水族館

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2012年1月 9日 07:32

今朝の新聞に面白い記事が載っていた。
最近、都心や内陸部で増える水族館のからくりについてだ。

水族館は一般的に海辺に隣接した立地が多い。
それは、水槽やプールに新鮮な海水を大量に必要とするからだ。
ゆえに、既存の内陸部にある水族館では、海水を毎日運搬し入れ替えるため、コストが高く立地としては不適であった。

しかし、近年それを某ゼンコン会社が技術的に解決し、都心や内陸部でも新規にオープン、リニューアルする水族館が増えているという。
今春オープンする東京スカイツリーの関連施設の目玉の1つも水族館だ。

今後は集客が期待される都心部以外の、海のない県にもこの技術が波及され、沢山の子どもが楽しめる機会が増えればと願うが、子どもの人口はもちろん、今後地方に限らず都市の人口が減る中では難しいことかもしれない。

車掌長は水族館が好きだ。
本来であればスキューバーダイビングでもしなければ見ることができない光景を、普段着のままで、適温な環境で楽しめる。
特に最近は、巨大なアクリルガラスのおかげで、人の背丈の数倍もあるダイナミックな水槽を優雅に泳ぐ大型魚類をも楽しめる。
現世最大の魚と言われる「ジンベイザメ」に沖縄や大阪で会えるのもそのおかげだ。

ところで、最近友人になった方に、都内某植物園の職員がいる。
とてもこじんまりした可愛らしい施設だが、若くユニークな発想で、日々色々な企画を行い、手づくりの温もりが感じられる素敵な場所だった。
目下(もっか)のところ、学芸員の資格取得に向け頑張っているという。
心からエールを送りたい。

いま、水族館や植物園は単に魚類や植物を見せるだけに留まらないところが面白い。
楽しく見せながら、環境に関わることを上手にディスプレイしている。
次の世代に受け継ぐべき、生態系や人間との共生の大切さを学ぶ貴重な役割を担っていると言えよう。

また、地方に足を運ぶとクラゲやペンギンに特化した展示を行う施設もある。
通常の水族館であればあまり注目を集めないものが主人公となる施設の動きも楽しみにしたい。

(追伸)
皆さんのお近くにはどんな水族館等がありますか?またお気に入りの施設があれば教えてください。
 

コメント(2件)

うさみみみさんからのコメント(2012年1月12日 16:07投稿)

お邪魔します!
ヨウツベで四国の山奥のモノレールの動画を見てきました。
あまりの、ゆっくり加減とファンキー過ぎる乗り物に
家族全員が夢中になり
「次の休み、家族集合したら、これに乗るぞ!」と
盛り上がりました。素敵過ぎる!
紹介して下さって有難う御座いました。

私も水族館は大好きです。
最近訪れて面白いと感じたのは
静岡県の清水にある東海大学付属水族館。
深海魚の標本が非常に充実していて、面白かったのと
クマノミの着ぐるみが着られるコーナーがあり、
子供用のそれを着ると、誰でも非常に気持ち悪い生き物に
なりきれるというのが良かったです。

山形県鶴岡の加茂水族館はクラゲで有名ですが
一度訪れてみたいものだと思っています。

来週は新潟へ植物園を見に行ってきます。
またお話お聞かせ下さい。

最後に。
お菓子御馳走さまでした!ご来園有難う御座いました!
長文失礼しました。

車掌長さんからのコメント(2012年1月13日 06:00投稿)

うさみみみ様

このたびは「哲×鉄ブログ本線」ご乗車ありがとうございました。

四国山奥の「世界一長いモノレール」、ぜひご家族で乗ってみて下さい!
何人家族か存じませんが、モノレールは定員が2名。
カブトムシを模したキャビンで、急傾斜の際はシートが電動で水平を保つのが楽しいです。
3~5分間隔で運行され、森の中を1時間10分かけて標高差600m弱をひたすら進みます。
途中トイレ等で降車できませんので、時間に余裕を持ってご利用くださいネ。

ところで、清水の水族館は行ってみたいです。
駿河湾は独特な深海魚が生息すると聞きますので、深海魚の標本等興味深いです。

先日は貴園を伺う前に、祐天寺にある「鉄」には有名な某カレー屋に行きました。
鉄道グッズに囲まれたインテリアや駅長(店主)のもてなしがユニークな所です。
圧巻は飲み物や注文したカレーを、ミニSLが脱線しないように最徐行で席まで運んでくれることです。
今度ぜひ「子鉄の貴公子」ファミリーとご一緒できればと思います。

それでは、またのご乗車をお待ちしております。
新潟の話もぜひ聞かせてくださいネ。

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