交響詩~さよなら銀河鉄道999~

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2016年6月13日 05:25

今朝は雨降りの週明け…

今年は空梅雨の様相だったが、月曜の雨は何歳になってもあまり好きではない。
ふと気づけば、6月も半ば。

先々週から先週にかけて、毎年恒例の茨城県某所へ出張で滞在していた。
期間中、ほとんど雨に降られることもなく、仕事自体は順調に終えることができた。

仕事を終えた或る日の夕方、滞在ホテルロビーで一枚の掲示物に目が留まった。
それは、「松本零士展-夢の彼方へ-」
開催場所を見れば、そこから近くであることがわかった。

閉館時間も遅めだったので迷わず、足は催しの行われている場所へ向かっていた。

そこでは、松本零士氏の数々の作品の原画や、詳細な解説が多数展示されていた。
車掌長が氏の作品で最も好きなものは、もちろん「銀河鉄道999」であり、観賞時間の大半はそのコーナーに費やされたが、他作品も懐かしいものが沢山あった。

中でも「男おいどん」は、車掌長少年時代の郷愁をくすぐられるものがあった。
車掌長の小学・中学時代の一人旅の終着駅は、母の実家がある兵庫県宝塚市であった。

そして、そこには年上の従兄弟がいて、彼らの部屋に行くと松本零士氏の漫画が沢山本棚にあった。
その中の1つが「男おいどん」であった。

そんな時間旅行を楽しむうち、閉館時間も近づき、名残惜しく美術館を後にした。

美しい原画の幻想的な世界を旅した余韻が消える間もなく、今度は銀河鉄道999の映画で使われたサントラが無性に聴きたくなってしまった。

一昨日帰宅し、ネットで調べてみたら、「交響詩~さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅」のCDに出逢えた。
これは発売当時のレコードジャケットを復元したような、紙ジャケット仕様になっており、迷わず購入。

昨日、早速手に入れることができ、車掌見習を寝かしつけた後、聴き入った。

どの曲も懐かしくかつ素敵だったが、中でも「再会~LOVE THEME~」や「青春の幻影」、「SAYONARA」は、今でも時折、心境に応じて車掌長の心の奥のプレーヤーで流れることがある名曲を、じっくり味わった。

そんな余韻も手伝ってか、雨降りの月曜の朝も、今朝に限っては爽やかなものとなった。


 

 

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