JTB時刻表を集める「哲」のサイト 哲×鉄

時刻表と旅をする。近くに、遠くに。過去へ、未来へ。

2005年4月号

JTB時刻表2005.4

通巻第951 

表紙の写真
小田急電鉄新型ロマンスカー VSE

撮影者:真島満秀写真事務所

頁数:1184    ※(2005年3月号)よりページ数増(1168→1184)
価格:1050     (2000年12月号)より価格改定 970→1050円(税込)


当時の出来事(平成17年4月):4/25、JR福知山線脱線事故。運転士含め死者107名、JR史上最悪の鉄道事故となった。

参考:JR幹線初乗区間 140円 (JR北海道、四国、九州は160円)
JR地方交通線初乗区間 140円 (JR北海道、四国、九州は160円)
    ※幹線と地方交通線とを乗り継ぐ場合、地方交通線の営業キロを換算キロに直し、
幹線の営業キロと合算する「運賃計算キロ」を用いる。

※1989年4月号より運賃・料金改定(3%消費税導入)
※1997年4月号より運賃・料金改定(消費税率引き上げ、3%→5%)

東京~新大阪:13,750円(普通車) ※13,480円→13,750円(ひかり)、14,720円(のぞみ)
東京~岡  山:16,360円(普通車)   ※16,050円→16,360円(ひかり)、17,690円(のぞみ)
東京~博  多:21,720円(普通車)   ※21,300円→21.720円(ひかり)、23,560円(のぞみ)
上野~仙  台:10,590円(普通車)   ※10,190円→10,590円
上野~盛  岡:13,840円(普通車)  ※13,370円→13,840円
上野~新  潟:10,270円(普通車)  ※9,880円→10,270円
東京~秋 田:16,810円(普通車) ※16,480 円→16,810円
東京~八戸:15,350円(普通車)

参考:新幹線競合区間の航空運賃
※1989年4月消費税導入。通行税廃止され実質値下げとなった。
※1997年4月号より改定(消費税引上げ、3%→5%)
※2000年5月号より改定(航空法改正、運賃が認可制から事前届出制へ。運賃設定の原則自由化)
東京~伊丹:18,500円 
東京~岡山:25,500円
東京~福岡:31,000円
東京~仙台:12,200円(ジェット特別料金適用)※1985年6月号より記載なし(廃止)
東京~花巻:18,000円(ジェット特別料金適用)※1985年8月号より記載なし(廃止)
東京~新潟:13,600円(ジェット特別料金適用)※1983年12月号より記載なし(廃止)
東京~秋田:20,500円
東京~三沢(八戸):22,500円

※航空路線:ジェット機就航路線に「ジェット特別料金」(大人750円・小人380円)適用
※1997年4月号より、ジェット特別料金改定。大人850円→750円、小人430円→380円

※1985年11月号より「特別席料金」設定。全日空B-747SR機2階席に「スーパーシート」として初登場。
※1985年4月号より、日本航空B-747SR機にも登場。
1985年6月号より、日本航空DC-10機設置。
1986年12月号より、日本航空B-767機設置。
1991年11月号より、日本航空の全便、全日空の「SR]「744」便に設置との記載。
1995年6月号より、日本航空と全日空の一部の便に設置と記載。
航空運賃とは別に搭乗区間ごとに特別席料金(大人・小人同額)が必要
(特別席料金)
※1990年3月号より、区間ごとに料金を表示するようになった。

東京~札幌 6,550円
東京~大阪 5,600円
東京~福岡 6,550円
東京~沖縄 7,500円
札幌~沖縄 9,350円 など
※1996年9月号より、スーパーシート料金の大幅値下げ

東京~札幌、大阪、福岡、沖縄、大阪~札幌 4,600円 ※1997年4月号より改定(消費税引上げ)
上記以外の路線 3,550円 ※1997年4月号より改定(消費税引上げ)

※1997年4月号より、JAS「レインボーシート」導入。3クラス制となる。
B777-200のみに設定、2,500円



※1987年6月号より「日本発着・国際線航空ダイヤ」掲載(青色の615~630頁)
※1987年7月号より「国内線・国際線」をまとめて掲載(青色の663~686頁)
※1988年3月号より「市内・空港間の交通案内」もまとめて掲載頁変更(青色の695~726頁)
※1990年3月号より「主要機座席案内図」を掲載 (同7月号以降は掲載休止)
B747SR(JAL)533席、同(ANA)528席、A-300(JAS)281席

※1995年2月1日より、予約開始日が2ヵ月前となる(従来は1か月前)
※1995年5月号より、事前購入割引(搭乗日の28日前までに予約)の案内開始
※1996年6月1日搭乗分から、新運賃制度導入(多客期、通常期、閑散期)
 
割引運賃も航空会社ごとに名称が異なり、多様となった。
(例)予約期限が28日前までの場合
JAL・JTA:前売り28、ANA・ANK:早割28、JAS・JAC:4週割引 など
※1998年4月号より、ジェット特別料金が廃止され、運賃に一本化。
※2000年5月号より改定(航空法改正、運賃が認可制から事前届出制へ。運賃設定の原則自由化)
※2000年12月号、ANA「超割」登場。全便一律10,000円
※2001年7月号、羽田発朝5時台の出発便登場(JAL535便、羽田5:50発・札幌7:20着)
※2001年12月号、一部の航空会社を除き、一区間あたり500円(エアー北海道・フェアリンクは250円)、国際線では一区間あたり5.00米ドルの「航空保険特別料金」が加算。
※2003年4月号、JALとJASが経営統合等により、「JAS」の便名がなくなる。
※2004年4月号、JALグループ・ANAグループの系列航空会社の大幅改変。
※2004年6月号、JALグループ国内線に「クラスJ」導入。

 

読みどころ

※1988年5月号より巻頭掲載の「今月のトピックス」欄がなくなる
 当欄での掲載内容は、付録(黄色ページ)のトラベルニュースへ移行。

巻頭特集(カラー・グラビア)2~8頁 

連載特集 旬の駅から小さな旅へ 60 万博八草  ※2000年5月号より新連載開始

~「道」物語~
「愛・地球博」からちょっぴり足を延ばして「陶の里」巡りへ。陶磁器全体を表わす「せともの」は、人類の「知」が作り上げた「地」の造形。そして、その「せともの」が海を越えた交流と食文化を育んだ。
偶然の自然釉が始まりとされる猿投窯からファインセラミックまで、土と森と人の物語を追う旅を楽しもう。

 
(写真)
・「赤津焼」の復興を導いた徳川義直廟所、定光寺
・「瀬戸会場」から足を延ばし陶磁の世界へ、「猿投窯」(さなげよう)
・陶土層を流れる瀬戸川に沿って並ぶ、「陶の路」散策への駅、「瀬戸市」「新瀬戸」「尾張瀬戸」
・家康と秀吉が天下の覇を競った古戦場、長久手。

~等身大の旬~
馬の目ゴモ膳 四季乃舎

~赤津達人訪問~
壱、一見優しい目元の職人さん、実は国家検定合格者第一号、手ロクロ一級技能士
弐、ご自宅の工房「水月窯」に押しかけ奥義を伺う、「釉」の可能性を探る実験工房
参、古代には「飽津」と記された「赤津」、「赤津焼」は「飽かず焼」
四、陶を鑑みるには、まずそれを使う道を知る、茶華道の教授でもあるのだ
   

 新のりもの風土記シリーズ 59 最新のフェリークルーズ ニュー「きそ」

(写真)
・名古屋~仙台~苫小牧間を就航するニュー「きそ」

 

新シリーズ 

駅弁細見 (214)   出雲美人 松江駅

◎出雲美人 1100円
◎売切御礼(お目当ての弁当が売り切れてしまったら、こんな弁当もあります)
 かにみそ かに寿し 1100円
◎調整元:一文字家
 

黄色のページ(付録頁) ※(1992年7月号)より"TIME TABLE NEWS”と改称


■今月のトピックス1⃣  
・愛知万博(愛・地球博がいよいよ3月25日(金)から開幕されます。
 9月25日(日)までの185日間の日程で、長久手・瀬戸の2つの会場で「自然n叡智」をテーマに繰り広げられます。今月号では、会場への交通案内をこの付録3⃣~5⃣ページに特集しました。お出かけに便利なよう名古屋からの直通快速「エキスポシャトル」の時刻と、リニモ(愛知高速鉄道)の万博八草・万博会場両駅の全列車の発車時刻を掲載してあります。特にリニモは浮上式では日本初の実用化リニアモーターカーであり、乗車自体も楽しみのひとつといえそうです。
・JTB時刻表は創刊80周年
 JTB時刻表は大正14(1925)年4月の創刊以来、おかげさまで今年で80周年を迎えることができました。これもひとえに読者の皆様のおかげであり、ここに深く感謝いたします。この80年のあゆみを、今月、来月、この付録のページでおもなダイヤ改正などともに振り返ってみます。

・JR春のお出かけ列車掲載
・越美北線災害による運休について
・高山本線運転状況のお知らせ
・土佐くろしお鉄道 宿毛駅事故に伴う不通のお知らせ
・新潟県中越地震の影響による運転状況
・仙台駅工事に伴う列車の変更
・奈良駅高架化工事について
・会社線、航空の話題
 3月31日(木)限りで、日立電鉄(鮎川~大甕~常陸太田間)、名古屋鉄道(岐阜市内線、揖斐線、美濃町線、田神線、のと鉄道(穴水~蛸島間)が廃止となります。
 (中略)
国内線では一部の航空会社を除き、一区間あたり300円(エアー北海道200円・フェアリンクは250円)、国際線では一区間あたり4.20米ドルの「航空保険特別料金」が加算されます。

・4月1日現在のJR線営業キロ・駅数 
JR全線 19,844.0㎞ 4599駅 ※1990年4月号より営業キロが20,000㎞を割った。
東日本  7,405.8㎞ 1694駅
東海   1,970.8㎞   402駅
西日本  4,990.6㎞ 1217駅 ※2003年12月号より営業キロが5,000㎞を割った(可部線一部廃止)
四国      855.2㎞   259駅
九州   2,121.8㎞   554駅 
北海道  2,499.8㎞   473駅 ※1990年10月号より、駅数が500を割ったが、同12月号で再び500駅。
※1991年2月号より再び499駅。1993年4月号より500駅。
※1994年6月号より再々500駅を割る。



■時刻表80年のあゆみ
  JTB時刻表は大正14年(1925)4月、日本旅行文化協会翻刻発売「汽車時間表」(231ページ、定価50銭)としての創刊以来、今年で80周年を迎えます。これもひとえに読者の皆様のおかげであり、ここに深く感謝いたします。さてこのページでは「時刻表」の歴史を、おもなダイヤ改正と共にふりかえってみました。今月号では創刊~第2次大戦終了までを、来月号で終戦後~現在のあゆみをご紹介いたします。


■愛知万博(愛・地球博)へのアクセスご案内 3⃣~6⃣

■樽見鉄道(桜ダイヤ) 7⃣

■行楽臨時列車 ⑦~⑭

■3月31日(木)までの時刻 のと鉄道 ⑮

■プッシュホン予約できる急行・快速列車の予約コード ⑯~⑰

■航空路線図 ⑱~⑲

■割引きっぷのご案内 ⑳~㉙

■記念きっぷ発売のお知らせ ㉙~㉚

■新幹線とののりかえに必要な標準時分 ㉛

■本文の訂正、  ㉜


緑色のページ

■新幹線・特急
・東海道・山陽新幹線 65~92
・九州新幹線 93~95
・東北・山形・秋田新幹線  96~113
・上越新幹線・長野新幹線  114~123
・連絡早見表 124~129
・寝台特急 130~133
・昼間の特急 134~176
・私鉄特急 166~176 

■新幹線と在来線との乗りかえに必要な標準時分 付録31

 

JR線営業案内 【ピンクのページ】 977~1104

JR線営業案内(目次)   977
運賃・特急料金早見表(新幹線・昼間の特急・寝台特急) 977~992
運賃計算のルール・運賃計算の方法 993~996
鉄道の普通運賃表(幹線、地方交通線、電車特定区間、航路) 997~999
定期運賃計算のルール 1000
定期運賃表(幹線、地方交通線、電車特定区間、その他、FREX・FREXパルほか) 1001~1011
きっぷの種類、旅行に必要なきっぷ・乗車券、指定券の発売ほか…1012~1018
特急料金・急行料金・指定席料金・乗継割引・寝台料金・グリーン料金…1018~1028
きっぷの変更・払いもどし・不通区間の発生…1028~1031
団体乗車券・団体運賃の計算…1032
JRバス…1033
各地のおトクな割引きっぷ(回数券、フリーきっぷ、ジパング俱楽部、周遊きっぷ)…1034~1056
レンタカー…1057
プッシュホン予約、パソコン通信の予約・照会…1058
車イスをご利用の方へのご案内、手回り品…1059
RAIL GOサービス、Suica・ICOCA…1060
食堂車のご案内(ブルートレイン、新幹線の車内サービス)…1061
列車の編成ご案内…1062~1081
座席・寝台の席番ご案内 1081~1085
JTB各支店のごあんない(支店一覧、トラベランド店一覧、代理業・特約店一覧) 1088~1104

 

JRバス・地方別会社線(バス・鉄道・航路・航空)時刻表  763~976

◇今号のお知らせ・目次…763
◇私鉄有料特急…764~775
◇ハイウェイバス
東名高速線・名神・中国高速線…776~779
長距離バス(夜行便・昼行便)…779~808

◇地方別会社線
北海道地方…809~815
東北地方…815~824
関東地方…824~847
中部地方…847~864
近畿地方…865~877
中国地方…877~884
瀬戸海地方…884~888
四国地方…888~891
九州地方…891~901
奄美・沖縄地方…901~903
長距離フェリー…904~905
国際航路…906
クルーズ船(外航)…907 ※1994年9月号より登場
レストラン(グルメ)クルーズ…907
定期観光バス…908~923
JTBサン&サン…924
市内・空港間の交通案内…925~933

航空 890~928  ※1993年4月号から青色でなく無地
国内線搭乗案内…934~936
国内線航空ダイヤ…937~951
国際線搭乗案内…952~953
国際線航空ダイヤ…954~975
国際線予約・案内センター…976

①集合時刻:出発時刻の15分前迄。
②航空会社使用機種
【JAL】※2004年4月号より、JAS使用機種が加わる。
744:B747-400(定員568名 )※成田~伊丹間(384・346名)
SR:B-747SR(定員533・563名)
B73:B777-300(定員470名)
B7:B777-200(定員380・389名)
D10:DC-10(定員318名)
M11:MD11(定員264名)
B6:B-767 (定員270名)
A3R:A300-600(定員292名)
A3:A-300-B2/B4(定員298名)
M90:MD-90(定員166名)  
M81:MD-81(定員163名)
M87:MD-87(定員134名)
CRJ:CRJ2000(定員50名)  
【JEX】JALエクスプレス   ※1998年9月号より登場
B34:B737-400(定員150・156・167名)   
【ANA】   
744:B747-400(定員569名) 
SR:B-747SR(定員455・456・536名)
B73:B777-300(定員525名) 
B7:B777-200(定員358・382名)    
B6:B-767(定員216・288・289名)
321:A321(定員195名)            
A32:A320(定員166名)        
B3:B-737(定員126~170名)  
Q4:DHC-8-400(定員74名)
DH8:DHC-8-300(定員56名)
F50:Fokker50(定員50・56名)
【ADO】北海道国際航空 ※1998年12月号より登場のエアライン
B6:B-767(定員234・286・289名)
【SKY】スカイマークエアラインズ ※1998年10月号より登場のエアライン
B6:B-767(定員234・254・309名)
【SNA】スカイネットアジア航空 ※2002年8月号より登場のエアライン(羽田~宮崎)
B34:B737-400(定員150名) 
【JTA】日本トランスオーシャン航空 ※1993年7月号より社名変更(旧社名:南西航空、SWAL)
B6:B-767(定員270名) 
B34:B737-400(定員156名)
【RAC】琉球エアーコミューター
DH8:DHC-8(定員39名)   
BN:BN-2(定員9名)
【FRI】 IBEXエアラインズ ※2000年9月号より登場のエアライン(仙台~関西)※旧フェアリンク
CRJ:ボンバルディア(定員50名)       
【ADK】エアー北海道       
DH:DHC-6(定員19名)
【KOK】旭神航空 ※1996年7月号より登場のエアライン(新潟・佐渡に事務所)
BN:BN-2B(定員9名)
【JAC】日本エアコミューター
Q4:DASH8-400(定員74名)
YS:YS-11(定員64名)
SA:SAAB340B(定員36名) 
【HAC】北海道エアシステム  
SA:SAAB 340B(定員36名)
【NCA】新中央航空

ND:N24A(定員16名)
BN:BN-2(定員9名)
【ORC】オリエンタルエアブリッジ ※2001年5月号より登場のエアライン(福岡・長崎~壱岐他)
BN:BN-2B(定員9名) 
DHC:DASH8-200(定員39名)
【AMX】天草エアライン ※2000年3月号より登場のエアライン
DH8:DHC-8(定員39名)
【TSS】エアトランセ ※2005年4月号より登場のエアライン
B19:ピーチ1900D(定員18名)
 

地方別会社線(私鉄・バス・船舶・その他)

 

たいむ・たいむ・てぇぶる №312 (1086~1087頁)※2005年3月号より掲載頁変更


◆クイズコーナー
◆読者からのイラスト
◆読者投稿欄
◆Q&Aコーナー

■スタッフあとがき
高山法悦、ヨンサマ=垣野?、N、黒田陽一、高荷、大内、小川浩之、N@


【編集長から】
★2月12日午前10時、釣り掛けモーター独特の音を響かせてデハニ53は松江しんじ湖温泉駅を出発した。山陰の冬特有の曇り空ながら、沿線にはカメラの砲列。そんな中を11時03分、無事出雲大社前駅に到着。本誌1月号で募集させていただいた愛読者限定特別列車にご乗車された皆様、ありがとうございました。なおこの様子は現在発売中の「青春18きっぷの旅2005春」で紹介しています。
★大正14年の創刊以来、当時刻表はおかげさまで80周年。日頃のご愛用に深く感謝申し上げます。今後ともぜひよろしくお願いいたします。(木村嘉男)


発行人

江頭誠 ※2004年11月号より交代 

編集人

木村嘉男 ※2000年4月号より編集人交代


(以前の編集人)
木村嘉男 
※1997年5月号~1998年4月号
市川英史 ※1998年5月号~2000年3月号