最近、感動したこと
カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2013年8月27日 05:39
最近、感動したことがあった。
それは、車掌長の携帯電話が無事に生還したこと。
「哲×鉄」トップページの時刻表と一緒に写っている携帯だ。
お盆明け、所用で訪れた新宿の某高層ビルの業務用エレベーターに乗った。
地下駐車場から、上層階へ昇る際の出来事だったが、床のモノを拾うとして体を屈めたら、シャツの胸ポケットに入れてあった携帯がスッと落ちた。
その業務用エレベーターは、フロアの扉とキャビンの扉との隙間が広く、携帯はその隙間にジャストなタイミングで転がり、落下した。
B1階での出来事だったが、慌てて「何階まであるんだ?」と思って、昇降階パネルを見たらB4階まであった。
用事が済んでビルのサービスセンターへ行き、事情を話した。
ちょうど明日定期点検なので、業者に確認してもらえることになった。
ただその際に、本体は見つかっても全損や機能不全が通例とのことであった。
かくして、翌日の夜に連絡があり、その翌朝取りに来てくださいとのこと。
当日、2日ぶりに我が携帯に再会…
外見は多少の傷が見受けられた。
電源は切れていた。
恐る恐る電源を入れてみる…
画面には「起動中」の文字が浮かび上がった。
やがて、アンテナが3本立ちはじめ、試しに電話やメールもしてみた。
動作確認完了!
その瞬間、よくぞ無事であったという感慨が込み上げた…
普段、携帯には特別な愛着を抱いていなかった。
日常も、通話とメール、目覚まし、たまに電卓しか使わない単なる道具に過ぎなかった。
しかしながら、この出来事で我が携帯がとっても愛おしくなった。
2次元バーコードも読み取れない、起動も遅い、メール画面のスクロールも遅いetcの、ナイナイ尽くしの携帯だが、車掌長の生活には過不足のない相棒だ。
2日ぶりに着信やメールの受信履歴を見てみた。
車掌長が安否確認に自宅固定電話から掛けた番号のみであった。
これもまた、車掌長らしくして安堵した。(笑)
スマホも便利なことは、重々承知している。
しかしながら、世の中はもう十分便利すぎるので、車掌長にはモッタイナイ。
それらに関わらなくて済む、依存しなくて良い時間を、大切にしてゆけたらと感じた。