3000年の時を超えて

カテゴリー:⑤番線:feel the season方面 2012年10月21日 18:22

今宵、オリオン座流星群が夜空を駆け巡る。
この流星群は国立天文台のHPによれば、約3000年前にハレー彗星から放出された塵とのこと。
お天気が良ければ、3000年の時を超えたロマンに浸れるかもしれない。

ところで、ハレー彗星といえば1986年に地球に最接近したことが記憶にある。
この年は正則高校を卒業した年であり、卒業アルバムにもその妖艶かつ華麗な写真が裏表紙にある。
ハレー彗星は約76年周期だから、次回お目にかかれるのは2061~62年だろうか…

ハレー彗星のように、一定の周期で巡り逢えるのもロマンチックで素敵だが、日常の身近にあり、かつ、ブレない星もカッコイイ。
車掌長が好きなのは北極星だ。

北極星は地球から見ると天の北極に位置するため、不動の星と言える。
故に、古来から天測航行の目印となった。
北極星を地平線から見上げた角度は、いま自分の居る土地の緯度に等しいことも心強い指標だ。

時に今日、国内も海外も政治・経済ともに激動の世の中であるが、北極星のような確かな己の指標を持ち得たいと車掌長は考える。

その北極星たるものを探し出せれば、道に迷った際の軌道修正も容易だ。
では、その自分自身の北極星とも言える大切なものは何であろうか…

秋の夜長、車掌見習の育成に慣れぬ深夜業務に勤(いそ)しみつつ、そんなことを考えてみるのも一興だ。
 

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