たゆたう時を

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2021年1月11日 08:14

ここ数日、強力な寒気が列島を包み込んでいる。

ニュース等で、北陸地方の豪雪を目にしたり、近年は雪の少ない山陰もそうだが、九州地方まで生活に支障を来す積雪は珍しい。

東京も雪こそ降らないが、冷たい寒気が空気を凍てつかせ、久々に氷点下の朝もあった。
最高気温も6℃ほどのこともあったが、陽の光があれば、部屋の中は暖かい。

最近は不要不急の外出もはばかり、家の中でやることも無いときは、つい、うたた寝などに陥ってしまう。
とくに昼下がりなど、食後のこのひとときは心地よい…

ふと、「たゆたう」という言葉が、身を包む…
ゆらゆらと漂う…という、その有り様は、車掌長の人生と符合しなくもない。

それは、人生の方向性をあぐねたり、もがいたりしていた頃。

四十路を過ぎたあたりからは、決めるときは決め、動くときは動くことを身上にしているが、
ふと、そんな身上からも解き放たれ、時間や空間の中を浮遊するようなひとときも、あえて楽しみたくもある。

たゆたう時を…

思うところ、人は無いものねだりの中を生き、勝手なものなのかもしれない。

 

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