌~沖縄 9,350円 など
※1996年9月号より、スーパーシート料金の大幅値下げ
 
 東京~札幌、大阪、福岡、沖縄、大阪~札幌 4,500円
 上記以外の路線 3,500円
 (1996.9/30までの搭乗分に限り、全路線一律3,000円のキャンペーンを実施)


※1987年6月号より「日本発着・国際線航空ダイヤ」掲載(青色の615~630頁)
※1987年7月号より「国内線・国際線」をまとめて掲載(青色の663~686頁)
※1988年3月号より「市内・空港間の交通案内」もまとめて掲載頁変更(青色の695~726頁)
※1990年3月号より「主要機座席案内図」を掲載 (同7月号以降は掲載休止)
 B747SR(JAL)53
3席、同(ANA)528席、A-300(JAS)281席
※1995年2月1日より、予約開始日が2ヵ月前となる(従来は1か月前)
※1995年5月号より、事前購入割引(搭乗日の28日前までに予約)の案内開始
※1999年6月1日搭乗分から、新運賃制度導入(多客期、通常期、閑散期)
 
割引運賃も航空会社ごとに名称が異なり、多様となった。
 (例)予約期限が28日前までの場合
  JAL・JTA:前売り28、ANA・ANK:早割28、JAS・JAC:4週割引 など


当時の出来事(平成9年3月):3/15、中日の本拠地、ナゴヤドーム完成。
 

読みどころ

※1988年5月号より巻頭掲載の「今月のトピックス」欄がなくなる
 当欄での掲載内容は、付録(黄色ページ)のトラベルニュースへ移行。

巻頭特集(カラー・グラビア)2~8頁 

3月の祭り・行事・イベント  桃花狩り
写真:山梨県一宮町



ステーションウオッチングシリーズ 95 北上駅
北上川と和賀川の合流地に開け、古くから北上川舟運の商港、奥州街道の宿場町として栄えた北上。奥羽山系の山々に抱かれた瀬美温泉、夏油温泉、湯田温泉郷など、山峡の出湯への起点となっている。


乗り物風土記シリーズ (104)新幹線新時代 世界最高速300㎞/h 500系「のぞみ」JR西日本
この春は、新しい新幹線の電車が、同時に3つも登場する。どの電車もいままでの車両概念をぬぐい去るざん新なスタイルで、営業時の最高速度も大幅に塗りかえている。
とくに新大阪~博多間に1往復デビューする500系「のぞみ」は、フランスのTGVと並び世界最高速の300㎞/hで走る。騒音や振動など環境面に気を払い、超高速を目指す新幹線電車の出現は、大いに期待できる新しい時代の、幕開けとなりそう。

 

新シリーズ 駅弁細見 (118)  武田陣中鍋めし 甲府

◎武田陣中鍋めし 820円
◎売切御礼(お目当ての弁当が売り切れてしまったら、こんな弁当もあります)
 武田本陣弁当 1030円(税込) 
◎調整元:㈱甲陽軒米倉

私鉄時刻表(今号休載)  

黄色のページ(付録頁) ※(1992年7月号)より"TIME TABLE NEWS”と改称

■今月のトピックス1⃣  (1992年7月号)より”今月のトピックス”と改称
秋田新幹線の開業、札幌~釧路間のスピードアップ、東京と北陸地区を結ぶ新しいルート・北越急行ほくほく線の開業、山陽新幹線に500系「のぞみ」の登場など、JRグループの各社では3月22日(土)からダイヤ改正が行われます。
・3月22日秋田新幹線開業
・3月22日北越急行ほくほく線開業
・3月8日JR東西線開業
 3月8日から京橋と尼崎を結ぶJR東西線が開業します。途中には大阪城北詰、大阪天満宮、北新地、新福島、海老江、御幣島、加島駅が設けられ、学研都市線(片町線)とJR宝塚線(福知山線)・JR神戸線(東海道・山陽本線)の間で直通運転が開始されます。
・JR春の増発列車
・新駅開業、駅名改称
・美祢線南大嶺~大峰間廃止予定
・全車指定席の新幹線
・各地で工事による変更


・3月22日現在のJR線営業キロ・駅数 
 JR全線 19,846.9㎞ 4631駅 ※1990年4月号より営業キロが20,000㎞を割った。
 東日本  7,376.6㎞ 1703駅
 東海   1,970.9㎞   397駅
 西日本  5,040.6㎞ 1229駅 ※JR東西線開業を反映
 四国      855.8㎞   257駅
 九州   2,102.1㎞   568駅 
 北海道  2,500.9㎞   477駅 ※1990年10月号より、駅数が500を割ったが、同12月号で再び500駅。
                     ※1991年2月号より再び499駅。1993年4月号より500駅。
                     ※1994年6月号より再々500駅を割る。


■JRグループダイヤ改正のあらまし 2⃣~3⃣
新幹線
 ◆秋田新幹線
  盛岡~大曲~秋田間に「秋田新幹線」が開業します。
  これに合わせて、東京~盛岡~秋田間を最短3時間49分で結ぶE3系新幹線「こまち」の運転が開始されます。
 ◆東北新幹線
  「やまびこ」の一部がE2系新型車両で運転され、東京~盛岡間が最短2時間21分、東京~仙台間が最短1時間36分で結ばれます。
 ◆山陽新幹線
  500系新型車両(最高速度300キロ)で運転され、新大阪~博多間が2時間17分で結ばれます。
  のぞみ503号  新大阪07:53発 博 多10:10着
  のぞみ500号  博 多19:21発 新大阪21:38着 
在来線
 ◆特急・急行列車など
  ★「おおぞら」3往復に新型車両導入し「スーパーおおぞら」として、札幌~釧路間を最短3時間40分で運転。
  ★寝台特急「あけぼの」「鳥海」、上野~青森間を上越・羽越線経由で運転する「あけぼの」に統合。
  ★六日町~犀潟間に、北越急行ほくほく線が開業。この線を経由し、越後湯沢~富山~金沢・福井・和倉温泉を結ぶ特急「はくたか」が10往復運転。東京~金沢間は最短3時間43分。特急「かがやき」は運転終了。

■’97シュプール号のご案内 ④~⑩

■3月21日(金)発「あけぼの」「アルプス」の時刻 ⑪

■行楽臨時列車 ⑫~⑭

■ひと目でわかる電化と複線区間 ⑱~⑲

■東京・大阪快速電車の停車駅ご案内 ㉒~㉓

■割引きっぷご案内  ㉔~㉗

■記念きっぷ発売のお知らせ ㉘

■オレンジカード発売のお知らせ ㉙~㉛

■訂正表 ㉜
 

 ■「夢空間」連結列車の編成・料金のご案内 ㉛

 臨時寝台特急「北斗星トマムサホロ」(新宿~トマム~新得)に、豪華車両「夢空間」が連結されます。

 ダイニングカー(食堂車:予約不要)
 ラウンジカー(クリスタルラウンジ・スプレモー:予約不要)
 デラックス・スリーパー(エクセレントスィート1室66,000円、スーペリアツイン2室、各50,000円)

 

緑色のページ

■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 65~88
・東北・山形・秋田新幹線  90~101
・上越新幹線  102~107
・昼間の特急  108~149
・寝台特急   150~154
・新幹線連絡早見表  155~165
・私鉄特急   166~176 

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 89

 

JR線営業案内 【ピンクのページ】 929~1047

JR線営業案内(目次)   929
運賃・特急料金早見表(新幹線・昼間の特急・寝台特急) 930~943
運賃計算のルール・運賃計算の方法 944~947
鉄道の普通運賃表(幹線、地方交通線、電車特定区間、航路) 948~950
定期運賃計算のルール 951
定期運賃表(幹線、地方交通線、電車特定区間、その他、FREX・FREXパルほか) 952~962
きっぷの種類、旅行に必要なきっぷ・乗車券、指定券の発売ほか…963~969
特急料金・急行料金・指定席料金・乗継割引・寝台料金・グリーン料金…970~979
きっぷの変更・払いもどし・不通区間の発生…979~981
団体乗車券・団体運賃の計算…982~983
回数券、定期券…983~984
各地のトクトクきっぷ…984~997
周遊券…998~1007
JRバス…1008~1009
車内電話、からだの不自由な方へのご案内…1009
レンタカー…1010
プッシュホン予約…1011
食堂車のご案内(新幹線・ブルートレイン)…1012
手回り品・RAIL GO サービス…1013
列車の編成ご案内…1014~1028
座席・寝台の席番ご案内 1029~1032
JTB各支店のごあんない(支店一覧、トラベランド店一覧、代理業・特約店一覧) 1033~1049
JR線あいうえお順線名索引 ※1997年3月号より掲載なし
 

JRバス・地方別会社線(バス・鉄道・航路・航空)時刻表  745~928

◇ハイウェイバス
東名高速線・名神高速線…746~749
長距離バス(夜行便・昼行便)…749~766

◇地方別会社線
北海道地方…767~772
東北地方…773~782
関東地方…783~803
中部地方…803~820
近畿地方…821~832
中国地方…833~839
瀬戸海地方…840~843
四国地方…844~847
九州地方…848~857
奄美・沖縄地方…858~860
長距離フェリー…861~862
国際航路…862~863
クルーズ船(外航)…863 ※1994年9月号より登場
定期観光バス…864~880
エースJTB”出発保証の旅”…881 ※1994年9月号より登場
JTBハイヤープラン…882~883
サンライズツアー…884
市内・空港間の交通案内…885~889

航空 890~928  ※1993年4月号から青色でなく無地
国内線搭乗案内…890~891
国内線航空ダイヤ…892~903
国際線搭乗案内…904~907
国際線航空ダイヤ…908~927
国際線予約・案内センター…928

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、エアーニッポン(ANK)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)、長崎航空(NAW)、日本エアコミューター(JAC)、公共航空(PAK)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の20分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】
  D10:DC-10(定員318名)
 B6:B-767 (定員270名)
  B7:B777-200(定員389名)     ※1996年5月号より登場
  SR:B-747SR(定員528~563名)
  744:B747-400(定員404~568名)  ※1991年12月号より登場
  B34:B737-400(定員156名)      ※1995年4月号より登場
  M11:MD-11(定員233名)      ※1995年6月号より再登場
【ANA】   
 B6:B-767(定員234~288名)
 B7:B777-200(定員389名)     ※1996年5月号より登場 
 SR:B-747SR(定員528名)
 744:B747-400(定員470~550名)  ※1991年12月号より登場
 A32:A320(定員166名)        ※1991年4月号より登場
【JAS】日本エアシステム
A30:A-300(定員298名)
A3R:A300-600(定員308名)      ※1991年8月号より登場
D81:DC-9-81(定員163名)
D41: DC-9-41(定員128名)
M87:MD-87(定員134名)
M90:MD-90(定員166名)      ※1996年6月号より登場
【NAL】中日本エアラインサービス 
F50:Fokker50(定員56名)
【ANK】エアーニッポン
B3:B-737(定員126名)
A32:A320(定員166名)       ※1992年8月号より登場
YS:YS-11(定員60名)
【JTA】日本トランスオーシャン  ※1993年7月号より社名変更(旧社名:南西航空、SWAL)
B3:B-737(定員130名)
B34:B737-400(定員156名)    ※1994年9月号より登場
B6:B-767(定員270名)       ※1992年7月号より登場
YS:YS-11(定員64名)
【ADK】エアー北海道        ※1994年8月号より登場の航空会社
DH:DHC-6(定員19名) 
【NCA】新中央航空
ND:N24A(定員16名)
BN:BN-2(定員9名)
【NAW】長崎航空
BN:BN-2A(定員9名)
【JAC】日本エアコミューター
YS:YS-11(定員64名)
SA:SAAB340B(定員36名)     ※1992年10月号より登場
【JAIR】ジェイエアー
J31:BAe Jetstream31(定員19名) 
【RAC】琉球エアーコミューター
BN:BN-2(定員9名)
DH:DHC-6(定員19名)
【KOK】旭神航空 ※1996年7月号より登場のエアライン(新潟・佐渡に事務所)
BN:BN-2B(定員9名)

地方別会社線(私鉄・バス・船舶・その他)

 

たいむ・たいむ・てぇぶる №215 (1050~1051頁)※今号より掲載頁変更 

◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー

■スタッフあとがき
春川隆、菅沼秀幸、伊藤展英、外谷千佐子、阿部由紀子、木村正夫

 
~編集長から(長谷川清音)~
JRグループ各社では3月22日(土)からダイヤ改正が行われます。表紙は昨年3月末から約1年間にわたり線路の改良工事が進められた田沢湖線を走る秋田新幹線E3系「こまち」です。東北新幹線の最高速度が275㎞にアップしたE2系「やまびこ」に併結された「こまち」は、東京~秋田間を最も速い列車は3時間49分で結びます。
一方、山陽新幹線に登場する500系「のぞみ」は最高速度300㎞、新大阪~博多間を2時間17分で結びます。500系の「のぞみ」は東海道新幹線区間への乗り入れが予定されています。真新しい「こまち」、「のぞみ」の車両内部などは巻頭カラーページで紹介しています。



発行人

岩田 光正 

編集人

長谷川清音 ※1994年5月号より編集人交代