時刻表記念日Ⅱ
カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2018年10月 5日 05:04
今日は「時刻表記念日」。
同じタイトルで、6年前の今日、乗務日誌に綴っていたことを思い出し読み返してみた。
あれから6年…
2012年は、寝台特急「日本海」の定期運転が廃止になったが、まだ「北斗星」や「トワイライト・エクスプレス」、「カシオペア」、「あけぼの」、「はまなす」は健在だった頃…
いまや、「カシオペア」がツアー専用列車として、高額な料金設定ながら走っているのは幸いだが、みどりの窓口で買えた「寝台券」を手に、乗車日を心待ちにしていた寝台列車には、もはやどんなにお金を積んでも乗ることはできない…
今日の空前の鉄道ブームも喜ばしいことだが、いまの子ども達にも、寝台列車の旅を体験させてあげることができたなら、更にその歓びの裾野も広がっていたことであろう。
ところで、6年前と言えば、車掌見習が生まれた年。
車掌見習も幼稚園年長となり、来春は小学生…
歳月の歩みは、ふと気づくと速い。
そういえば、まだ物心つく前に、車掌見習に寝台列車の旅を体験させようと、「トワイライト・エクスプレス」や「カシオペア」に乗ったことを思い出した。
いまでは、全国に数か所あるブルートレインに泊まれる施設を巡っている。
秋田県小坂町の「あけぼの」や、熊本県多良木町の「はやぶさ」も訪れた。
あとは、岩手県岩泉町の「日本海」にも、いつ行こうか計画中である。
車掌見習も、自身で時刻表を見ながら、単純な行程はプランできるようになった。
日曜の朝など、車掌見習が時刻表を見ながら、乗る列車や駅名、時刻を隣りに座って聞き取り、車掌長が紙に書いくようなことを楽しんでいる。
近いうち、車掌見習が立てたプランで列車に揺られ、ともに旅することがささやかな夢…
そんな想いを描き抱いた、2018年の「時刻表記念日」であった。