鉄道ふたり旅

カテゴリー:①番線:鉄道(JR・私鉄)方面 2017年3月22日 05:02

2月下旬に初めて車掌見習と敢行した、鉄道ふたり旅。

その成果と言うか、車掌見習の喜びように気を良くした車掌長。
結局、あれ以来毎週、ちいさな旅を続けている。

毎週というのも、頻度としては行き過ぎだが、車掌長がこんなことができるのも先週までのこと。
来週から数か月は、また一年で最も仕事が忙しい時期に入る。

しかしながら、ふたり旅をしている時の車掌見習は見ていて飽きない。
子供向けの鉄道本に出てきた車両を見つけると興奮し、テレビで観た旅番組をマネしながら、小さな旅は進行してゆく。

1本の列車に長く乗ることはない。
むしろ、乗り換えを沢山組み込み、色々な線や車両に乗ることが最優先だ。

こんなことをしていると、ふと、車掌長が小学3年だった頃を思い出した。
東京近郊や一部関東地方にも足を延ばしながら、ひとりで色々乗り歩いていた頃だ。

また、当時住んでいたアパートの隣の部屋に住む親戚がいて、年長組のはとこのN君の子守を頼まれることがしばしばあったが、車掌長はそんな時、N君を連れて東京近郊の電車を乗り歩いた。

今もそうだが、子供に同伴される幼児は運賃不要なので、車掌長自身の小人用切符で、子守を兼ねたちいさな旅ができた。

今思えば、小学3年生が幼児を連れて電車を乗り歩けるほど、とても大らかな時代だった。

そんな感慨にも耽(ふけ)りながら、車掌見習との旅を楽しんだ1ヶ月であった。
 

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