音戸(おんど)大橋
ミニカーで遊んだ「トミカビル」を思い出す風景
螺旋(らせん)状に降りてくるミニカーで、飽きずに遊んだ時間がよみがえる
音戸大橋はS36年、本州と瀬戸内海の島が初めて結ばれたものだ
真紅のアーチ橋と、島側のアプローチとなる3重ループの造形美が素晴らしい
GW頃、つつじが箱庭的な風景を立体的に彩る
橋のたもとには日本一短い渡船がある
この船に時刻表はない。客がくればすぐに対岸へ出航してくれるからだ
○○大橋のような巨大構造物では味わえない、日本らしい情緒に満ちた名橋だ
新幹線が博多へ開業するまで、寝台急行「音戸」が呉線を走っていた。
写真:音戸の瀬戸公園から倉橋島を望む