相倉集落/五箇山
高校1年のとき、「秘境」という言葉に魅せられ訪れた
今では高速道路が開通し、簡単に行くことができる
隣県の合掌集落は商業地と化した
世界遺産に登録され、失うものがあることに気付く
お金の力だ
人が集まることで、お金も集まる
いつまでも残したいはずの風景や人情が一変する…
ここまで来て都会と同じ消費活動やサービスを期待したり、提供する心とは何か
不便さを保つことが、世界遺産にふさわしい環境とプライドだと考える
また、不便さを甘受することも、訪れる者の心得であると思う。
幸いにも五箇山は前訪から30年近く経った今も、あまり変わっていないように思う