65点の日

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2015年6月 3日 05:42

6月5日は「65点の日」

世間では「老後の日」らしいが、「65点の日」は車掌長独自の記念日。
車掌長は65点という点数が好きだ。

常に100点やそれ以上の120%などという、目標や基準を設け頑張った時期もあった。
しかしながら、自分自身に気持ちの余裕や人生の面白さの「のりしろ」がないことに気が付いた。

また、人間は常にそんな全力状態で生活や仕事を続けられるほど、心身ともにタフでないことも悟った。

だが誤解を恐れずに補足すれば、「65点くらいでいいや」と意識的に手を抜いたり、気持ちに油断が入ると、50点にも届かない結果や事態になることも知っている。

それは、専門学校で旅行業務の国家試験の受験指導をしている時に痛感した。

当時、一般旅行業務取扱主任者試験は8科目あり、1科目あたり概ね60点以上の得点で合格できた。
また、各科目には足切り点もあり、40点未満の科目が1つでもあると、全体で480点以上あっても不合格になると言われていた。

学生には1科目あたり60点以上取れば、合格できることを周知させつつも、60点を目指す勉強では落ちることも幾度となく教えたものだった。

奇問難問まで解けるような100点を目指す勉強は、国家資格の勉強には不要と車掌長は考えるが、平均80点は取れる勉強で、実際にはやっと及第点である60点以上になると実感していた。

この考え方は、今の車掌長の生活リズムや物事への取り組み、考え方にも生きている。

働き方や生き方も、良い意味で自分の中に時間的な枠組みや配分、割合、妥協を持たないと、気持ちやモチベーションの持続性を保つのは難しいと思う。

そんなことを考えていたら、先日こんな歌を耳にした。

♪65点の人が好き、好き、好き

このサビ部分が妙に耳から離れず、つい気になって歌手や詳しい歌詞を調べたら、1970年代の元アイドル歌手の「恋人試験」という曲であることがわかった。

一度聴いただけなのに、このサビ部分だけ鼻歌で歌ってしまう車掌長であった。
 

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