首都高で季節を感じる

カテゴリー:⑤番線:feel the season方面 2014年12月 8日 04:59

師走に入り1週間、にわかに忙(せわ)しさも増してきた。

そんなことを実感できる光景の1つが首都高速。
年末に動くモノの多さを如実に語っている。

車掌長は仕事やプライベートを含め、首都高速を年間500回(片道ベース)程度利用する。
月によってかなりバラつきはあるが、多い時で4~6回/日、平均すれば40~50回/月になるだろうか。

この程度使えば、ヘビーユーザーと言っても構わないと思うが、今年はドライバーのマナーの悪さが著しかったと振り返る…

それは、積荷を急ぐトラックやダンプカーに限らず、乗用車にも当てはまる。

無理な追い越し、ジャンクション手前で車線が減少する間際での割り込みは酷過ぎる。
また、ハイブリッド車等のエコカーの普及で、省エネ運転を心掛けるドライバーも目の敵にされている印象を受ける。

首都高速は複雑な構造をしており、出入路が左側車線とは限らない。
他の高速道路であれば、右側車線は追越車線となるが、首都高速に限っては、右側車線の出入りが頻繁にある以上、それは当てはまらないと思う。

しかしながら、右から合流して右側車線を走っていたり、右側出口で降りるために右側を走っていると、後の車間を詰められ煽られている車をよく見かける。

すると、前述のマナーの悪い車は左側から無理に追い越そうとし、招かざる事故を起こす一因にもなる。

ところで、さきほどは一部のトラックやダンプカー、乗用車としたが、リムジンバスの横暴さも見逃せない。

空港利用者のために定時性を確保したいのは、重々承知しているが、ジャンクション合流間際で割り込みまがいの運転は、プロとしてどうなのか?と思う。

緑ナンバーの営業車、プロのドライバーがそのような運転をするなら、一般のドライバーが「自分も」と真似したくなるのは否めない。

これは、リムジンバスの運転手各自の判断でやっているのか、もしくは、会社としての「方針」や「指示」としてやらせているのか、大変興味深い現象だ。

もちろん、そうした行為は白の破線区間での出来事だから違法ではない。
だが、ジャンクションの手前からきちんと合流に備え車線変更をして列を守っている車を追い越し、車線が減少する間際でウインカーを出され割り込まれる時の不愉快な心情を察してほしい。

そして、そうした割り込みが絶えないから、渋滞が無意味に延びる悪循環になっている。

やはり、緑ナンバードライバーたる者、他者の手本となるプロ魂やプライドを示してほしい。

皆、急ぎたいから高速を使っているのに、マナーの悪い一部のドライバーの存在で、渋滞という社会的な時間損失を被るのは甚だ不愉快だ。

そんな不愉快な渋滞の中、ラジオを聴いていたらお馴染みのイントロがかかり、思わず音量up!
山下達郎の「クリスマス・イブ」だ。

時代を超えて、毎冬多くの人に愛されている名曲を耳にして感じる季節感は素敵だ…

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