祝・CD発売30周年

カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2012年7月22日 05:39

19日から「ミュージック・ジャケット・ギャラリー2012」が行われている。
場所は高島屋新宿店1階の特設会場。

その一角に、CD草創期の展示コーナーがあった。
今年はコンパクト・ディスクが登場して30周年になるそうだ。

1982年10月1日
世界で初めて日本が世に送り出したCDは、CBSソニー(現ソニーミュージック・エンターテインメント)。
アーティストはビリージョエル
アルバムは「ニューヨーク52番街」
洋楽に詳しくない車掌長も、2曲目の「Honesty」は大好きな曲だ。

ちなみに、同時発売された世界初のCDプレーヤーも展示されていた。
SONY CDP-101 168,000円 7.6㎏

だいぶ大きく、今のミニコンポのような印象。
背面にある放熱用の「フィン」と呼ばれるギザギザの突起物も興味深かった。
再生等の各種スイッチ類は大きさや視認性に優れ、何よりも「DIGITAL」の文字が誇らしげだ。

車掌長が高校生の頃、CDプレーヤーは憧れの最先端技術であり「欲しいモノ」だった。
まだまだCDのソフトが少なく、プレーヤー自体が高価であり、LPレコードが主流であった。

近所のレンタルレコード店「友&愛」で、お気に入りのレコードを借りては、せっせとカセットテープにダビングをしていた。
その際、レコードを借りる時も返す時も、店員が入念にレコードの傷や埃がないかチェックしていた姿が懐かしい。

車掌長がCDプレーヤーをやっと手に入れたのは、1988年。
この年は青函トンネルや瀬戸大橋が相次いで開通し、日本全土が鉄路で結ばれた記念すべき年。

ちなみに最初に買ったCDは"THE SQUARE"の「TRUTH」。
ノイズのない、シャープな感覚の音に感動したことを覚えている。

時は流れて30年…
今やCDも「ダウンロード」の猛威にさらされ、衰退の一途を辿っているとのこと。

だが、車掌長は冒頭のイベントの趣旨でもある「ミュージックジャケット」の素晴らしさや「聴く手間」にこそ、音を楽しむヒントがあるように感じる。

何でも便利なるのは結構だが、便利さに甘んじると、かけがえのない価値を貶(おとし)めることにならないだろうか?
それは人やモノに対する敬意や扱いが「ぞんざい」になるとも言えるだろう。

ジャケットを手にし購入する。
アーティストの想いやメッセージを想像し、CDをジュエルケースから出す。
プレーヤーに乗せ、ローディングさせる…
そんな一連の「手間」をかけることが、一服の心地よい時間を紡ぐのだと思う。

実は車掌長は、今になって、レコードの傷や埃を拾う針の音が愛おしくてたまらない。
それは、人間も同じだと思うからだ。

生きてきた時間が長くなれば、それなりの傷や汚れがあるもの…
そして、そんな経年の宝物を自他ともに認め合うのが、時間旅行の味わいでもある。
 

コメント(10件)

希望者挙手さんからのコメント(2012年7月22日 23:16投稿)

長女の成績の悪さに、家内が激怒している今日この頃です(笑

旅と音楽はセットで思い出になることが多いですね。

車掌長と自動車で旅に出かけると、高速道路に入る時のテーマソングに「TRUTH」やTOP GUNの「DANGER ZONE」をかけていたことを思い出します(笑

「友&愛」懐かしいですね!今でいう「TSUTAYA」でしたね。

私は、今でも時々中古レコードを買っています。CD化されていない作品を見つけることも楽しみの一つです。

ジャケットのデザインも作品の重要な要素であり、歌詞カードの評論家によるライナーノーツを読んで、レコードを取り出して、クリーナーで埃を拭き取り、ターンテーブルに乗せ、針を落とすまでのドキドキ感、何よりもA面からB面にひっくり返すという、今では考えられない、面倒な一連の儀式が、何よりも贅沢な時間だと感じています。

A面B面がなくなり、ジャケットが小さくなってしまったCDさえも愛おしい時代になりましたが、私も「ダウンロード」には抵抗感を持っています。

ちなみに私が初めて購入したCDはEUROPEというスウェーデンのヘヴィメタルバンドの「THE FINAL COUNTDOWN」というアルバムでした。そして、最近購入したCDは、SHOW-YAの最新アルバム「GENUINE DIAMOND」です(笑

「ニューヨーク52番街」といえば、「MY LIFE」という曲も私は気に入っています。
この曲は、SONYの「XYZ(ジーゼット)」というラジカセのCMソングで流れていました。

実は私が今、一番欲しいものは昔のラジカセです。
東急ハンズ池袋でイベント開催中ですので、お時間があれば、こちらも覗いてみてください。
http://www.dug-factory.com/

ここでも、経済性、効率性至上主義で忘れてしまった、大切なものが見つけられるかも知れません。

車掌長さんからのコメント(2012年7月23日 05:30投稿)

希望者挙手 様

毎度ご乗車ありがとうございます。

ハンズ池袋のイベント、調べてみました!
思わず買ってしまいそうで、専務車掌に怒られそうな危険な雰囲気が漂っていますネ。

「ラジカセ」もよく旅に連れていきました。
今思えば、よくあんなに大きなものを持って列車に乗ったなぁと思います。

希望者挙手さんのレコードへの愛着、素晴らしいです!
針を落とし曲が流れるまでのドキドキ感、たまらないですよネ。
共感します。

今の時代は何事も「のりしろ」が足りなすぎると思うのです。
これらはすべて無駄なもの、非効率なものとして削ぎ落とされ、地に足の着かないような不安定な状況が多すぎます。

車のハンドルもしかり。
ある程度の遊び部分がないと、危険な挙動になりますよネ。

忙しい世の中だからこそ、自分自身で意識的に心の「のりしろ」や「遊び」を持っていないと…と感じます。

希望者挙手さんとのドライブも懐かしいです。
列車で行けないような秘湯や山道によく行き、その時々のシチュエーションに合った音楽も蘇ります。

あの頃は、カーオーディオもカセットデッキでした。
旅用に色々な曲を1つ1つ録音してつなぎ合わせ、INDEXを書くのが好きでした。
そして、頭出しができるように、長からず短すぎずの「間」を空けるのも一興でした。

希望者挙手さんが仰るように、同世代以上の者にとっては、過去の時間に存在する「忘れもの」や「落しもの」を探しに行く時間が贅沢であり、大切な気がします。

また、その時代を知らない若い皆さんにとっては、それらの時代を知ることが新しい発見につながると思います。

たくちゃんさんからのコメント(2012年7月23日 05:39投稿)

CDが登場したのは、ワタクシが小学生のときだったと
記憶しています。
当時、珍しかったプレーヤーを親にねだり
結局は買ってもらえなかったことを思い出します。

あれから30年ですか。
年を取るわけです。

車掌長のように、LPを聴ける環境がなかったワタクシが
初めて買ったのは「ミュージックテープ(合ってますかね?)」。
中学生のときでした。
今ではもう知る人もないであろう「The Power Station」の
デビューアルバムでした。

ご存知の方が聞いたら
「中学生で『Power Station』かよ!」という
ツッコミがくるところでしょうか(笑
実にませた中学生でした。

今になって改めて思い返すと
まったく畑違いの音楽性を持った4人が組んだ
当時としては実に画期的な試みでした。
就職や転居に伴い、テープもどこかにいってしまいましたが
今となっては失くしたことが悔やまれてなりません。

VAN HALENの「1984」、METALLICAの「MASTER OF PUPPETS」
テープはいろいろ持っていたはずなんですがねぇ。
実に、惜しいですな。

> 希望者挙手 さん

FINAL COUNTDOWNは、あのころの王道ですね。
僕も好きで聴いていました。
当時は1曲目の「THE FINAL...」ばかりが取りざたされていましたが
「Heart Of Stone」「Rock The Night」などを
好んで聴いていたことが思い出されます。

後にソロになったJohn Norumのギターが好きで
脱退した後は、それほど聴かなくなりました。

あとは…「Dokken」「Yngwie Malmsteen」「Racer X」…

…昔も今も「速いモノ」への憧れは少なからずあるようで…(笑

ずいぶんお会いしていませんよね。
今度是非、また、周囲が軽く「引く」ぐらいの
お話で盛り上がりたいですね。

車掌長さんからのコメント(2012年7月23日 21:00投稿)

たくちゃん 様

毎度ご乗車ありがとうございます。

たくちゃんさんが紹介して下さった曲やアーティストが全くわからず申し訳ありません!

しかしながら、きっと希望者挙手さんが、共感や持論を展開して下さると思いますヨ。

車掌長はこの哲×鉄ブログ本線の列車で、お客さん同士がご相席いただくことを嬉しく思います。
そして、そんな列車(話題)に乗務し、共に時間旅行が楽しめれば車掌冥利に尽きます。

どうぞ、狭い車内ですがご歓談を楽しんでくださいネ!

それにしてもたくちゃんさん、
30年という時間は、過ぎればなんともあっけないものですね。

車掌長も、人生の半分の時間を既に過ごしてしまったのが不思議です。

何歳まで生きられるかはわかりませんが、JTB時刻表愛読1000号が迎えられれば本望です。


匿名さんからのコメント(2012年7月24日 00:42投稿)

たくちゃんさん

ご無沙汰しております。

さすが、たくちゃんさん。「POWER STATION」わかりますよ!こう見えて私は「DURAN DURAN」好きですから(笑

ちょっと前のホンダのCMで「GET IT ON」が流れてましたね。(あえてT-REXにしないところがホンダらしい)
今はスズキがVAN HALENの「YOU REALY GOT ME」ですね。

「Dokken」あのジョージ・リンチは、ランディ・ローズ亡き後、ランディのギター教室を引き継いだんでしたね。
「Yngwie Malmsteen」は、高校生の時に「ALCATRAZZ」で初めて聴いた衝撃が今も忘れられません。
「Racer X」「セカンド・ヒート」はかっこいい!ポール・ギルバートの「Mr.BIG」もいいけど、スコット・トラヴィスの「JUDAS PRIEST」は最高!

すでに、鉄道ファンからは引かれるようなノリになってしまいましたが、車掌長のお言葉に甘えさせていただきます(笑


車掌長さん

ヘビメタにも鉄道の曲があるんですよ。
Ozzy Osbourneの「Crazy Train」です。

ドボルザークの「新世界」は鉄道の走る音をヒントに作られたと言われてますが(中学校の英語の教科書でそう紹介してた)、それ以上に鉄道っぽい曲だと思いますので、機会があれば、You Tubeなどでご覧になってみてください。

機関車が今から発車するようなイントロから疾走するサビまで、この感じは、実はヘビメタ・ファンよりも鉄道ファンの方が理解してもらえるかも知れません。

希望者挙手さんからのコメント(2012年7月24日 00:44投稿)

↑↑↑すみません。熱くなり過ぎて、名前を入力するのを忘れてしまいました・・・

車掌長さんからのコメント(2012年7月24日 21:00投稿)

希望者挙手 様

今日、所用で板橋方面へ行き、思わず途中下車でハンズ池袋に寄ってみました。

例のラジカセの展示イベント、こじんまりしたコーナーでしたが、置いてあるものはなかなか良かったです!
子供の頃、年上の従兄弟が持っていたものもあり、懐かしかったです。

整備済みのものも販売していましたが、5~7万円ほどと高価で、見るだけで楽しみました。

驚きだったのは、初代Macintosh(128kかな?)が置いてあり、何か映像が流れていたことです。
懐かしいデザインですが、今見ても新鮮でした。

「Crazy Train」もぜひ聴いてみたいと思います。

色々とご紹介いただきありがとうございました!


希望者挙手さんからのコメント(2012年7月25日 01:25投稿)

「ラジカセのデザイン」に行かれたのですね。
小さなスペースではありますが、当時のラジカセがきれいにオーバーホールされて展示されている様子は、楽しかったのではないでしょうか。

私はAIWAのCS-85Xというラジカセが欲しいのですが、ラジカセ貯金でもしなければという感じです(笑

MACもありましたか?私が初めて買ったパソコンがMACのPERFORMERという機種でした。懐かしいです。

そうそう、「CRAZY TRAIN」は、こちらがおススメです。

http://www.youtube.com/watch?v=6aS3WKckqKM

たくちゃんさんもご一緒に、ヘビメタ列車をお楽しみください。

ヴォーカル:オジー・オズボーン
ギター:ランディ・ローズ
ベース:ルディ・サーゾ
ドラムス:トミー・アルドリッジ

私にとってOZZYバンドの最高期です。

たくちゃんさんからのコメント(2012年7月26日 06:07投稿)

たくちゃんでございますよ。
ワタクシのしょうもないコメントに再三のお返事
まことにありがとうございます。

> 車掌長 さま

いや、懐かしいですね。
古い機械は、見ているだけで楽しいものです。

僕が一番初めに親に買ってもらったラジカセは
カセットテープも1本しか入らない
シンプルなものでした。
その後、初めて自分でラジカセを買い換えたとき
「これでCDのダビングもできる」と
うれしかったのを思い出しました。

今ではカセットテープも「昔懐かしい」時代になってしまいましたね。
CDのデータ保存年数は、大体20年と聞いたことがあります。
アナログのよさも認めていいと思いながら
お客様のデータのバックアップを
DVDに取り続ける毎日です。
こんなバックアップを毎年のようにしています。
データが消えてしまっては、洒落になりませんので…。

> 希望者挙手 さま

初めてのPCがPerformerだったとは!
希望者挙手さんの「通」な一面がもうひとつ
垣間見えたような気がします。

我々(ワタクシと相方)が、初めて買ったPCは
「Power Macintosh 8600-200-zip」でした。
ワタクシがデザインやグラフィックの仕事に
初めて就いたとき、
編集マシンといえば「Mac」があたりまえでした。
会社では「Power Macintosh 9500」が
鎮座していた記憶があります。
15年前としては破格のメモリ768MB搭載可能マシンに
少なからずあこがれていた覚えがあります。

> 車掌長 さま
> 希望者挙手 さま

Crazy Train 見てみましたよ。
以前はよく聴いていた曲でしたから
いや、懐かしいですなぁ。

この時期のOZZYバンドのメンバーは
確かにとんでもないですな。
ルディー・サーゾはWhitesnakeなんかでもやっていましたし、
トミー・アルドリッジは、まさに言うに及ばず。
こうなると、ランディが亡くなってしまったのは、
まことに惜しい。
今はタッピングといえばエディーやVaiなど
すごい人が多いですし
特に取り上げられることも少ないものですが
初めて表に出たのがランディだったと思います。
いや、そういった意味でも、まことに惜しい。

…ますますサイトの趣旨からかけ離れていってしまっています。

> 車掌長さま

こんなんでいいんでしょうか…(笑?

車掌長さんからのコメント(2012年7月26日 22:25投稿)

たくちゃん様

こんなんで良いのです!
もちろん、サイトの趣旨からも脱線してませんヨ。

哲×鉄ブログ「乗務日誌」は、ご乗車(コメント)いただいた方やご相席いただいた方と、共に目に映る車窓の景色(世の中の諸々etc)を楽しむのが趣旨です。

入口こそ時刻表(鉄道)のサイトですが、時間軸を羅針盤として、その時々の列車(話題)に乗り、自由に過去に戻ったり未来を見据えたりすることを楽しめればと思っています。

車掌長もたくちゃんさんや希望者挙手さんをはじめ、今までご乗車いただいた方々の想い出話を疑似体験させていただき、共感したり、新たに知ることの多さを新鮮に感じ、日々楽しく乗務しております!

今度、ぜひ3人で本当の旅に出るのもきっと楽しいですネ!
そんな日を楽しみにしています。

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大人の超合金「新幹線0系」

カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2012年6月17日 05:56

発売開始から約4か月。
本当に欲しいものか、幾度となく自問自答し、ついに手にしたものがある。

大人の超合金「夢の超特急・新幹線0系」だ。

バンダイ「大人の超合金」シリーズは、これが第4作目。
他にアポロ11号、スペースシャトル・エンデバー号、小惑星探査機「はやぶさ」がある。

このシリーズのコンセプトは、"世に感動を与えたものを再現する"こと。
なるほど、どれも世界中の注目を集め、人類の「英知の結集」といえる顔ぶれ…
第1作から3作まで宇宙開発に関わるものばかりの中、4作目が新幹線だったことは嬉しい限りだ。

どれも精密・精巧に再現されているが、0系はひときわその完成度が高いそうだ。
それは「実物」が存在していたことだという。
(確かに、他のものは実物が既になかったり、機密事項に関することが多いので、取得できる情報に限りがあるだろう。)

これは直接見て制作に反映できるという点で、非常に意義深いことだ。
更に、設計に関わった星晃氏の監修、開業初日一番列車運転士の大石和太郎氏の取材もポイント。
それらが結集され、細部に渡り緻密な作り込みが実現した。

しかしながら、このシリーズはどれも「高嶺の花」だ。
税込希望小売価格で、アポロ11号(52,290円)、エンデバー号(47,250円)、はやぶさ(24,150円)!
新幹線0系にいたっては、ナント78,750円…

いわゆる「超合金世代」の40代男性が好むテーマや意匠、価格設定が心憎いところだ。
可処分所得の低い車掌長には、「大人の超傲慢」シリーズ的な商品に位置づけられた。

負け惜しみではないが、昨年8月の発売発表時は欲しいと思わなかった。
しかし、今年2月下旬に発売され、雑誌での紹介、バンダイのHPで見るうちに食指が動き始めてしまった。

そして、決定的だったのはやはり実物を見てしまった瞬間だ。

そこには定価より2万円ほど安い値札が付いていた。
その時、「大人買い」の衝動に駆られたが、すぐさま脳裏に専務車掌の顔もチラついた。

それから時は流れ、6月。
久々に実物を鑑賞したく、某カメラ量販店で尋ねたら「売り切れ」とのこと。
直感的に他店も同じ状況かと案じ、後日何店か尋ねたら案の定…

先日、秋葉原の数店で在庫を発見。
専務車掌同行の下、一番安かった某店のプライス(感謝セールで半額)を見ていただき、念願成就!

家に戻り、梱包を開けることから楽しみ、ディスプレイ完了。
個人的にも思い入れのある「新幹線0系」を、飽きずに眺めたりいじったり…

眼前の造形美から、幾つもの想い出が「時間旅行」として出発した。

 

コメント(2件)

希望者挙手さんからのコメント(2012年6月19日 21:33投稿)

車掌長の気持ち、痛い程わかります!

私も3年前にバンダイS.I.C.フィギュアの「自分魂」仮面ライダー(THE NEXT)をオーダーメイドしたことを思い出しました。

仮面ライダーのマスクを取った顔を自分の顔にできるという、高さ18cmほどの精巧なフィギュアで、可動域も広くS.I.C.サイクロン号にも乗れます。
もちろんサイクロン号(THE FIRSTバージョン)も買って、合わせて2万円弱でしたね。

1,000体限定の3回で計3,000体限定発売でしたが、3回とも即日完売でした。もちろん、私は初回に申し込みました。

大人の超合金シリーズはいいですねぇ。私も0系は欲しいと思いましたが、趣味の多い私には我家の財務大臣から許可がもらえませんでした(笑

車掌長さんからのコメント(2012年6月19日 22:45投稿)

希望者挙手 様

毎度ご乗車ありがとうございます。

♪男には自分の世界がある…と、ルパン三世の歌にもあるように
「男」というのは、人それぞれに「美学」「ロマン」「収集」「習癖」etcがありますネ。

希望者挙手さんの仮面ライダーも共感しますヨ。
オートレーサーの「本郷猛」、懐かしいです。
バイク屋のオヤジさん(名前は忘れました)も、いい味出してましたネ。

しかしながら、そのバンダイのオーダーメイド・フィギアは知りませんでしたが…

それにしても希望者挙手さんは趣味が広くて驚きです!

別件ですが、人造人間キカイダーも良かったです。
どちらも石ノ森章太郎の作品です。
彼の作品では「サイボーグ009」も大好きでした。

東日本大震災前、石巻にある「石ノ森萬画館」に行ったことがありますが、サイクロン号に乗るバーチャルゲームがあり、夢中になって跨りました。

40代半ばになっても、子供っぽい車掌長です。

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KILKERRAN

カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2012年6月 5日 23:33

 今宵、前職の同僚と久々に再会。
在職中の思い出話や近況を聞き合った。

彼は入職して5年目だという。
他人の時の流れは速く感じるものだ。

5年という節目に思い出すお酒があった。
シングルモルトの「KILKERRAN」(キルケラン)だ。

詳しいウンチクはわからないが、車掌長がこのお酒を気に入ったのは次のフレーズ。
"Work in Progress"(ワーク・イン・プログレス)。
意味は「未完成」「発展途上」とのこと。

2004年に創業した蒸留所のファーストリリースが2009年。
つまり、5年物にして初めて「ウイスキー」として世に出したことになる。
そして、ラベルには先述のフレーズ…

車掌長は「発展途上」であることを、自ら申告したウイスキーに興味を抱いた。
今後は毎年、7年物、8年物…という具合に、その仕上がり具合や熟成の過程を確かめるのも楽しいと思う。

同様に、今日再会した同僚の、今後1年1年の成長も楽しみにしたい。
そして、5年後に「10年」の時間の経過と厚みを味わいながら杯を交わし、思い出話に華を咲かせたい。
車掌長はそんな「時間旅行」をできることが嬉しく、幸せなひとときだ。

日々、今週や来週に解決できるような業務内容ではないらしいが、彼ならきっと何かを成就するだろう。
拙速でなく、KILKERRANのように、時間をかけて…
小手先ではなく、大局を見極め、良い仕事をしてほしい。

 

過去に学びmust

カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2012年6月 2日 05:50

 今日のタイトルは「過去に学びますと」と読む。
そして、「過去に学ばなければならない」という願いを込めている。
これは「哲×鉄」が大切にしたいと考える、時間旅行の柱の1つだ。

先日、福井県の原発が再稼働に向けて大きな舵を切った。
現在日本で稼働している原発はゼロである。
短期間ながら原発による電気を使わずに社会は動いていた。

このタイミングで政府が「脱原発」の方向や姿勢を打ち出したり、明確にすれば、新たな「未来」があったと思う。
もう原発は「稼働しない」と決まれば、新たな産業や技術、商品に目が向けられ、商売人は算盤を弾き始めただろう。
そして、そうした動きは世の中の新たな活力になる可能性があったと考える。

今回の首相の判断は「無哲学」な日本を露呈した。
再稼働を判断したのは、マンネリの顔ぶれ…
政府、電力会社、関係自治体首長の面々。

関西首長連合で原発に対する厳しい意見を出していたことに期待はあった。
しかしながら、鼻息の荒かった某市長も「敗北宣言」を出す有様に、多くの国民は結局パフォーマンス的に声高に叫んでも「変わらない」失望を抱いたことだろう。

そこで不思議に思うことがある。
「3.11」は何であったのかと…

いまだ収束などしていない福島原発の惨状や、生まれ故郷を失った方々の怒り、落胆は置き去りのままだ。
失敗から何も学んでいないこの国の態度を、日本中の子供や世界中の人々は見ている。

そもそも、原発の在り方について多くの識者が論じているが、哲学者や社会学者、文化人のようなジャンルの人がメディアに露出する場面が極めて少ないのが気になる。
「筋道」「筋論」から方向性を導こうとする声が聞けないのは残念でならない。

いまの状況は、すべて経済の「カネ勘定」で物事が優先され、「人」が犠牲になっている。
素人にはわからない専門的な用語や数値で「安全性」を唱えてもわからないし、そもそも言葉の使い方が間違っていないだろうか?

少なくとも、3.11以降、原発に対する多くの人々の認識は、「安全性」ではなく「危険性」だ。
危険性がどれほどかと説明した方が、よほど説得力があり、物事を考える材料になる。

原発は「事故が起きたら大変なのに、必要か?」
このシンプルな問いこそが全てではなかろうか?
「安全性」という言葉を平気で使うこと自体、結局3.11が教訓になっていないことを残念に思う。

地震大国日本に「絶対安全」はあり得ない。
そして、絶対でないなら再稼働してはならない。
それが時間旅行者である車掌長の「過去に学びmust」の答えだ。

 

コメント(2件)

たくちゃんさんからのコメント(2012年6月 3日 06:10投稿)

原発のことを語るとき、必ず引き合いに出されるのが
「ないとやっていけない」ということのようです。

…もっとシンプルに考えられないんでしょうかね。

処理に数万年(あるいはそれ以上)かかる
有害物質を子孫に残して、
現在の人間が死に絶えた後でも、延々残っていく。

これはもはや、「罪」ではないでしょうかね?

「倫理」という視点で論じることができない。
これはどうかと。
今がよければ、それでいい。
これはどうかと。

自分たちの力で完全にコントロールできないものを
扱うっていう事は、
「安全」なんてこととは
かけ離れていると思うんですがね?

増税だの何だという前に、考えなければいけない
「モラル」とか「倫理」とか
あると思うんですがね。

車掌長さんからのコメント(2012年6月 3日 09:24投稿)

たくちゃん 様

毎度ご乗車ありがとうございます。

「(原発が)ないとやっていけない」。
確かに財界を中心に聞き飽きるほど言われるフレーズですネ。

しかしながら、「ザイカイ」って一体誰なのでしょうか?
一括りにしているのでその張本人や顔ぶれが見えてきません。
いっそのこと、原発がなければやっていけない会社名や経営者を新聞の意見広告等で、一覧表にして主張してもらいたいです。

原発がなければ生産できないモノや、造られた商品に、何でも「eco」を銘打って販売するなら、そんな商品は買いたくありませんし、そもそも「eco」ではないし、「人に優しい」「地球にやさしい」というPRも本末転倒です。

また、目先の利益追求のために、新興国向けに大量消費を押し付けるための大量生産スタイルは、この勢いだと地球の環境が取り返しのつかない事態を招くのは必至です。

そして何よりも、僅か1円の円高で、数億円、数十億円の損失が発生してしまうような、今日の経済の仕組みや在り方に疑問を感じます。

今、日本のサラリーマンの大多数や、中小零細企業でモノづくりに勤(いそ)しむ真面目な人々の1人1人の給料が年々削られています。

その一方、徹底したリストラ大号令による人員削減の下、1人あたりの労働時間やこなす量は増大し、サービス残業も恒常化しています。
また、採用の扉が閉ざされた結果、若者の雇用も奪われ有名大学を出ても就職浪人する有様です。

そんな人々の努力や私生活の犠牲が、為替によって、一瞬にして吹き飛んでしまう…

これが「グローバル経済」であり、それを支えるために必要な「原発」であるなら、個人の「真の豊かさ」や「幸せ」「安心」はどこで担保されるのでしょうか?

つまり、「経済優先」で原発を稼働させても、シンクタンクのブレーンでさえ、将来の経済動向を言い当てることができない不透明な現代社会であるなら、人類的リスクや禍根を残すような原発を再稼働させるメリットが、どこにあるのかはなはだ疑問です。

「人の命」は「経済」や「技術」に優先する問題です。
そして、それを経済界、産業界、その他諸々の業界で理解し実行できる共通言語が、本来は「倫理」なのだと思います。

いま原発を再稼働させなくても、既に使用済燃料の安全保管や最終処理方法など、課題は山積です。

少なくとも、再稼働によってこれ以上使用済核燃料を増やしてはいけませんし、脱原発による代替エネルギーの開発や技術を、日本が本気で取り組めば、できない課題ではないと信じたいです。

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人生時計

カテゴリー:③番線:時間旅行、時刻表方面 2012年5月 7日 05:29

専門学校教師時代、飲食店である漫画を見ていて出逢った素敵な考え方がある。
「人生時計」という話だ。
この漫画の作者も題名も全く覚えていないのが、残念でならないが、内容はこうだ。

或る主婦が年々歳をとることに葛藤していた。
ある日、近所の年上のオバサンに、自分の年齢を3で割ってみる「人生時計」の話をされる。
その主婦はオバサンに歳を聞かれ答えると、「ちょうど12時頃ネ」と言われ、まだまだ「これから」があるのヨ!と言われ、その焦燥感がうすらいだ。

正確ではないかもしれないが、こんな話だったと記憶している。

当時、専門学校で教師をしていた車掌長は、よくこの話を学生にしていた。
18~20歳前後の場合、人生時計で言えば6時くらい。

一般的にはちょうど起きる頃で、身支度をして学校や仕事に出かける準備の時間帯だ。
だから、この専門学校時代は社会に出る前の大切な準備時間。
しっかり勉強し、資格をとって、望む仕事に就けるよう、励ましたり動機付けをしたものだ。

ちなみに、車掌長はいま14時半を過ぎたあたり。
午後の眠気覚ましにお茶の時間でも…と優雅なひとときかと言えば、実際の仕事や生活の状況はそんな余裕のあるものではない。

だが、この「人生時計」の話は示唆に富むものが多い。
60歳で20時。夕食も終わり、1日の中では一番リラックスできる時間帯であり、「お疲れ様でした」と周りも労(ねぎら)いたいところだ。

しかし、今は「まだ働き盛り」などと持ち上げられたり、年金がもらえる年齢まで働かなければならないサラリーマン諸氏が多い。
その一方、不況で厳しい雇用環境下、若者の就業率は下がり、働く場が少なく「奪い合い」となっている。

このアンバランスな状況は、日本の病だと思う。
早く、この漫画の「人生時計」のような年齢に応じた「人生の時間」に戻って、精神的に豊かな人生を送りたい。

翻(ひるがえ)って、今の日本はこの人生時計に置き換えると、一体何時なんだろうか?
感覚的には「成熟」した年齢となり、それなりの時間になるように思う。

中国、インドなどは、経済的な尺度で言えば、グングン背が伸びているような歳で朝方の時間となり、アフリカはまだまだこれから「目覚め」てくるだろう。

ここで車掌長は思う。
働き続けることが、経済成長を持続させることではないだろう。
日本も40年ほど前は働けば働くほど、経済成長し、人々は見た目の豊かさを享受してきた。
当時のJTb時刻表を見ても、年々輸送力増強の足跡がわかる。
だが、その成長は無限ではあるまい。

どこかで、別の価値観へ舵(かじ)を切らなければ、この国はパンクしてしまいそうだ。
幸いにも昨日、全国の原発が全て停止した。
これはニュースの1つで収まることではない。
違う価値観へ舵を切れるかどうか、という貴重な契機だ。

原発を動かし続けることが、経済成長を持続させることではないだろう。
日本は「原発」という人災と、「津波」という自然災害を、世界的な教訓として今後活かさなければならない。
そして、そのための叡智(えいち)や技術、人と人とのつながりこそが、世界での信頼やこの分野でのリーダーシップを取れる国になれると考える。

成熟した時間を過ごしているはずの日本は、もはや世界を「まねる」時分ではない。
きちんと、自国の主張をできる文化も、技術も、立場や交流もあるはずだ。
グローバル社会や競争と言っても、結局国内の似たような分野の会社同士で、共倒れになっているのが痛々しい。

いまこそ、日本という国の「時間」に気付き、日本にしかできないことや立場から、物事を発信してほしい。
そんなことを、「人生時計」は教えてくれているように思う。
 

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