車掌見習の小学校初運動会

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2019年5月27日 04:48

季節がわからなくなるほど、暑い…

五月の爽やかな陽気は、今年はその存在の有無もおぼつかず、「夏」の様相…
そんな暑さの中、一昨日、車掌見習が通う小学校で初の運動会が行われた。

同小学校は車掌長も卒業した学び舎で、久々に訪れてみると、あまり変わっていない印象を受け、懐かしい情景を思い起こさせた。

しかしながら、車掌長の在学中は全校児童が1200名余りいたと記憶しているが、いまは1/3にも満たない人数だそうだ。

車掌見習も幼稚園の運動会と違い、練習量も多く、暑さも加わり大変なようであった。
とくに、かけっこの発走時に鳴らすピストルの音が大きく、怖がってもいた。

いざ、当日の40m走は2位で、ゴール前で近づいてくる車掌見習の走る姿を見ていると、新しい環境で頑張っているなぁ…と、嬉しい思いも込み上げた。

一方、他学年の競技や演目も楽しめた。

とくに、高学年のリレーや組体操、騎馬戦は、車掌長の時代から変わらない定番種目だが、最近は安全には細心の注意を払いつつも、BGMにも趣向を凝らし、児童の一体感や「観せる」構成内容になっていることにも感心した。

中でも、組体操の際に流れた「アイノカタチ」は、曲に合わせてゆっくりと、120名余りの児童が手を結び合い、次々に滑らかなウェーブを表現する姿には感動した。

同曲は某ドラマの主題歌だったようだが、車掌長はこの曲がリリースされた頃、偶然カーラジオのFMで紹介され耳にし、素敵な曲だなぁ…と、CDを買おうと思いながら失念していた。

車掌長は良いと思った曲は、CDで買う。
昨今は、ダウンロードという手法もあるようだが、確かな「カタチ」として残るCDの方が好きだ。

「旅行」というものも、何か「カタチ」があるわけでなく、行った時の思い出が残る。
そして、アルバムという「カタチ」にできれば、その記憶は、より確かな想い出として長い時間を経ても、曖昧にならず残すことができる。

しかしながら、「アイノカタチ」はそう簡単にはゆかない。
きっと人それぞれに様々な、その人にしか見えない、わからない「カタチ」があるから…

余談だが、同曲に出てくる歌詞の「あのね…」は、車掌長が昔から好きな口語体だ。

相手に呼びかけるとき、ひとつ間を空け、聞く側の「聴く」準備を与えてくれる気がする。
忙しい日々にあっても、車掌見習や専務車掌に、少し心に余裕をもってひと言伝えたい…

「あのね 大好きだよ」と。

 

コメントお待ちしてます!

コメントはこちらからお願いします

名前

電子メール

コメント