層雲峡は秋の気配(哲×鉄車掌区慰安旅行)

カテゴリー:⑥番線:温泉方面 2014年8月24日 05:16

三笠市を出発後、宿泊地である層雲峡温泉を目指す。

今回の慰安旅行では、車掌見習のペースや体調管理を最優先にした。
宿には早目に入ることと、普段の生活リズムをなるべく崩さないように心掛けた。

途中、上川町のスーパーで車掌見習用の食事等を調達。
店内には、お盆用の品々が店頭に置かれ、帰省中らしき若い人の姿も見うけられた。

層雲峡には16時過ぎに到着。
フロントで先に送っておいた荷物を受け取り、部屋に案内してもらった。

先ずは、昨夜風呂に入っておらず汗臭い車掌見習を入浴させ、18時に夕食とした。
北海道の宿は、概ねバイキング形式が多いが、小さな子ども連れだと慌ただしすぎて、何を食べたかわからない状況になるので、部屋食のプランにしておいた。

上げ膳、据え膳で座っているだけで食事を楽しめるのは、ささやかながら、いつも家で食事の支度をしてくれる専務車掌への感謝の気持ちとお礼でもある…

ゆっくり食事を済ませ、車掌見習を寝かせたる態勢に入った。
今晩は20:30から花火大会があり、屋上の観覧席で楽しむことにしていた。

普段の生活リズムだと、車掌見習も一緒に見せてあげられるギリギリの時間であったが、なにせ花火は初体験であるし、大きな音を怖がって、長岡の「三尺玉」や片貝の「四尺玉」よりも大きな「かんしゃく玉」を爆裂させる懸念もあり、寝かせることにした。

そんな親心が伝わったのか、すんなりと寝息をたてご就寝…
車掌見習を抱っこして屋上に行ってみると、夜風の寒さに驚いた専務車掌は、急遽部屋に戻って上着や厚めのタオルを持ってきた。
気温は16℃ほどとのこと。

花火は観覧席から真正面に見え、10階のホテルの屋上という高さがちょうど見やすい、首の疲れない具合であった。
のどかに1発1発上がっては開く小ぶりな花火に、浮世離れした時間がゆっくりと過ぎてゆく…

スターマインの速射連発で派手な花火も大好きだが、これはこれで風情があって良かった。
それでも、終了間際には何発か同時に打ち上げられ、フィナーレを盛り上げていた。

一度眠りに入った車掌見習は、深い峡谷に響く花火の音にビクともせず寝ていた。

花火観賞後、専務車掌と交替で温泉を楽しむ。
露天風呂では外気が肌寒く、秋の気配…

温泉の湯が恋しい感覚を、例年よりも一足早く味わった。

 

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