JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

2004年4月号

JTB時刻表2004.4

通巻第939 

表紙の写真
東海道新幹線

撮影者:真島満秀写真事務所

頁数:1176    (2002年12月号)よりページ数増(1144→1176)
価格:1050        (2000年12月号)より価格改定 970→1050円(税込)


当時の出来事(平成16年4月):4/1、帝都高速度交通営団が民営化され、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)となる。

参考:JR幹線初乗区間 140円 (JR北海道、四国、九州は160円)
JR地方交通線初乗区間 140円 (JR北海道、四国、九州は160円)
    ※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。

※1989年4月号より運賃・料金改定(3%消費税導入)
※1997年4月号より運賃・料金改定(消費税率引き上げ、3%→5%)

東京~新大阪:13,750円(普通車) ※13,480円→13,750円(ひかり)、14,720円(のぞみ)
東京~岡  山:16,360円(普通車)   ※16,050円→16,360円(ひかり)、17,690円(のぞみ)
東京~博  多:21,720円(普通車)   ※21,300円→21.720円(ひかり)、23,560円(のぞみ)
上野~仙  台:10,590円(普通車)   ※10,190円→10,590円
上野~盛  岡:13,840円(普通車)  ※13,370円→13,840円
上野~新  潟:10,270円(普通車)  ※9,880円→10,270円
東京~秋 田:16,810円(普通車) ※16,480 円→16,810円
東京~八戸:15,350円(普通車)

参考:新幹線競合区間の航空運賃
※1989年4月消費税導入。通行税廃止され実質値下げとなった。
※1997年4月号より改定(消費税引上げ、3%→5%)
※2000年5月号より改定(航空法改正、運賃が認可制から事前届出制へ。運賃設定の原則自由化)
東京~伊丹:18,500円 
東京~岡山:25,500円
東京~福岡:31,000円
東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※1985年6月号より記載なし(廃止)
東京~花巻:18,000円(ジェット特別料金適用)※1985年8月号より記載なし(廃止)
東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)
東京~秋田:20,500円
東京~三沢(八戸):22,500円

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人750円・小人380円)適用
※1997年4月号より、ジェット特別料金改定。大人850円→750円、小人430円→380円

※1985年11月号より「特別席料金」設定。全日空B-747SR機2階席に「スーパーシート」として初登場。
※1985年4月号より、日本航空B-747SR機にも登場。
1985年6月号より、日本航空DC-10機設置。
1986年12月号より、日本航空B-767機設置。
1991年11月号より、日本航空の全便、全日空の「SR]「744」便に設置との記載。
1995年6月号より、日本航空と全日空の一部の便に設置と記載。
航空運賃とは別に搭乗区間ごとに特別席料金(大人・小人同額)が必要
(特別席料金)
※1990年3月号より、区間ごとに料金を表示するようになった。

東京~札幌 6,550円
東京~大阪 5,600円
東京~福岡 6,550円
東京~沖縄 7,500円
札幌~沖縄 9,350円 など
※1996年9月号より、スーパーシート料金の大幅値下げ

東京~札幌、大阪、福岡、沖縄、大阪~札幌 4,600円 ※1997年4月号より改定(消費税引上げ)
上記以外の路線 3,550円 ※1997年4月号より改定(消費税引上げ)

※1997年4月号より、JAS「レインボーシート」導入。3クラス制となる。
B777-200のみに設定、2,500円



※1987年6月号より「日本発着・国際線航空ダイヤ」掲載(青色の615~630頁)
※1987年7月号より「国内線・国際線」をまとめて掲載(青色の663~686頁)
※1988年3月号より「市内・空港間の交通案内」もまとめて掲載頁変更(青色の695~726頁)
※1990年3月号より「主要機座席案内図」を掲載 (同7月号以降は掲載休止)
B747SR(JAL)533席、同(ANA)528席、A-300(JAS)281席

※1995年2月1日より、予約開始日が2ヵ月前となる(従来は1か月前)
※1995年5月号より、事前購入割引(搭乗日の28日前までに予約)の案内開始
※1996年6月1日搭乗分から、新運賃制度導入(多客期、通常期、閑散期)
 
割引運賃も航空会社ごとに名称が異なり、多様となった。
(例)予約期限が28日前までの場合
JAL・JTA:前売り28、ANA・ANK:早割28、JAS・JAC:4週割引 など
※1998年4月号より、ジェット特別料金が廃止され、運賃に一本化。
※2000年5月号より改定(航空法改正、運賃が認可制から事前届出制へ。運賃設定の原則自由化)
※2000年12月号、ANA「超割」登場。全便一律10,000円
※2001年7月号、羽田発朝5時台の出発便登場(JAL535便、羽田5:50発・札幌7:20着)
※2001年12月号、一部の航空会社を除き、一区間あたり500円(エアー北海道・フェアリンクは250円)、国際線では一区間あたり5.00米ドルの「航空保険特別料金」が加算。
※2003年4月号、JALとJASが経営統合等により、「JAS」の便名がなくなる。

 

読みどころ

※1988年5月号より巻頭掲載の「今月のトピックス」欄がなくなる
 当欄での掲載内容は、付録(黄色ページ)のトラベルニュースへ移行。

巻頭特集(カラー・グラビア)2~8頁 

連載特集 旬の駅から小さな旅へ ㊽ 御免  ※2000年5月号より新連載開始

~「道」物語~
南「紀」の国から「土」の国へ、四国南岸を貫く海の文化圏。934年の「土佐日記」スタートから室戸岬を迂回し、貫之がほっと一息つくまでの海路を鉄道や車で行く。
貫之が旅立ちしたころ、現在の高知市街は内湾の「河中」。土佐国の中心は1600年まで「御免」の周辺にあった。
まずは「紀貫之邸跡」や「国分寺」「大湊」をひと巡り。左に花咲く田畑、右に黒潮洗う海岸を眺めながら、「奈半泊」「室津」を経て室戸岬へと辿る。今まさに、春うららの「南海道」へ。

(写真)
・土佐「国分寺」
・奈半泊
・室津
・前浜「大湊」

~等身大の旬~
釜だしちりめん/三浦屋

~赤岡達人訪問~
壱、実は「どろめ祭り」がきっかけ、仮想の衣裳に始まる、伝承会事務局長
弐、「JA土佐香美」倉庫の舞台から発信、世界を「絵金歌舞伎」の舞台に、土佐絵金歌舞伎伝承会
参、町は「露天の舞台」やね、はきもの屋 間城あや江さん
四、あくまで「絵金」の芝居絵にこだわる演目、今年の演し物は、どの絵から
   

 新のりもの風土記シリーズ ㊼(48?) トロッコ列車 春コレクション

(写真)
・日本各地を走るトロッコ列車を紹介

 

新シリーズ 

駅弁細見 (202)  佐渡朱鷺めき弁当 新潟駅

◎佐渡朱鷺めき弁当 1000円
◎売切御礼(お目当ての弁当が売り切れてしまったら、こんな弁当もあります)
 まさかいくらなんでも寿司 1000円
◎調整元:新発田三新軒
 

黄色のページ(付録頁) ※(1992年7月号)より"TIME TABLE NEWS”と改称


■今月のトピックス1⃣  (1992年7月号)より”今月のトピックス”と改称
・3月13日(土)JRグループダイヤ改正
 JRグループでは、3月13日(土)からダイヤ改正が実施されます。九州新幹線「つばめ」の登場や上越新幹線・本庄早稲田駅の開業などをハイライトとして、全国各地で特急列車の増発や通勤時間帯の列車増発・増結、接続改善等が行われます。またこの改正により、新幹線特急料金の新設や、運賃制度の変更、特急料金の変更等が行われるところがあります。
・JR春の臨時列車掲載
・「浜名湖博」開幕
・SLすずらん号運転日変更
・常磐線工事のお知らせ
・各地で工事による変更
・おトクな割引きっぷの話題
・東京メトロの発足
・日本航空、全日空の便名統一等について
・その他会社線、航空の話題
 (中略)
国内線では一部の航空会社を除き、一区間あたり300円(エアー北海道200円・フェアリンクは250円)、国際線では一区間あたり4.20米ドルの「航空保険特別料金」が加算されます。
・たいむたいむてぇぶる300回
 この時刻表のお楽しみページ「たいむたいむてぇぶる」(1070・1071ページ)はおかげさまで300回を迎えることができました。あらためて申すまでもなく、このページは読者の皆様の投稿作品によって成り立っております。今までご支援をいただいた皆様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げますとともに、今後ともよりいっそうよろしくお願い申し上げます。


・4月1日現在のJR線営業キロ・駅数 
JR全線 19,844.0㎞ 4596駅 ※1990年4月号より営業キロが20,000㎞を割った。
東日本  7,405.8㎞ 1692駅
東海   1,970.8㎞   402駅
西日本  4,990.6㎞ 1216駅 ※2003年12月号より営業キロが5,000㎞を割った(可部線一部廃止)
四国      855.2㎞   259駅
九州   2,121.8㎞   554駅 
北海道  2,499.8㎞   473駅 ※1990年10月号より、駅数が500を割ったが、同12月号で再び500駅。
※1991年2月号より再び499駅。1993年4月号より500駅。
※1994年6月号より再々500駅を割る。



■行楽臨時列車 ②~⑩

■割引きっぷのご案内 ⑪~⑫

■記念きっぷ発売のお知らせ ⑬

■記念オレンジカード発売のお知らせ ⑭

■新幹線との乗りかえに必要な標準時分 ⑮

■本文の訂正  ⑯

■「夢空間」連結列車料金のご案内   今号記載なし


緑色のページ

■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 65~90
・東北・山形・秋田新幹線  92~100
・上越新幹線・長野新幹線  101~109
・昼間の特急  110~150
・寝台特急   151~154
・新幹線連絡早見表  155~165
・私鉄特急   166~176 

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 91

 

JR線営業案内 【ピンクのページ】 929~1047

JR線営業案内(目次)   929
運賃・特急料金早見表(新幹線・昼間の特急・寝台特急) 930~943
運賃計算のルール・運賃計算の方法 944~947
鉄道の普通運賃表(幹線、地方交通線、電車特定区間、航路) 948~950
定期運賃計算のルール 951
定期運賃表(幹線、地方交通線、電車特定区間、その他、FREX・FREXパルほか) 952~962
きっぷの種類、旅行に必要なきっぷ・乗車券、指定券の発売ほか…963~969
特急料金・急行料金・指定席料金・乗継割引・寝台料金・グリーン料金…970~979
きっぷの変更・払いもどし・不通区間の発生…979~981
団体乗車券・団体運賃の計算…982~983
回数券、定期券…983~984
各地のトクトクきっぷ…984~997
周遊券…998~1007
JRバス…1008~1009
車内電話、からだの不自由な方へのご案内…1009
レンタカー…1010
プッシュホン予約…1011
食堂車のご案内(新幹線・ブルートレイン)…1012
手回り品・RAIL GO サービス…1013
列車の編成ご案内…1014~1031
座席・寝台の席番ご案内 1032~1036
JTB各支店のごあんない(支店一覧、トラベランド店一覧、代理業・特約店一覧) 1040~1056
JR線あいうえお順線名索引 1037
 

JRバス・地方別会社線(バス・鉄道・航路・航空)時刻表  745~928

◇ハイウェイバス
東名高速線・名神高速線…746~749
長距離バス(夜行便・昼行便)…749~766

◇地方別会社線
北海道地方…767~772
東北地方…773~782
関東地方…783~803
中部地方…803~820
近畿地方…821~833
中国地方…833~839
瀬戸海地方…840~843
四国地方…843~846
九州地方…846~856
奄美・沖縄地方…857~859
長距離フェリー…860~861
国際航路…861~862
クルーズ船(外航)…862 ※1994年9月号より登場
定期観光バス…863~879
エースJTB”出発保証の旅”…880 ※1994年9月号より登場
JTBハイヤープラン…882~883
サンライズツアー…881
市内・空港間の交通案内…884~889

航空 890~928  ※1993年4月号から青色でなく無地
国内線搭乗案内…890~891
国内線航空ダイヤ…892~905
国際線搭乗案内…906~907
国際線航空ダイヤ…908~927
国際線予約・案内センター…928

①日本航空(JAL)、全日空(ANA)、東亜国内航空(TDA)、エアーニッポン(ANK)、南西航空(NU)、新中央航空(NCA)、長崎航空(NAW)、日本エアコミューター(JAC)、公共航空(PAK)の国内路線を、幹線相互区間(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄・成田)を冒頭に掲載し、北海道から沖縄までの各区間を掲載。
②集合時刻:出発時刻の15分前迄。
③航空会社使用機種
【JAL】※2004年4月号より、JAS使用機種が加わる。
744:B747-400(定員568名 )※成田~伊丹間(384・346名)
SR:B-747SR(定員533・563名)
B73:B777-300(定員470名)
B7:B777-200(定員380・389名)
D10:DC-10(定員318名)
M11:MD11(定員264名)
B6:B-767 (定員270名)
A3R:A300-600(定員292名)
A3:A-300-B2/B4(定員298名)
M90:MD-90(定員166名)  
M81:MD-81(定員163名)
M87:MD-87(定員134名) 
【JEX】JALエクスプレス   ※1998年9月号より登場
B34:B737-400(定員150・156・167名)
【JAIR】ジェイエアー
CRJ:CRJ2000(定員50名)    
【ANA】   
744:B747-400(定員569名) 
SR:B-747SR(定員455・456・536名)
B73:B777-300(定員525名) 
B7:B777-200(定員358・382名)    
B6:B-767(定員216・288・289名)
321:A321(定員195名)            
A32:A320(定員166名)        
B3:B-737(定員126~170名)  
Q4:DHC-8-400(定員74名)
DH8:DHC-8-300(定員56名)
【ADO】北海道国際航空 ※1998年12月号より登場のエアライン
B6:B-767(定員234・286・289名)
【SKY】スカイマークエアラインズ ※1998年10月号より登場のエアライン
B6:B-767(定員234・254・309名)
【SNA】スカイネットアジア航空 ※2002年8月号より登場のエアライン(羽田~宮崎)
B34:B737-400(定員150名) 
【JTA】日本トランスオーシャン航空 ※1993年7月号より社名変更(旧社名:南西航空、SWAL)
B6:B-767(定員270名) 
B34:B737-400(定員156名)
【RAC】琉球エアーコミューター
DH8:DHC-8(定員39名)   
BN:BN-2(定員9名)
【FRI】フェアリンク ※2000年9月号より登場のエアライン(仙台~関西)
CRJ:ボンバルディア(定員50名)       
【NAL】中日本エアライン
F50:Fokker50(定員50・56名)
【ADK】エアー北海道       
DH:DHC-6(定員19名)
【KOK】旭神航空 ※1996年7月号より登場のエアライン(新潟・佐渡に事務所)
BN:BN-2B(定員9名)
【JAC】日本エアコミューター
Q4:DASH8-400(定員74名)
YS:YS-11(定員64名)
SA:SAAB340B(定員36名) 
【HAC】北海道エアシステム  
SA:SAAB 340B(定員36名)
【NCA】新中央航空

ND:N24A(定員16名)
BN:BN-2(定員9名)
【ORC】オリエンタルエアブリッジ ※2001年5月号より登場のエアライン(福岡・長崎~壱岐他)
BN:BN-2B(定員9名) 
DHC:DASH8-200(定員39名)
【AMX】天草エアライン ※2000年3月号より登場のエアライン
DH8:DHC-8(定員39名)
 

地方別会社線(私鉄・バス・船舶・その他)

 

たいむ・たいむ・てぇぶる №300 (1070~1071頁) 

【300回記念号】
1979年5月号におたのしみページという名称から改名して誕生した”たいむたいむてぇぶる”が今月でついに300号。それから一度も休むことなくここまで育ってこられたのは読者の皆さまのあたたかいご支援のおかげです。今回はレイアウトも題字も25年前のものを再現してみました。
当時のこの欄に、「頭の"たいむ”は「時間」と「タイム(待ったをかけるという時の)」を懸けたもの。"てぇぶる”は「机(休憩室の)」の意味も込め、さしずめ「時刻表休憩室」と言ったネーミング。と紹介されています。500号、1000号と続きますようこれからも宜しくお願いします。


◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー

■スタッフあとがき
五十五翁・石野哲、宇佐美睦、五十嵐大祐、黒田茂史、鷹野沙織、青木洋高


【編集長から】
★今月号の表紙は鉄道写真ではもっとも有名なアングルに、季節の花-「桜」を配しています(昨年の撮影ですがもちろん合成ではありません)。先月号の表紙は「つばめ」だったので、これで「富士」「桜」「つばめ(燕)」と、鉄道草創期の特急愛称3種が揃いました。
★桜に誘われてちょっとした行楽の旅へ。思わぬ発見が待っているかもしれません。今月号は臨時列車も満開です。
★この「たいむたいむてぇぶる」は今月号でおかげさまで300号。草創期からの歴代の担当者にも登場してもらい、感慨と皆様への気持を述べてもらいました。今後もこのたいむ・たいむてぇぶるのページを今まで以上によろしくお願い致します。(木村嘉男)


発行人

安斎二三夫 ※2002年7月号より交代 

編集人

木村嘉男 ※2000年4月号より編集人交代


(以前の編集人)
木村嘉男 
※1997年5月号~1998年4月号
市川英史 ※1998年5月号~2000年3月号