人生の下見

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2014年1月12日 06:11

昨日、早春の某イベントに向けて或る場所を下見してきた。

早朝出発、18:30帰着、走行距離480㎞。
専務車掌、車掌見習も一緒だったので、往復とも渋滞に巻き込まれず早目に帰ることができ、幸いであった。

車掌長は、人に頼まれて旅行を計画することがしばしばある。
その人やグループの旅行の趣旨や顔ぶれ、期待することを想像しながらプランニングするのは楽しい。

しかしながら、面識のない人の依頼には応じられないのが欠点だ。
なぜなら、これは商売ではなく「その人のために喜んでもらいたい」という願いを込めた、「形のない贈りもの」と考えるからだ。

そして、あらかじめ作られ販売されるパッケージツアーのように、自分の希望を修正・妥協してそれに合わせるのではなく、「テーラーメード」のような、その人の目的や想いに合致した旅行プランを心掛けている。

実際に下見に行ってみると、過去に行ったことがあっても随分と変わっていたり、ネット検索で調べたイメージが、実はだいぶ違うことがわかる。

今回も事前のネット検索では知り得なかったが、或るホテルの最上階のラウンジでお茶をした際、たまたま話を交わしたマネージャーさんに交渉し、スペシャルな個室を貸切予約することもできた。
ここはお天気がよければ、サプライズの場所になるだろう…と、心を弾ませた。

また、当日の行程の検証、各施設での動線、観光地等でのバスの駐車場所やトイレの有無などを確認しておくのも必須だ。

かくして、不安だったことは、どれも実地確認を済ませることができた。
あとは、当日を待つばかり。

そこで、ふと思った…
人生も下見ができたなら、もっと賢く生きることができたかも…と。

 

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