船橋オートレースで新年会

カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2015年1月18日 05:12

昨日、希望者挙手さん、戻り鰹さんと新年会を行った。

場所は千葉県船橋市。
選定理由は、船橋オートが来年度で廃止になる見通しと知り、ぜひ行っておこうとなった。

オートレースについては、全く知識も経験も無かったが、希望者挙手さんに楽しみ方やエピソードを教わりながら、いざスタンドへと入った。

近年は売上が低迷しているそうで、確かに来場者も少ない雰囲気は感じられた。
施設も古く、特長のない味気もないコンクリート造りに、照明も蛍光灯ばかりで、いわゆる「昭和オジサン」の溜まり場の様相であった。

また、禁煙・分煙が徹底されてきた今の社会において、ここは「我関せず」…
一応喫煙場所は指定されていたが、どこも紫煙が漂っているような印象であった。

こうしたレトロな情景を車掌長は嫌いではないが、今の若者の心を掴むのは難しいだろう。
まして、女性同士やカップルで訪れたくなるかと問われれば、首を縦に振るのも正直な答えにならない。

こうしてファン層が固定化され、来場者数減少による売り上げの低迷や、施設改修に回す資金も捻出できず、老朽化や耐震化への対応も遅れ、廃止の話しが浮上するのは、船橋オートに限ったことではない。

しかしながら、全国に6箇所しかないオートレース場にあって、しかも、発祥の地である「船橋」が無くなるのは寂しいことだ。

今でこそ、近隣に真新しいマンションが林立し、騒音や環境の問題もありそうだが、もともとこの辺りは何にも無かった土地であり、こうした場所でオートレースならではの爆音を体験できるのは貴重であったと思う。

実際のレースの方は、第9から最終となる第12レースまでを楽しんだ。
車券の購入からレースのあらまし等を、希望者挙手さんにご指南いただき、自分の投票したオートバイを応援する気持ちも高揚した。

また、スタンドのあちこちにいる予想屋のオヤジさんのトークも楽しかった。
最終レースでは、そのオヤジさんオススメの車券を購入し、見事的中!
とは言っても、買ったのは100円分なので、それが390円になったまでのことだが、純粋に嬉しかった。

その後、場所を「ららぽーと」へ移し、戻り鰹さんがセットしてくれた店で乾杯。
専門学校教職員時代の話しに花が咲いた。

戻り鰹さんは今も現役で、もう20年にもなるとのこと。
しかも、20年以上前に希望者挙手さんと学科新設の苦労を共にした、トラベル学科に所属とのことで、希望者挙手さんと冷やかしながらも、楽しい時間旅行のひとときを過ごさせたもらった。

末筆ながら、この場を借りて、今回幹事役の戻り鰹さんには感謝いたします。

また、希望者挙手さんには、大変貴重なモノをお譲りいただいたり、はたまた来月の車掌長のバースデー・プレゼントまでいただき、感謝とサプライズの気持ちでいっぱいです…

どちらも大切に永久保存させていただきます。
ありがとうございました!

次回は、希望者挙手さんのお仕事が一段落する暑気払いとしましょう!
 

コメント(4件)

戻り鰹さんからのコメント(2015年1月18日 21:39投稿)

昨日は楽しい時間をありがとうございました。

人生初のオートレース観戦はとても楽しい経験でした。ただ一度も当てることができなかったので、つくづくギャンブルに向いていないのだと痛感しました。

車掌長さんと希望者挙手さんに出会って20年を越える月日が流れたのですね。昔と変わらないやりとりがあるおかげで、そんなに経過している実感がありません。おそらく、これから何年経っても同じやりとりをするのでしょうね(笑)

お久しぶりにお会いして、少々割腹がよくなり貫禄が出ていた車掌長!体が資本ですからお気をつけください!炭水化物ダイエットがオススメですよ。まずは夕飯だけでもいかがですか?

車掌長さんからのコメント(2015年1月19日 04:58投稿)

戻り鰹 様

このたびは「哲×鉄」ご乗車ありがとうございます

一言で20年と口にすれば、あっという間の時間に思えますが、三者三様に色々あったのだぁ…と、懐かしい話をしていて感じました。

車掌長から見れば、戻り鰹さんのように1つの仕事をやり続けることを尊敬しています。
これは厭(いや)みでもお世辞でもありませんヨ。

戻り鰹さんが仰るように、お互いに健康には注意しましょう。
希望者挙手さんと車掌長は先に次のステージ、50代へ突入しますが、普段の運動が課題だなぁ…と実感です。

しかしながら、通勤や所用で1日最低5㎞は歩いています。
特に、駅ではエスカレーターを使いません。

それは、健康のためでもありますが、あの右空けの悪習で嫌な想いをしたくないから、という理由も大きいです。

何はともあれ、来月は車掌長自身の健康診断があります。
今も成長止まない体重ですが、戻り鰹さんに教わった方法もやってみようか…と。

それでは、久々のご乗車ありがとうございました。
今後も、ぜひ気軽にご乗車いただければ嬉しいです。

まだまだ、戻り鰹さんも子育てに忙しかったり悩ましい時期が続くと思いますが、お互いに何かの一助になれば幸いです。

希望者挙手さんからのコメント(2015年1月20日 00:20投稿)

こんばんは

いやぁ、久しぶりのオートレースはシビレましたね。
しかし車掌長の印象通り、以前の活気はすっかり消えてしまっていたのは寂しかったです。

確かに、このエリアの変貌は目覚ましいですね。
船橋オートレース場のすぐ隣にあった日本最大級の人工スキー場「ザウス」がなくなったのもついこの間のように思えました。

実は船橋オートレース場は、その前身が船橋サーキットというレース場でした。
浮谷東次郎がヨタハチで、生沢徹との激戦の末に奇跡の逆転優勝を遂げたことで知られています。ちなみに浮谷東次郎の実家が船橋市のお隣の市川市にあります。
(実は私、小学生の時に「がむしゃら1500キロ」を読んで以来の東次郎ファンです)

また、新年会の会場となったららぽーとは、前身が船橋ヘルスセンターというレジャー施設でした。子供の頃、何度か行ったことがあります。8時だよ!全員集合もここで時々収録していましたね。
ららぽーとになって間もない頃、ドライブインシアターでも有名でしたね。

ところで、ど根性ガエルの町田先生が「教師生活25年・・・」とよく嘆いていましたが、戻り鰹さんも町田先生のようなベテランの域に入ったのですね。

気が付けば私も間もなく40代最後の歳を迎えます。20年前と変わらない気持ちで過ごしていますが、自重しなければなりませんね(笑

次回は温泉でデトックスですね。


車掌長さんからのコメント(2015年1月20日 04:33投稿)

希望者挙手 様

毎度ご乗車ありがとうございます

いやいや、町田先生までご登場いただくとは、話のホッピング具合がさすが!ですネ。
いま思えば、とっても長閑(のどか)なアニメでしたが、人情に溢れて大好きでした。

ところで、船橋オート界隈は希望者挙手さんが仰るように、その時その時の娯楽の最先端だったのですね。

そういえば、谷津遊園もありましたし、あの辺で海水浴や潮干狩りもできました。

ドライブインシアターも、いまや若年層の運転免許取得が芳しくないと聞いておりますが、当時はまず、車やオートバイの免許を取ることが大人の第一歩と思いましたが、今は何が大人の第一歩なのでしょう…!?

「がむしゃら1500㎞」の本は知りませんでした。
さきほど、少し調べたらとても面白そうな内容ですネ。

中学生が50ccバイクで市川から大阪を往復した(当時は14歳から免許が取れたとのこと)そうで、こういう少年時代の冒険的な経験こそ、「宝」だなぁ…と感じました。

車掌長も初めて独りで兵庫県の宝塚を往復したのが、小学校4年生になる春休み。
独り、まだ太陽が昇らない時間に自宅を出たときの不安と高揚感、大阪駅から阪急梅田駅への乗り換えで、何度も道を尋ねた想い出が、いまだ忘れられません。

いまの時代を過ごすお子さんも、それらの当時とは状況が違うかもしれませんが、「独り」で何かをやってみることの意義は不変だと思います。

長々と綴り恐縮ですが、温泉デトックスはどこに行きましょうか?
戻り鰹さん、行きたい温泉があれば、具体的でも抽象的でもよいので、また後日にリクエストを挙げてください。

ご希望が叶う湯をご案内しますヨ。

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