時刻表ミュージアム一般公開につきまして

カテゴリー:⑪番線:哲×鉄 車内放送 2022年5月 1日 08:44

今般、2022年4月29日より「時刻表ミュージアム」を一般公開いたしました。

ささやかな私設博物館ではありますが、長年の夢をカタチにすることができました。
これまで「哲×鉄」を通じて応援してくださった皆様に、心からお礼申し上げます。

誠にありがとうございました。

なお、当ミュージアムの詳細または観覧ご希望の申し込み等は、公式ホームページをご覧いただけますようお願い申し上げます。

既に複数のメディアに取り上げていただき、お申込み件数も多く承っております。
また、開館してまだ2日ですが、ご来館いただいた方々から、当初車掌長が抱いていた予想よりも、僭越ながら高い評価やお褒めの言葉を賜り、大変幸甚に存じます。

皆さまにおかれましても、ぜひ一度足を運んでいただけますと嬉しいです。

今後「哲×鉄」は、全時刻表をネット上で閲覧可能なアーカイブの完成を目指して、コツコツと更新してまいります。

引続き、ご愛顧を賜れますとこと、謹んでお願い申し上げます。

 

コメント(2件)

佐久間 孝広さんからのコメント(2022年5月 3日 15:05投稿)

本日は乗り越しまでさせて頂き、誠に有難うございました。楽しいひと時を過ごせたとともに、久しぶりに鉄分を補給することができました。再びお邪魔することを含め、微力ながら何かのお役に立てればと思います。益々のご活躍とご発展を心より祈っております。取り急ぎ御礼まで(こちらでのメッセージでいいのか分かりませんが)。

車掌長さんからのコメント(2022年5月 3日 21:01投稿)

佐久間様

このたびは、時刻表ミュージアムへのご来館、誠にありがとうございました。

同世代であり、同じ趣味を楽しんできた御方と、時刻表にまつわるエピソードや想い出話をお聴きすることができ、とても楽しいひとときでした。

115系、185系のモーター音で盛り上がったことは印象深かったです!

また、当館を応援してくださるとのお言葉、とても有難く存じます。

ぜひ、またのご来館をお待ち申し上げます。

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「2」が12個ならんだ瞬間

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2022年2月22日 22:22

 2022年2月22日22時22分22秒

当欄右上の公開日時を見ていただきたい。

「2」が12個も並ぶ瞬間…
どうせなら、全て2が並ぶ方がと思われるかもしれないが、それは200年先のこと。

それは、今を生きている人には見ることが叶わない。
だから、今日は200年後には及ばないが、それに準じて佳き瞬間だと思う。

車掌長は「1」より、「2」が好きだ。
その理由は、この乗務日誌のどこか(数年前)でも書いた気がする。

まだ、上がある、先がある、目標が見える…と思える「2」は、自分の好きな立ち位置でもある。

折しも、54歳になったばかりの今、次の高みを目指して汗をかきたいと思う。

【車内放送】
明朝、ラジオ番組で「時刻表ミュージアム」を紹介してくださるとのことです。
もしよかったら、早起きできたら、ぜひお聴きいただきたきたく存じます。

放送日:2月23日(水・祝)
放送局:ニッポン放送
番組名:「上柳昌彦あさぼらけ」、「あけの語りびと」コーナー
時間帯:5時20分頃~

 

コメント(1件)

今泉さんからのコメント(2022年11月23日 13:58投稿)

 先日は、大変お世話になりました。入館の感想をコメントいたします。
 まずミュージアム入り口から始まる「鉄心」をくすぐる演出には、早く入場したいと期待感が、高まります。館内は数多くの貴重な資料に驚かされますが、中でも昭和時代に見覚えのある「行き先表示板」や「発車案内板」はとても懐かしく感じました。
 また、私が鉄道にとても関心があった小学生時代の時刻表を拝見した際は、当時の特急列車、急行列車あるいは寝台列車の数の多さにあらためて感心しました。
 展望ボックスシートでの時刻表&特急列車の資料&コロタン文庫を重なり合わせながらのひと時は、鉄道好きの友人宅で時間が経つのを忘れるほど語り合ったことを思い出しました。ありがとうございました。
 

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時刻表ミュージアム開館のご案内

カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2022年2月19日 05:14

54歳を迎えた初めての朝…

外はまだ暗いが、西方のまだ高い空に、
少し欠けつつある満月が煌煌と輝いている。

そして、この一年も佳き歳となるよう月へ願いを託してみる。

月はカタチを変え…
時は人を変えてゆく…

諸行無常の響きあり。

一寸先は闇であるとか…明けない夜は無いなど…

古来より先人たちは、世の全てのものは移り変わり、常に同じ状態であるとか、永遠に変わらないものなどない…ということを、今に教え伝えてくれている。

このことを知っていたり、或いは自分自身が受け入れることができると、生き方もラクになったり、心持ちも変わってくるように思う。

人生を過度に悲観したり、失意に陥ったり、浮かれたり、舞い上がったりすることもなく、淡々と生きて行けるように思えてくる。

しかしながら、そうは思いつつも知りつつも、たった一度きりの人生を、面白くも悲しくも、一所懸命に、精一杯に生きなければ、モッタイナイと思ってしまうのは、まだまだ自分自身が俗世にまみれた凡人であることを痛感させられる…

こんな凡人ではあるが、このたび、長年の夢をカタチにしてみたのでご報告申し上げたい。

それは、40余年にわたって収集してきたJTB時刻表を、一堂に展示し閲覧も可能とする、プライベートミュージアムを開館させたこと。

ここ2年余り、このコロナ禍にあって明るい話題に乏しく、閉塞感が漂う日々…
そのような時期ではあるが、わが国の鉄道開業150周年の節目に合わせ、こんなことをコツコツやってきた人間がいたことを、ささやかながら発信したり、ある目的のために時刻表を探す人の役に立てることができたなら嬉しい限りである。

電子媒体が席巻する昨今、求める情報が瞬時に分かったり、素早くその欲求を満たせることが、人々の日常生活や社会基盤を支えている…

これは間違いないことだが、当館が「紙媒体」の良さにも気付けるキッカケになったり、或いは、そんなデジタル社会に少々疲れた方々にとって、ほんのひととき、息抜きの場になっていただければ、幸いに思う…

また、願わくば…
車掌長がいなくなった時代になって、当時を振り返る史料的価値や文化としての時刻表の移り変わりを、後世にも伝え残すことができるような施設になれたならば本望である。


【車内放送】
時刻表ミュージアムは「一般公開」を予定しております。

当初、3月公開を予定して準備を進めておりましたが、コロナの感染状況を考慮し、4月下旬(GW)以降の土・日・祝日にご来館いただけるよう、更に準備に磨きをかけてご来館をお待ち申し上げます。

なお、入館お申し込みは、「時刻表ミュージアム」公式ホームページからのみとなっております。

私設博物館のため、運営上、なかなかご希望の日にお申し込みできないこともあるかもしれませんこと、あらかじめお詫び申し上げます。

また、当館は営利を目的とした運営をしておりません。

しかしながら、ささやかな規模の施設ではありますが、その維持・管理・運営等にかかる費用を、一介の会社員である個人が負担することは、到底叶わない現状です。

つきましては、末永く当館を一般公開でお楽しみいただけますよう、入館時に「維持管理協賛金」をいただいておりますので、ご理解とご協力をいただける方のご来館をお願い申し上げます。
 

青20号...わたしの色...

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2021年12月31日 22:25

青20号…

これだけを聞いて、いや読んで、その色を思い浮かべられる方は、そう多くないだろう…
もしくは、ブルートレインの車体色とすれば、もう少しイメージできる方は増えるだろうか…

これが、わたしの好きな色…

乗務日誌を綴り始め、早いもので10年が経った中で、「わたし」という一人称を使ったのは、
今回で465回目となる乗務の中で、おそらく、これが最初だろう…

自分と真に向き合ったとき…
自然と「わたし」になっただけのことだが、この色は「わたし」の原点を想起させるもの。

この色と正対すると…遠く…遠い別世界へ誘われる錯覚に陥る。
夜のホームに煌々と光る灯りに照らされる青20号と、一直線に纏い輝く金色の帯…

明朝という憧れに未来を重ね、こころ躍らせた…
絶望の夜に、現実の厳しさや自分の甘さに、嘆いた…

しかしながら、この色にはこころが洗われるような、満ち足りた気持ちを抱くこともできる…

好きな色も、好きなことも、「好き」と口に出して言うのは、勇気がいるように感じる。
また、口に出した途端、それが独り歩きし、自分のものではなくなる怖さもある…

でも、その一言なしに、心も物事も動くことはない。

青20号の世界…
この色を、ぜひ、見てもらいたい…

それは、わたしのこころの内を覗くこととも、符号するかもしれない。

子どもの時から、自分のことを表現したり、話したり、書くことが苦手だった。
否、嫌いだった…

それは、おそらく、自分に自信もなく、人から見た自分を意識しすぎていたのかもしれない。

自分が何者か、好きな色が何色かもわからなかったのだろう。

青20号…
これが、わたしの好きな色…

2022年を迎えるにあたり、この色を今後の糧としてゆきたい。
そして、何か迷った際は、この色をみつめ返そう…
 

コメント(2件)

希望者挙手さんからのコメント(2022年3月13日 00:36投稿)

ご無沙汰してます。久しぶりの乗車となります。
ブルートレインの青色には不思議と、他の電車の色とは異なる懐かしいワクワク感といった気持ちを感じますね。
私は、色ではありませんが、音楽(曲)によって車掌長と同じような気持ちを抱くことがありますね。
たた、私の場合、好きな音楽が、その時々に応じて変わってしまうのですが(笑)
しかし、どの音楽も、その時の自分に良くも悪くも、色々な影響を与えてくれましたね。
音楽(曲)って、自分の気持ちを代弁してくるというか‥それでヘビメタに行き着いてしまった訳ですが(笑)
色であれ、音楽であれ、誰にもわからない(自分でさえも気付かない)であろう自分という人間を導き、支えてくれ、人生の糧になってくれる力があるように思えますね。
昔を思い出す時、その頃によく聴いていた音楽を思い出すのも、そんな理由からなのかも知れないですね。

車掌長さんからのコメント(2022年3月13日 05:06投稿)

希望者挙手 様

毎度ご乗車ありがとうございます
ここ2年ほど、私も時刻表ミュージアム開設の方に注力しており、なかなか乗務できていない次第でした(笑)

希望者挙手さんの仰る音楽(曲)について、大変共感いたしました。。

好きな色も、好きな音楽も、それぞれに共通項があるように感じました。
それは、どちらも生きるエネルギーの源泉でもあると…

ぜひ、時刻表ミュージアムにもいらしてください。

そして、お気に入りの青20号の壁をご覧いただき、その色や希望者挙手さんがお好きな音楽のお話し等ができれば、大変嬉しく存じます。

たった一度限りの「自分の人生」…

良いことも、そうでないことも、悔いなく楽しみたいと思います。

やったことの悔いよりも、やらなかったことの悔いの方が、時間が経ったときに惜しむ、後悔すると思うのです…

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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1991年版帝国書院地図帳

カテゴリー:④番線:日々雑感方面 2021年12月18日 05:24

今日の某朝刊、土曜版別刷りの連載記事に目が留まった。

帝国書院創業者、守屋荒美雄(もりやすさびお)の話であった。
同社は日本の学校で学んだ人であれば、その多くが手にしたであろう「地図帳」の会社である。

しかしながら、この偉人を知っている人は少ないであろうし、車掌長もこの記事で知った次第…

岡山県の出身で、猛烈に勉強して教員になり、40歳で職を辞し、執筆活動に専念したという。
そして1917(大正6)年、上述の帝国書院を創業、自社初の地図帳「帝国地図」を出版とのこと。

ふと、思い出し、車掌長が某専門学校教員時代に、教材として使っていた帝国書院「最新基本地図-世界・日本-」を見たくなり、本棚を探してみた。

1991年版とあり、その専門学校で教壇に立った年のものであった。
ちょうど30年という歳月が過ぎたことに、感慨も一入(ひとしお)…

当時、23歳であったが、それまで自分が乗った鉄道路線や車で運転した道路、乗船した航路などを赤のサインペンでなぞっていた。

その後も、赤サインペンで足跡をトレースする楽しみは続き、いま改めて広げてみると、日本中が毛細血管のようになっていた。

しかし、まだまだその血管が及ばない場所も、少なからずあることに気が付いた…

子どもの頃から、時刻表や地図帳が大好きで、今もその楽しみを引きづっている。
それは…未知な土地への想像を膨らませてきたことでもある。

これからは、自分自身で描く「未来予想図」を完成させたい…
それは…人に見せられるようなものではなく、自身の胸の内や頭の中にあるもの…

長年、時刻表や地図帳を見てきたが、それら本来の目的である「行き方」を調べることから、今では自身の人生という地図を広げ、「生き方」を探す醍醐味へと転化してきた。

今朝の思わぬ記事との出会いから、久々に懐かしい地図帳と再会し、今後に想いを馳せた清々しい朝となった。
 

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