味の新幹線

カテゴリー:①番線:鉄道(JR・私鉄)方面 2014年11月 3日 13:03

"新幹線を世界遺産に"…と、支援を呼びかける飲食店があることを知った。

今朝の某新聞に掲載されていたそのお店は、その名も「味の新幹線」。
「新幹線発祥之地」として知られる小田原市鴨宮にあり、そこのご主人が世界遺産登録への提唱を掲げた。

車掌長はもちろん、そんな"Dream"に共感し、「支持」「賛同」を表明する。
"夢"としないで"Dream"としたのは、その方が実現する気がしたからだ。

日本が世界に誇る「SHINKANSEN」は、高速鉄道の礎を築き、今もなお進化を続けている。
そんな新幹線の原点が「0系車両」であり、開業前にモデル線が敷設(ふせつ)され、全国から選りすぐりの技術者や運転士が集い、試験走行を繰り返していた土地が「鴨宮」であった。

新幹線0系車両は、既に「未来技術遺産」と「機械遺産」からのお墨付きを得ている。
前者は国立科学博物館、後者は日本機械学会がそれぞれ選定や認定、登録をしているものだ。

となれば、次は「世界遺産」か!と、ついつい心が急(せ)いてしまう。

もちろん、そのハードルは高いであろう。
また、世界遺産は文化遺産、自然遺産ともに動かせないもの、つまり「不動産」がその対象となっており、0系新幹線のような車両は、保存場所を変えるために移設も可能である。

しかしながら、諦めることは早計だ。
世界遺産には、スイスのレーティッシュ鉄道や、インドの山岳鉄道群という先例がある。

世界に強烈なインパクトを与え、いまも現役で人々の高速移動を担う「東海道新幹線」そのものを、その技術力の歴史や安全性を確保した運行システム、全線立体交差を実現したトンネルや橋梁などの構造物など…、世界遺産にする方策が、何かきっとあるのではないか…と思う。

何はともあれ、一度「味の新幹線」に足を運び、「0系カレー」や「ひかり定食」などを賞味してみたい。

「味の新幹線」のご主人、素敵な"Dream”をありがとうございました。

 

 

コメント(6件)

団子鼻さんからのコメント(2014年11月11日 08:00投稿)

ひょんなことから 新幹線に興味を持った そば屋の おやじです

この度は、ありがとうございます。

ご来店くださる 鉄ちゃん・鉄子さん達は 皆さん すばらしい方達です 優秀な方が多いのに驚きです。

しかし 皆さん おとなしい方が多いです。

哲ちゃん と お知り合いになれたことを うれしく思います。世界遺産に対する 哲ちゃんの ご見識には、まったく同感で、心強い同士を得た感を強くいたしました。 ありがとうございます。

東海道新幹線の開業前に 鴨宮基地に全国から選抜された乗務員の研修が行なわれましたが その2期生(30名)の皆さんの内 健在の約10名が当時のインストラクターと
本日11月11日 山口県で同期会を行なっております。  5期のうち2期生が現在まで同期会を続けているそうです。   今は 皆さんの ご長寿を 願っております。

さて、
哲ちゃん  ご来店を お待ちしております。 普段は 米山店長が 1人で頑張ってますので 必ず 御声をかけてください。  近くにいれば 参上いたします。

今後とも 宜しくお願い申し上げます。

車掌長さんからのコメント(2014年11月12日 04:04投稿)

団子鼻 様

このたびは「哲×鉄」ご乗車ありがとうございます!

新聞で団子鼻さんの「味の新幹線」さんのことを知り、これは本当に夢のある話だと直感しました。

今回の団子鼻さんのご乗車、大変嬉しく思います。
ぜひ、近いうちにお店に伺います!
会って色々な話をお聞きしたり、貴重な資料を拝見させてください。

車掌長も0系が大好きです。
今の新幹線も高速運転に不可欠なデザインへと進化し、カッコイイと思いますが、全てはこの団子鼻「0系」の子孫です。

つまり、0系の当初からの優れた理念や培われた技術、それらを蓄積し継承し続ける信頼のDNAが生きています。

そしてこれらは、世界に誇れる高速鉄道の礎だと確信しています。

つきましては、改めまして東海道新幹線の世界遺産登録への意義に賛同し、微力ながら何かお手伝いができれば幸いです。

余談ですが、この乗務日誌上では「車掌長」を自称しておりますが、団子鼻さんが呼んでくださった「哲ちゃん」は、私の名前そのものでありまして、ほのぼのとした嬉しさも感じました。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

団子鼻さんからのコメント(2014年11月17日 01:21投稿)

遠いところ、ご家族で鴨宮に ご来店いただき 誠に ありがとうございました。 哲ちゃんの ブログを いくつか読ませていただいて 思っていた通りの お方でした。私の世界遺産登録への思いは ロウソクの火ですが 哲ちゃんの太い松明の火で 世界遺産登録への道筋を照らしていただければと願っております。 よろしくお願いいたします!!

車掌長さんからのコメント(2014年11月17日 05:12投稿)

団子鼻 様

こちらこそ、突然お邪魔したにもかかわらず、所用を中断してお店に戻って来てくださり、ありがとうございました。

昨日は、専務車掌もぜひ「味の新幹線」に伺いたいとのことで、車掌見習も連れての訪問となりました。

車掌長は、団子鼻さんを新聞掲載の写真で拝見していましたが、お会いして予想は的中!
とても温かみがあって、ユーモアのあるお人だなぁ…と。

勝手ながら、初対面のはずなのに、何故かそうは思えない親しみを覚えました。

ちょうど昼食時でしたので、「ひかり定食」「こだま定食」を注文し、美味しくいただきました。
メニューに「0系」とついたものは、或る「トッピング」であったことも楽しかったです。

ところで、今回驚きと共に大変嬉しかったのが、開業前に鴨宮で行われた新幹線運転研修の第2期生であったKさんが、団子鼻さんと一緒にお見えになったことです。

もう80歳に近いと仰っていましたが、さすが開業前の突貫の猛訓練をされただけあって、筋金入りの精神力の強さを感じました。

また、その当時の色々なエピソードを生の声で聴けたことにも感銘を受けました。

この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

東海道新幹線の世界遺産登録、その行程は右も左もわからないような状況ですが、団子鼻さんの粋な意志表明が新聞に掲載され、まずはその第一歩が踏み出されました。

あとは、地道にその活動を広報的にアピールしたり、賛同してくださる方を増やしてその気運を高めることが、オーソドックスで鈍行列車のような歩みとなりますが、不可欠だと思います。

もちろん、鈍行ではなく新幹線のように、一気にトップダウンで推し進められるのも望むところです。

しかしながら、このたび「味の新幹線」へ向かう前に訪れた小田原城の近くにある、報徳二宮神社も立ち寄りましたが、ここに大きなヒントがあったようにも思います。

小田原が誇る「二宮尊徳」の教えと、東海道新幹線誕生之地を関連づけることは甚だ乱暴かもしれませんが、町おこしや世界遺産登録の気運を高める一助となる可能性を見い出した気がします…

またぜひ、お会いして色々な妄想を広げたいものですネ。
今度はぜひ、お酒もご一緒できれば嬉しいです。

(車内放送)
哲×鉄「乗務日誌」をご愛読されている皆様の中で、もし東海道新幹線の世界遺産登録にご賛同いただける方がいらっしゃれば、簡単で構いませんので、こちらのコメント欄でもオユ10(メール)にお寄せいただければ大変嬉しく思います。

団子鼻さんからのコメント(2014年11月17日 11:30投稿)

さすが! 哲ちゃん 一味も 二味も 違いますネ!

私の人生の 教訓の中に " よい人の お友達は よい人 "

があります

哲ちゃんの車両に乗車された方々は 皆さん すばらしい方々

だと思います きっと 何か やらかして くれるのではと

期待しております!!

よろしくお願い致します! 

では 再会を楽しみに

ありがとうございました。




団子鼻さんからのコメント(2014年11月24日 13:57投稿)

先日 お話した フジテレビ リアルスコープの 放映日が

11月29日に 決まりました。

「新幹線 vs ヘリコプター」 どっちが速い?

勝負の 見所を 話してほしい とのことでした

新幹線は 通常運行ですから 勝負 とは?

ちょっと無理な 企画と 感じつつ コメントしました

お時間が ありましたら ご覧下さい。

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