バレンタインデー

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2016年2月14日 05:40

今日が日曜日でホッとされている人は、少なくないように思う。

それは、学校や会社で「あげたくもない」「もらいたくもない」、そんな可哀想なチョコが迷走しなくて済むからだ。
もちろん、その逆で「あげたい」「もらいたい」もあるのだろうが、それは学校や会社という勉強や仕事をする場で展開されなくてもいいのでは…と考える。

まぁ、本命であるなら、そういう人目を忍びつつ受け渡しをするスリリングさが、良いのかもしれない。

車掌長は甘いもの好きで、チョコも好物だが、美味しいチョコは「チョコリング」と「チョコバット」だと日頃から位置づけている。
全くチープな味覚かもしれないが、子どもの頃に駄菓子屋で食べた諸々の記憶も相まって、美味しいと思う。

専務車掌も、そのツボを押さえてくれ、バレンタインデーに関わらず、何でもない日にこれらを買っておいてくれるが、これがたまらなく嬉しかったりする。

ところで、バレンタインデーは、車掌長の3大dislikeの1つだ。
あとの2つは、ハロウィンと恵方巻きの騒々しさ。

どれも、商魂丸出しの街の雰囲気が苦手だからだ。
その行事に合わせて、どれだけの食物や雑貨が過剰につくられ、売れ残って廃棄されているのだろう…

コンビニ等の小売店の店先で、1つでも多く売るよう命じられる人に同情してしまう。
売れ残った分は、ノルマ未達で自腹を切らされる店もあると聞く…
不思議な国だ。

話は変わるが、昨日新東名高速が延伸された。
御殿場市から豊田市までが、従来の東名高速に加えダブルトラック化し、物流や観光におけるモノや人の移動に利便性が高くなる。

それはそれで、結構なことだが、ここ数年新設やリニューアルされる巨大なサービスエリアは、車掌長にとっては使い勝手が悪くて困ってしまう。

日常生活でお馴染みとなった、どの街にもあるようなプチショッピングセンター化し、その雰囲気に飽きたし疲れてしまう。
そして、トイレや食事だけの用でも広い敷地ゆえ、駐車から飲食に至るどの場面でも、意外に時間を費やしてしまい、その後の行程に影響を及ぼしてしまう。

そんなことも嫌気し、最近は専らこじんまりしたパーキングを利用している。
施設の眼の前に車を停められ、トイレも食事も待たずに済むし、前述のサービスエリアで見飽きた看板(チェーン店)ではなく、地場の店が安く美味しい定食を出してくれたりする。
何よりも、落ち着いた休憩の時間を過ごし、運転の疲れをリフレッシュできた気持ちに浸れる…

日本人の消費行動は、ハタから見て本当に画一的だ。
みんなが同じようにすることをしたがるようだ。

マーケティングを仕掛ける側なら、これほど思うように面白く踊ってくれるならラクだろう。
別の言い方をすれば、多くの人は皆と同じことをしていれば「安心」するだけのことなのだろう。

もしくは、自分だけが他の人と違う趣向や言動をチョイスする方が、面倒くさい、リスキーだと無意識に思っているのかもしれない。

日本のバレンタインデーという日にあたり、そんなことを雑感した春一番の吹く朝だった。
 

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