積雪だより

カテゴリー:⑤番線:feel the season方面 2015年3月 2日 05:19

先日、某スキー場の積雪が500㎝を切った。

車掌長はこの時期、日々読む新聞の1つで「積雪だより」を確認するのが楽しみの1つ。
スキーシーズン到来とともに設けられる小欄だが、各地のスキー場の冬景色が想像できる。

掲載されているのは、東北から関東北部、中部地方の80余りのスキー場。
どこもまだ全面滑走可だが、100㎝を切ったところも出始めた。

1月下旬から2月上旬にかけてが、積雪のピークだったと記憶している。
以降、日々減り始めた積雪量に、ゆっくりながら春が近づいていることを数字から感じられる。

ふと、スキーもだいぶやっていないな…と。

記憶を辿っていけば…
「イナバウアー」が流行語大賞になった頃、専務車掌と岩手の八幡平に行ったのが最後だ。

トリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香さん。
彼女が披露した「イナバウアー」は、競技では加点されることのない「技」らしいが、その優美さに多くの人が魅了されたことは、まだ記憶に新しい。

話しが脱線したついでに、「私をスキーに連れてって」も毎年見る映画の1つ。
物語の展開に合わせて流れるユーミンの曲が好きなのと、雪山の愉しさと美しさ、厳しさを感じられる映像が、ついつい見てしまう理由だ。

当時、スキーは社会現象とも言えるような状況で、老若男女がこぞってゲレンデを目指した。
週末、都市から各スキー場を目指す、夜行列車やバスはすし詰め状態であったことも思い出す。

行きの車内や現地到着後は、みな浮かれ気分でワイワイ楽しみ、恋愛の生まれる舞台でもあった。
そんな光景も、今は昔話の世界のようだ…

いまの若い世代は、恋愛のきっかけとして、どんなシチュエーションを選ぶのだろう…

そんな疑問を持ちつつ、今朝の別の新聞で「相席居酒屋」なるものを知った。
なるほど、遠い自然の中で育まずとも、日常生活圏内の近場で効率的に済ませられるらしい。

また、取材した記者のコメントにも書いてあったが、そういう場に出向く元気な男子はまだマシな方で、そうではない草食・絶食系男子が多いことの方が心配だとも…

車掌長も同感である。
 

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