鉄道落語

カテゴリー:①番線:鉄道(JR・私鉄)方面 2013年3月27日 19:53

先日、哲×鉄をご愛読いただいているM美大さん(仮称)から、1冊の新書をいただいた。
先週末、東京で桜が満開となった折、突然お誘いした目黒川お花見クルーズでのことだった。

M美大さんは、これにハマってしまったので、ぜひ車掌長にも!とオススメいただいた。
そして、車掌長も見事にそのツボにハマってしまった。

その新書とは、交通新聞社から出された「鉄道落語~東西の噺家4人によるニューウェーブ宣言」なる本。
4人の噺家が、渾身の鉄道ネタ満載の落語を誌上で炸裂!
ついつい、その場面を自分と重ねたり、共感したり…の連続であった。

車掌長は、1両目(トップバッター)の「鉄道戦国絵巻」で早くもノックアウトされて割腹絶倒となった。
しかも、所用で移動中の地下鉄内で読んでいたのだが、夢中になり過ぎて2つ駅を乗り越してしまう有様…

前回の乗務日誌で綴った「行動のアドバンス」のおかげで、アポイントには間に合ったが、想定外の失態に少々焦ってしまった。

他にも「都電物語」や「鉄の男」、「鉄道スナック」、「鉄道親子」も笑わせていただいた。

読了し、鉄道が落語のネタになるのも頷いた。
それは、鉄道がオタクやマニアに限らず、ごく普通の人々の日々の生活と密接に関わっていたり、人生のあらゆる場面に浸透していたり、時には脇役として心憎い演出をしているのだと感じた。

全国に鉄道ファンは、およそ200万人と言われる。
だが、一言で「鉄道ファン」と言っても、その生態系は様々だ。
撮り鉄、乗り鉄、模型鉄、音鉄、時刻表鉄、子鉄、ママ鉄…etc
ちなみに車掌長は乗り鉄&時刻表鉄の世界に生息。

本来、どの「鉄」であっても暗さは否めないが、人に迷惑をかけるような存在ではなかったはず。
しかしながら、昨今は特に「撮り鉄」のマナーが悪いと聞き、残念でならない。
人一倍、鉄道事業者とは紳士的な関係を保たなければ、歓迎されるようなお客にはなれない。

くれぐれも警察にお世話になるような「捕り鉄」にはならないよう、願うばかりだ。

(追伸)
この場を借りて、落語の新たなジャンルを教えていただいたM美大さんに感謝いたします。
ありがとうございました。

今度はぜひ、大阪の繁昌亭に一緒に行ってみましょう。
 

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