3月15日のダイヤ改正で臨時列車化され、事実上廃止されてしまうこととなった寝台特急「あけぼの」。
まだ1か月以上前だというのに、既に上野駅13番線ホームは、別れを惜しむ鉄の方々がたくさんいらっしゃいました。
あけぼの
希望者挙手 様
このたびは、「哲×鉄」表紙2月号へのご投稿ありがとうございました。
蒸気、電気、デーィゼルなど、いずれの動力であっても機関車の牽く客車の乗り心地は最高の「旅情」です。
とくに、それが寝台列車であれば至上の夢心地…
いまやそんな機関車が牽く客車の旅も、味わいづらくなってしまいました。
ここ数年、「あけぼの」との別れを意識して何回か乗車しましたが、いざお別れとなると、やはり何とか残せないものか…と未練が募ります。
日本は列車に限らず、往年の車にも言えることですが、「ヒストリック」という歴史的価値を、もっと大切にすべきだと実感します。
古いものを、永く、愛しく、大切に使い、想う心…
近々、古い車には自動車税を割増で課すようになりますが、全くの愚策だと悲観してしまいます。